Marvin は Pompaday 一家の家の台所の流しの奥の壁の中に住む甲虫一家の息子。Pompaday 家の長男 James は離婚した母と、母の再婚した義父、そしてその2人の間に出来たまだ赤ちゃんの弟と暮らすおとなしいが実はとても利発でやさしい少年。しかし、家庭のなかでの自分の存在のあいまいさを感じている。そんな James の悩みを感じ取っていた Marvin は、表向きはにぎやかに見えても結局一人で誕生日を迎える James に贈り物をしようと考え、拾っていたコインをプレゼントすることに。夜中、コインを James の部屋に届けた Marvin は、机の上に James の離れて暮らす画家の実父からプレゼントされたドローイングの道具が紙とともに置いてあるに気が付く。Marvin は好奇心に駆られて窓から覗く街角の風景をインクと前足で描くが、その様子を目を覚ました James に見つかってしまう。
Marvin の描いたのは写実的で実に微細(何しろ小さな虫だから)な素描画。Marvin はこのことで絵に対する自分の情熱を知り、James は Marvin がくれたこの絵から不思議な友情を感じていく。
ところが、その素描画が James の母の目にとまり、それをきっかけに Marvin と James は画家、アルブレヒト・デューラーの盗まれた素描画をとりもどすための計画に参加していくことになるのだが・・・。
新着日記一覧
18:29
はち
ご存知の方もおいででしょう。集英社文庫の夏の文庫本フェア、ナツイチのキャンペーン・キャラクター、はち。
紀伊国屋に行ったら文庫本コーナーの天井からぶら下がっていた。みれば、今年のキャンペーンで、8冊のスペシャルカバー版文庫本だとか、文庫本を買うとはち携帯ストラップフィギュアがもらえるよ、とかやっていたというではないか。出遅れた。てゆーか9月になってから夏休み用のキャンペーンに気が付くというのもどうか。すでに周回遅れもいいとこだ。
携帯ストラップはすでに配り終わっているぽく本を買ってももらえなさそうだったので、すごすごと退散。つーか携帯ストラップよりあのぬいぐるみがいいなあ。むかし、花の万博というのが大阪で開かれたことがあって、そのキャンペーンキャラ以来ですね、こういうキャンペーンキャラが気に入ったのは。
そんなわけでしょうがないから自分で描くか、といった感じですよ。
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20:41
Ilana from Sym-Bionic Titan
Sym-Bionic Titan の主人公の一人。らっきょうヘアのキュートな熱血プリンセス、Ilana(イラーナ)
米CNでスタートしたゲンディ・タルタコフスキーの新作巨大ロボットアニメ、Sym-Bionic Tinan(シン・バイオニック・タイタン)があまりにも面白かったのでつい勢いで描いてしまいました。
第一話のあらすじは・・・。
攻撃を受け壊滅した故郷の星を脱出したプリンセス Ilana と護衛の Lance そしてロボットの Octus は、地球へとやってくる。身を隠すため地球人に混じって高校生として生活をはじめるが、彼らを追って巨大な戦闘生物メガビーストが地球へと送り込まれる。Ilana 抹殺のために街を破壊し始めるメガビースト。その強大なパワーに地球軍の兵器はまったく通用しない。Ilana は Lance の制止も聞かず、地球人を救うため街へと飛び出すが、メガビーストには彼女の戦闘スーツも歯が立たない。攻撃を受け動けなくなった Ilana の元に駆けつける Lance と Octus 。三人にメガビーストの必殺の火炎が浴びせられる。その時、Octus の隠された防御プログラムが起動。Ilana と Lance をその体内に格納し、巨大ロボットへと変形していく。
王道だ。正しく巨大ロボットアニメだなあ。
イラストの背景の金色ロボットみたいなのが、Ilana の戦闘スーツ。
本編はもっと実に細かくエピソードを積み重ねてあってとてもあらすじでは書ききれません。
日本ではとっくに滅びてしまった正統路線の巨大ロボットアニメがアメリカで受け継がれついに登場。日本人的には見た目、巨大変身サイボーグ一号対宇宙怪獣の図式。テキパキと進むストーリーにわかりやすいキャラクター描写、伏線のちりばめ方も心地いい。第1話でやるべきことはとにかく全部やっちゃうぞ的な展開がすばらしい。第1話が弱い作品が多い中で、実に良く出来た第1話といえるんじゃないかな。今後に期待大なり。
おっと書き忘れてたけど、Ilana の声はタラ・ストロングだよ。
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21:12
洋書読み
Charlotte's Web
author E.B.White 読了
Wilber は、農家の Arable 家で春に生まれた子豚。一緒に生まれた兄弟たちのうちで、最も未熟だったため、間引かれようとした時、Arable 家の幼い娘 Fern の願いで、助けられ、Zuckerman 農場に預けられる。Fern は毎日 Wilber の元を訪れ Wilber の成長を見守る。日一日と成長していく Wilber。農場に飼われているほかの動物たちと暮らしながら、それでもFern のいない日には孤独を感じる Wilber。そんな Wilber にある日、蜘蛛の Charlotte が話しかける。Wilber の孤独を癒してくる Charlotte。しかし、Wilber は、農場の羊に、クリスマスには殺されて、ハムとベーコンを作るために育てられているのだと聞かされる。死を恐れる Wilber。そんな Wilber のために、Charlotte はある「奇跡」を起こすのだが・・・。
児童文学のクラシックのひとつ。農場に暮らす人間と動物たち。移り変わる季節。生きていくこと、そのなかでの避けられない命のやりとり。変わってゆくこと、決して変わらないこと。やさしい文章のなかに、豊かに表現されていて全てがとても素晴らしい。
前のエントリでも書いてますが、翻訳がでているのはもちろん、2度映画になってますね。1970年代にアニメーションと、2006年は実写。2006年の映画はダコタ・ファニングがファーン役。コララインの声もやってるし、すごいねダコタ・ファニング。
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06:11
NFL第1週、レイブンズ勝利
レイブンズ、辛くも勝利。この調子で、ていうよりもうすこしオフェンスが機能するといいな、な調子でがんばってもらいたい。やっぱりレイ・ルイスかっちょいいいいいい!
