Books and Cartoon

洋書とカートゥーン、あといろいろ。

プロフィール

絵を描くのは楽しい。

1月のカレンダー

1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

バックナンバー

 

新着日記一覧

01月29日
01:32

Olivia sharp Nate The Great's Cousin The Pizza Monster
author Marjorie Weinman Sharmat and Mitchell Sharmat

Olivia Sharp は、かの少年名探偵 Nate のいとこ。サンフランシスコの邸宅に使用人たちと住んでいる。普通のお嬢様である彼女にはもうひとつの顔がある。それは人には言えない秘密の依頼を受け難事件を解決するエージェントなのだ。今日も同じ学校に通う目立たないダサ坊 Duncan から世界の終わり(もっとも彼はいつもそういっているのだが)だとの電話を受け、Olivia はさっそく彼の元へと車(もちろん運転はおかかえ運転手)をとばすのだが・・。

普通の家庭の少年探偵 Nate のいとこは、リッチなお嬢様。大抵のことはお金で解決できるのだが、受ける依頼はお金ではどうにも解決が難しい難問なのだった。それでもいとこの Nate と同じく持ち前の分析力と知恵で解決に導いていく、ハードボイルドの Nate とはまた一味違った名探偵。それほど期待はしていなかったけれどなかなか面白い。やはり Nate の作者だけのことはある。それほどたいしたことのない事件なんだけど意外と解決が難しいという問題の選び方、その見せ方がいいですね。リッチなお嬢様らしく依頼に対してあわてずあせらずの姿勢がまた面白い。

01月27日
11:36

A to Z mysteries The Absent Author
author Roy Ron 読了

Green lawn に住む少年、Dink は小説家 Wallis Wallace の大ファン。そのWallace が Dink の出した手紙を読んで Green lawn の書店でサイン会を開いてくれることになる。大喜びの Dink は親友の Josh と、同じく Wallis Wallace の愛読者で隣りに住んでいる Ruth Rose と共にサイン会場の書店に行くが、予定の時間になっても Wallis Wallace が現れない。Dick はWillais からの返事の手紙の文面を思い出す。「誘拐でもされない限り、必ず行きます」。大変だ、 Wallis Wallace は誘拐されたのかもしれないぞ。Dink と友人たちは、真実を確かめるため調査に乗り出すのだが・・。

これも多読をしている人たちの間でよく名のあがる児童図書。ちょっと前の Nate the great とおなじく少年探偵物だが、もうすこし上の年齢向け。小学生の真ん中くらい向きだろうか。日本でもシャーロック・ホームズや明智小五郎と少年探偵団の子供向けがあるように(最近の日本の作品で児童向けミステリーを知らないもので・・)、海外でも(ていうより海外のほうが、かな)探偵ミステリーは人気なんですね。シリーズタイトル A to Z の通りに頭文字Aから始まりBCD・・と続いていきます。

事実をひとつひとつ積み重ねる地道な調査が得意な Dink。絵が得意で直感的な Josh。得られた事実を繋ぎ合わせる Ruth Rose の三人組み。探偵の3要素を三人にふりわけているんですね。特に Ruth Rose はいいキャラクター。三人は無事消えた作家の謎を解けるのか。もちろん意外な結末が待っているわけですが。これもミステリーの重要な要素ですね。

01月23日
23:33

ああっともうあと数時間でカンファレンスチャンピオンシップが始まりますね。

ボルチモアが敗退したショックでしばらくほったらかしてしまいましたが、カンファレンス・チャンピオンシップはAFC、NFC共に第2シード対第6シードの戦いとなりました。今年の混戦からシード順がそのままチームの強さとは限らないというのが前提としてありましたが、第6シードが共に勝ち残るって言うのがこれまたすごい展開。

ボルチモアatピッツバーグ。前半リードして後半逆転されるというシーズン中の負けパターンでまた負けてしまったボルチモア。それでもギリギリまで粘ったんですけどね。ディフェンスチーム同士の意外と点が入った試合でもありましたが、う~ん。ボルチモアはもうひとつ足りなかった感じですねえ。
グリーン・ベイatアトランタ。粘り強く得点を重ねるアトランタオフェンスを封じ込めたグリーン・ベイディフェンスの勝利。そしてこれまたこつこつタッチダウンを重ねるアーロン・ロジャース率いるグリーン・ベイオフェンスの確実さも素晴らしい。
シアトルatシカゴ。これははっきりチーム力の差が出た感じでしたね。ニュー・オーリンズに勝った勢いもシカゴの寒風に吹き消されてしまったようで。
NYジェッツatニュー・イングランド。シーズン中最強だったニューイングランドに第13週ぼこぼこにされたNYジェッツの鮮やかなリベンジでしたね。前回対決でいいようにパスを通してきたブレイディに対してNYディフェンスがレシーバーの徹底マークとパスラッシュでこれを粉砕。シーズン終盤にどん底に突き落とされながらの復活勝利。お見事でした。

結果AFCはNYジェッツatピッツバーグ。NFCはグリーン・ベイatシカゴ。いずれも強力なディフェンスが売りのチームばかりでありながら、ちゃんと得点もあげて勝てるチームなので、チャンピオンシップゲームは面白くなることうけあいですね。

個人的には、スーパーボウルはグリーン・ベイ対NYジェッツが見たい(こういう人は多いに違いない)。そうか第6シード同士の対決っていうのはもしかして初めてなんじゃない?