NYジェッツ?ああ~っと・・、次の試合がんばってね。
インディアナポリスatヒューストン。ヒューストンが勝っちゃいましたね。すいません。インディアナは前々から言われているランディフェンスがザル、という状態でいいように新人RBにやられてしまいましたね。第1Qで後手にまわったまま最後までいってしまった感じ。でもオフェンスはさすがに強いので次からはそう簡単にこんな負け方はしないでしょうね。
一方ヒューストン。去年初めて勝ち越したチームとは思えないくらいの出来。これは今年のシンデレラチームになってもおかしくないかも。大活躍のエアリアン・フォスター。次からはマークが厳しくなるでしょうね。オフェンスラインが支えられるかも興味あり。
ダラスatワシントン。ダラス、ミス連発で自滅、でいいのかな。
一番楽しみにしていたのになんていうかねえ、ミスで勝負が決まるってのはいけませんね。それを除けばわりといい試合だったように思うんですが。
そして、アトランタatピッツバーグ。ピッツバーグにポラマルが帰ってきましたよ。やっぱりすごいね。第3QBで勝ってしまうというのがチーム総合力の強さですね。FGの蹴りあいでしたが、けっこう面白かった。最後にはディフェンスで勝つ(試合そのものはメンデンホールのTDランで勝ちましたが)、ってのがピッツバーグらしいといえばそれらしい。ロスリスバーガー復帰まであと何勝できるかも楽しみですね。
ここまで中継された試合はボルチモアを除いて全部ホームの勝ち。やっぱりNFLはホームで戦うというのは重要ですね。そういう意味ではボルチモアのアウェイでまず一勝は価値があるんじゃないかな。
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09:42
色が変わった
外部ブログの色設定。
何度も試して全然変更できなかったのでそのままほっといたんだけど、今、いってみたら変わっていた。
反応遅すぎだ。
そういう問題なんだろうか。
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06:34
agent K
ディズニーXDで久しぶりに見た「ザ・リプレイス大人とりかえ作戦」。
なんどみてもエージェントKはエロ過ぎる。ということで、今度はエージェントKに色をつけてみましたよ。
「ザ・リプレイス」は第1シーズンの方が、絵とお話共に好きなんだけど、この絵は1と2シーズンを足して2で割った感じになりました。
やはり第1シーズンの方がライリーとトッドの表情がいいと思うんだな。がさがさの線といい、手書き風の背景といい。第2シーズンはわりと普通なアニメの絵になっちゃった感がありますね。
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06:10
NFL第1週
F1中継でアロンゾがゴールラインを超えた瞬間にキックオフのシンシナティatニューイングランド。
ニューイングランドやりたい放題。コレはいかん。オフェンス・ディフェンスともにシンシナティを圧倒。第3クォーター開始早々のキックオフリターンタッチダウンで勝負あり。最強時代のニューイングランドの復活かもしれない。特別危ない場面がないっていうのはどうよ。一方のシンシナティは後半のオフェンススタイルが機能すれば。せっかくWRをそろえたんだからねえ。今後に期待したいといいたいが、これでシンシナティがつまづいてくれれば、ボルティモアファンとしてはライバルが減る、みたいな。逆にこれでダメだしして、調子付いたりしないかな。まだ第1週だからぜんぜんわからないですけどね。
あと3時間したら、第1週のメインイベント、ワシントン対ダラス。
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08:22
NFL開幕
今年もとうとうNFL2010シーズン開幕ですよ。またTVに釘付けの不健康な日々のスタート。NFLは中継が長いからシーズン中は他の番組を見る時間がなくなってしまうのが難点だが、まあしょうがない。
で、開幕戦は2009シーズンのスーパーボウルの覇者ニューオーリンズ対ファーブ現役続行のミネソタ。昨シーズンのNFCチャンピオンシップの再戦といういきなりの好カード。
試合はまあまあだったかな。NFCチャンピオンシップ戦が面白すぎたから、少々点が辛くなってしまうのもしかたあるまい。開幕戦だし。
それでも変幻自在なセインツのオフェンスや、いまだ健在なファーブのクォーターバッキング炸裂の2ndクォーター残り40秒からのタッチダウンのプレーは素晴らしい。