01月23日
22:41

Magic Tree House #05 Night of The Ninjas
Magic Tree House #06 Afternoon on The Amazon
Magic Tree House #07 Sunset of HTe Sabertooth
Magic Tree House #08 Midnight on The Moon
author Mary Pope Osborne 読了

再び森の中に現れたマジック・ツリー・ハウス。Jack と Annie はそこでツリーハウスの持ち主 Morgan Le Fay のメッセージが書かれた紙片を見つける。呪文にかかった Morgan が Jack と Annie に助けを求めているのだ。Jack と Annie は Morgan の求めに応じて、ツリー・ハウスに現れたネズミの Peanut ( Annie がそう名づけた ) と共に、忍者のいる中世日本、アマゾンの熱帯雨林、氷河期のヨーロッパそして月世界への冒険に出かけるのだった。

ある夏の日、ペンシルバニア州、フロッグクリークの森の中、高いオークの木の上に現れた不思議なツリーハウス。本でいっぱいのそのツリーハウスで Jack と Annie 兄妹が見つけたものは部屋いっぱいの本だった。本に描かれた絵を指差してそこに行きたいと願えば、時と場所を越えていどこへでも行くことの出来る魔法の家。Jack と Annie は恐竜時代、中世イングランド、古代エジプト、海賊船での冒険を体験する。そして彼らは魔法のツリーハウスがアーサー王時代の魔女 Morgan Le Fay が、世界中の時と場所から本を集めて回るための物だったことを知るのだった。
これが第1巻から4巻目までのおはなし。マジック・ツリー・ハウスは4巻ごとにひとつのストーリーになっているわけですが、今度は4つのアイテムを集めるために4つの世界を巡るクエストになっていてただの世界めぐりじゃなくなってます。慎重派だけれどもやるときはやる Jack と、子供ならではの怖いもの知らずの Annie は名コンビ。事実をもとに Jack と Annie と共に我々の住む世界を読者(子供たち)に紹介するこのシリーズは、やさしい英語による世界の旅みたいなものなので多読にもぴったりですね。

01月22日
09:25

てなことで、映画「キック・アス」があまりにおもしろかったので、映画館を出たその足で紀伊国屋により、原作コミックを買ってしまいましたよ。紀伊国屋洋書コーナーにはコミックも置いてあるので、きっとあるに違いあるまいとせんめんき。で、ありました。表紙が映画の「キック・アス」だ。映画になったらすぐ映画の表紙になるのはアメリカも日本も同じですね。もっとも、コミック版「Kick-ass」の他のバージョン(があるとしたら、あるだろうけど)を知らないので、これが映画公開あわせの表紙なのかどうかたしかなことはわかりませんが、だいたいそうに違いない。

コミックのほうがリアルだ。
なんだか、不思議な感じですが、コミックの方がより現実味があります。主人公の孤立感がずっと強いし、最後の戦いに向かう無茶っぷりもコミックの方により説得力を感じる。

映画の方はもっとファンタジーだ。それはやっぱり映画というメディアのもつ力を生かしているとも映画が避けて通れない部分を表しているともいえるので興味深い。もちろん両方とも面白いんで、両方それぞれに楽しめますね。とにかくこのコミックをあの映画に作り直したのはお見事というほかない。

ヒットガールはどっちもいいぞ。ビッグダディはやっぱりニコラス・ケイジのやりたい放題だったのか?さすがだ。さすがすぎる。

01月21日
23:01

すっかり忘れていたがそろそろアルブレヒト・デューラー展にいかないといけないなと思ったらすでに先週で終わっていた。

なななああんてえこったあああ。または、OHMYGOOOOSSHHHH!

そんなわけで、「キック・アス」を観てきましたよ。どんなわけなんだか。
いやはや。面白かった。見事な脚本だ。バランス感覚が最高。もうすこしどっちかによっていたら(より漫画的かより映画的に)こんなに面白くはならなかっただろう。シリアスな展開になってからもスーパーヒーローものでよくあるシーンを実に上手いことはめ込んでいるのは感動ものだ。遠慮のない暴力描写も製作側の覚悟の程がうかがえる。つーか、ヒットガールが良すぎ。ニコラス・ケイジ素晴らしすぎだ。音楽もよかった。原作(とはいってもコミックの最後の方は映画制作と平行していたと解説にあったが)コミックとはまた違った映画としての「キック・アス」だったのだな。大変満足いたしました。サウンドトラックが欲しくなったよ。
エンドクレジッドの時の最後の歌は、そのエンドクレジットの劇中歌リストからみて、「キック・アス」のテーマなのか?青春やったるぜパワー全開な歌詞がまたいいんだな。