他に中継される第1週の対戦ではボルチモア対NYジェッツ(いきなり今シーズンのスーパーボウル候補の対戦ですよ)、シンシナティ対ニューイングランド(TO&オチョシンコはどうよ)、ワシントン対ダラス(これまたいきなりライバリィ対決)は見逃せない。くわ!第1週からこの組み合わせか。ヒューストン対インディアナも見てみたい組み合わせ。マット・ショーブ対ペイトン・マニングは、インディアナが勝つにしろ、楽しみな対戦でしょう。
ボルティモア・レイブンズのファンとしては、2000年から10年、2度目のスーパーボウルはいただきシーズンとなっていただく準備はもう出来てますよってことで。いやもうレイブンズスーパーボウルいただき宣言してもいいくらいだ。ゴー!レイブンズ。
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04:42
偶然の日々
今読んでる本は charlotte's web 。「シャーロットの贈り物」のタイトルで翻訳されていて、映画にもなりましたね。といっても訳本も読んでいないし映画も見ていないのでちょうどいい、つぎはこれだ、虫つながりで(正確には昆虫と節足類はちがう種類ですがまあ、虫にはかわりあるまい)。
で、先日ディズニーXD(やっとディズニーXDを観られるようになったのさ)で放映された映画を見るともなく観ていたわけですよ。てゆーかつけっぱなしにしていたら始まったというところ。マイナーリーグの弱小チームに所属する剛速球を投げられるのに蚤の心臓のピッチャーが主人公で、いろいろあるらしい。見ると、マット・ルブランク主演(フレンズのジョーイ役の人。吹き替えも平田広明。さすがディズニー)。こんな映画にもでていたのか。しかしアメリカは本当にスポーツ映画が好きだなあ。それはいいとして、主人公の家は農場経営。朝、動物たちの世話をしているシーンで、空の豚の柵をみて、その横に巣を張っているクモに向かって、「ウィルバーはどこだい、シャーロット」。
いや、それだけなんですけどね。
映画の方はまあなんていうか、こういう映画がいっぱいあるっていうのがアメリカの裾野の広さ、ということでかんべんしてくれ。
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00:20
洋書読み
Masterpiece
author Elise Broach 読了
順番が入れ子になってしまいましたが、「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」よりこっちの方を先に読み終わっていました。
Marvin は Pompaday 一家の家の台所の流しの奥の壁の中に住む甲虫一家の息子。Pompaday 家の長男 James は離婚した母と、母の再婚した義父、そしてその2人の間に出来たまだ赤ちゃんの弟と暮らすおとなしいが実はとても利発でやさしい少年。しかし、家庭のなかでの自分の存在のあいまいさを感じている。そんな James の悩みを感じ取っていた Marvin は、表向きはにぎやかに見えても結局一人で誕生日を迎える James に贈り物をしようと考え、拾っていたコインをプレゼントすることに。夜中、コインを James の部屋に届けた Marvin は、机の上に James の離れて暮らす画家の実父からプレゼントされたドローイングの道具が紙とともに置いてあるに気が付く。Marvin は好奇心に駆られて窓から覗く街角の風景をインクと前足で描くが、その様子を目を覚ました James に見つかってしまう。
Marvin の描いたのは写実的で実に微細(何しろ小さな虫だから)な素描画。Marvin はこのことで絵に対する自分の情熱を知り、James は Marvin がくれたこの絵から不思議な友情を感じていく。
ところが、その素描画が James の母の目にとまり、それをきっかけに Marvin と James は画家、アルブレヒト・デューラーの盗まれた素描画をとりもどすための計画に参加していくことになるのだが・・・。
小さな虫(beetleとだけ書かれていて種類は特定されてない)と友達のいない少年の友情物語、なのだが、そこに絵画盗難事件がからみ、ミステリーの要素も加わわって、なかなか一筋縄でいかない物語になっていく。人間の言葉は理解するものの、言葉が一切話せず、絵は描けても文字が理解できない marvin と James がどうやって意思を伝え合うのか、お互いを理解しあうのか、どうやって様々な危機を乗り越えるのか。
キャラクターとしての Marvin がとても魅力的。marvin のいとこの Elaine もいいな。イラストも、特に marvin たち虫の絵がいい。
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