それはそれとして、ヒットガールを見ていて誰かににていると思ったら、そうだロープガール(ティーモ・シュプリーモ)だよ。マスクした顔の目元がそっくり。ちょっと目じりが長くて垂れ目なところがね。そのへん、イラスト参照ってことで。

01月19日
09:56

せっかく12色あるのでもっといろいろ色を使おうということで、3原色キャラ、少年マフラーを描いてみました。

これも左右非対称のデザイン。
なぜ左右非対称が好きかというと、漫画でいろんなポーズや角度の絵を描いたとき、左右非対称なら体の向きがはっきりわかるから。

少年マフラーは、天才科学者(ついでにギーク)を父に持ついたって普通の少年(そんなこともないか)マコトくんが父親から無理やり押し付けられたスーパースーツをいやいや身に着けて、ご町内の平和をみだす悪者たちと戦うはめになるという少年スーパーヒーローものです。マフラーという名前はスーパースーツにマフラーがついているので、それをデザインした父親と、その姿をみたご町内の人々がそう呼んだから。本人は一回も自分からマフラーとは名乗っていない。

01月19日
09:40

と、いうわけで、こちらが本当のオリジナルデザイン。

でも、胸と手の甲の丸いものは何なのか決めてなかったので、前はちょっと光沢をいれてみたけわけですが、ここではちょっとラインをいれて別の素材っぽくしてみましたよ。

じつは右腕を大きく描きすぎて、今度はフォトショップで修正しました。下書きのラインもそのままで全然わからない。さすがフォトショップだ。

青系ばかり使っていると青だけすぐなくなってしまいそうなので、今度は赤だ、とばかりに赤系をつかってみたら、みたらだ、赤のような色は前の濃い青よりさらに芯がぼろぼろで、削っちゃ折れ削っちゃ折れと、あっというまに1/3の長さになってしまって、今出ている芯の部分ももう折れているという有様。うう~む。これはさすがに・・・。つーか一本10円でそれぞれの色を売っててくれればいいのになあ。

01月17日
22:47

スケッチを見返してみたらやっぱりあちこちかなり違っていた。こちらがオリジナルのデザイン。

頭とか服のラインとか修正したいけど、紙に色鉛筆ではそうは行かないのだな。修正するくらいなら最初からちゃんと描け、ってことだな。そう考えるとデジタルって便利だなあ。もちろんフォトショップの力を借りれば簡単に修正できるけど、そうはしないのだった。

ところで、100円色鉛筆。濃い青色。なぜいちいちこう書くかというと鉛筆ごとに色の名前がついていないからなのだった。しかも塗ってみると少々薄めに色が出るので、藍または群青に見えても実はやや濃い目の青だったりするのだった。それはそれとして。濃い青色を削ってイザ線を引こうとしたらあっさり芯が折れた。また削って線を引こうとしたら、また折れて、また削ってまた折れた。さすが100円。つーか一色だと8.2円くらいですか。芯の固め方がわるくて一部すが入っているようになり、すかすかっとおれてしまうのだな。あっという間に短くなっていく。今のところ他の色は大丈夫だが、いつまた折れるとも限らないのであった。

01月17日
10:29

Lizzie Zipmouth
author Jacqlulline Wilson 読了

母と二人で暮らしていた Lizzie。でも母が2度目の再婚をして、新しい父親と兄弟ができた。しかし Lizzie には新しい家族が受け入れられない。最初の再婚での父親との関係が悪く、そのことが忘れられないからだ。かたくなになった Lizzie は新らしい家族の前で口をきくのをやめてしまう。そんなある日。家族と一緒に義父の祖母の家を訪問した Lizzie は、曾祖母の家いっぱいのドール・コレクションに魅入られる。曾祖母の前では、少しずつ変わっていく Lizzie。彼女は新しい家族を受け入れ、また、彼女自身受け入れられるように変わっていけるのだろうか。

家族や友人などの身近な人間関係はジャクリーン・ウィルソンの得意分野ですね。主人公自身の強い思いと、それをなかなか理解してもらえないつらさ、そこにあらわれる違った視点をもった第3者、というのが上手い構成で、そのような構成をとってもまたストーリーごとにまったく違った人物を配置できるのもこの作者の上手いところ。普通の家族の上に起きる普通に辛い出来事も避けたり、都合よくごまかしたりしないところもいい。対象年齢が低くても高くてもそのために文章の平易さは違っても、同じようなスタンスであることが素晴らしいですね。

新着イラスト一覧

目元がそっくり、かな?

目元がそっくり、かな?
(2011年01月21日 23:48)

少年マフラー

少年マフラー
(2011年01月19日 09:48)

robo-girl04

robo-girl04
(2011年01月19日 09:29)

robo-girl05

robo-girl05
(2011年01月19日 09:29)

robo-girl03

robo-girl03
(2011年01月17日 22:20)

robo-girl01

robo-girl01
(2011年01月14日 07:48)

colored with color pancils

colored with color pancils
(2011年01月14日 07:48)

robo-girl02

robo-girl02
(2011年01月14日 07:48)

Agent Kitty Katswell

Agent Kitty Katswell
(2011年01月09日 06:08)