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洋書とカートゥーン、あといろいろ。

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12月20日
06:53

勝った~。
今日ボルチモアはホームにニュー・オーリンズを迎えての一戦。
毎度のことながら、先制から前半リードのボルチモア。しかし図ったように後半追いつかれてしまう。とはいえ、ここしばらくなかなか出ないラン攻撃を徹底的にコール。これが功を奏して、てゆーかレイ・ライス様様ってことで、これまでよりは、やや力強いオフェンスに、ディフェンスも負けじとぐだぐだにやられてしまうことなくニュー・オーリンズの攻撃をなんとかストップ。第4クウォーターには逆転を狙うブリーズからインターセプトを奪い試合を決めた。ランでヤードを稼いだものの目立ったパスが出なかったオフェンスは、まだ万全とはいえないものの攻守のバランスで勝ったともいえるので、まあよし。てゆーかとにかくニュー・オーリンズに勝ったことが何より大きい。残りの2戦は同地区の下位チーム相手でニュー・オーリンズに比べれば有利な展開が期待できる。今日の勝利で他試合の結果次第ではプレーオフ進出が決まるかもしれないし、そうでなくてもかなり有利な立場に立ったことは間違いない。翻って、ニュー・オーリンズはかなり痛い敗戦。絶好調のアトランタのNFC南の首位独走を許してしまうことになりそうな雰囲気。ワイルド・カードを考えても次週でのアトランタとの直接対決に絶対の勝利が求められることになりそうだ。
ボルチモアに1勝差でAFC北首位のピッツバーグはこの後NYジェッツと対戦。いきなり調子の崩れたNYジェッツはここで負けるとワイルドカードも厳しい状況になってしまう。
ニュー・オーリンズatボルチモアと同じ時間にキックオフのAFC南の首位争いインディアナatジャクソンビルの結果も気になるところ。AFC西のデンバーatオークランドもどうなんだ。ああ、NFC北のフィラデルフィアatNYジャイアンツもどうなっているのか。今週もまたまた首位決戦が続く。毎度この時期のNFLのスケジューリングのすばらしさには脱帽。

12月15日
00:30

第10週にアトランタに痛い負けを喫してから、第4クウォーターへかけての攻撃が淡白なのが気になり始めたわがボルチモア。それでも対ニュー・イングランド戦での敗北をはさんでピッツバーグと仲良く勝ち星の並ぶ状態でむかえた第13週、ホームでの対ピッツバーグでまたまた前半リードしながら第4クウォーターの逆転を許してしまい敗戦。とうとう首位陥落でワイルドカードを争う形になってしまった。そんななかの第14週。相手はたしか開幕週で今年はやりそうだとか書いてしまったヒューストン。余計なこと書かなきゃ良かったが、ヒューストンはここまですでに7敗で、ここで負けると8敗となり今年の勝ち越しはなし、が決定してしまう重要な一戦。かといって、ボルチモアもここで負けるとワイルドカード争いの混戦に巻き込まれてしまうというどちらも負けられない状況。12月はこういう負けられない一戦だらけなので、とにかく大変だ。試合はまたまたボルチモアが先制し、リードを保って前半終了、といういつものパターン。ところが第3クウォーター開始早々の16D・リードのキックオフリターンタッチダウンで一気に3ポゼッション差に。今週はもらった、と思ったのもつかの間、やっぱり追いつかれてしまいましたよ第4クウォーター。そしてまたまたオーバータイムへ。今年は毎週OTがあるんじゃない?何試合目?多すぎ。いつもはシーズン通しても4から6試合くらいだったはず。とにかく最後の最後に追いつかれたボルチモア。頼みのディフェンス陣も疲労困憊の様子。オフェンスもなかなかランが出ない病で結局パスも苦しいという状態。コイントスに勝利、レシーブを得たもののややりオフェンスはパントに追い込まれ、非常にまずい、これはいかん、という状況に。ホームのヒューストンはまさにイケイケ状態。がしかし、好パントとカバーチームの好タックルでヒューストンをエンドゾーン近く9ヤードにまで押し戻すことに成功。ここでディフェンス陣が最後の根性を見せてくれました。1stダウン。4メンラッシュでセイフティに持ち込むかという猛ラッシュをかけてショーブを追い込み、2ndダウン、92ナタのプレッシャーを受けたショーブが投げたの83ウォルター(たぶん)へのパスを37ウィルソンがインターセプト、そのままリターンタッチダウン。やった。やったよ。辛くも勝利を手にしたボルチモア。一度は破られかけたディフエンスでの勝利。NYジェッツはドルフィンズ戦に破れワイルドカードでボルチモアと並ぶことに。ワイルドカード争いの他チームとは2勝差でややリードだがのこり3戦なのでまだまだ気は許せない。

それにしても今シーズンはいつにもまして混戦きわまってますね。ここまできてひとまず安心(プレーオフ進出決定)なのはわずかにニュー・イングランドただ1チーム。ここから、毎週プレーオフ進出と脱落チームが決定していくのでますます目が離せない。

12月13日
03:15

もうすぐ「フィニアスとファーブ」のクリスマススペシャルが日本初放送、てことで、イザベラ・ガルシア-シャピロ。

実は、ここのところ文字ばかりで、外部ブログのトップページから絵の入った日記がはじき出されそうになったのでイラストも載せとかないと、みたいな。

イザベラといえば、はじめて見た時はこの天辺真っ平という驚愕のデザインに驚かされ(あたりまえか)ましたが、よく見るとコララインもエッジがまるくなってるだけでイザベラと同じ考え方のデザインなんだよね。見慣れてしまうとこのキャラクターデザインも全然悪くない。いやもうイザベラはこうでなければならないというくらいいいデザインだとおもわされてしまうあたりが、カートゥーンマジック。最初にああ、このキャラいい、とか思ったのは「真夏のスウィンター」からなんですけれどね。

ちなみに明らかにイザベラは分度器。フィニアスは三角定規、ファーブは定規でキャンディスはキャップつきの筆記用具、というデザイン。そう考えると、ペリーは消しゴムにちがいあるまい。

12月06日
01:26

前世紀末に(というとおおげさですが、10年ちょっと前)カートゥーン・ネットワークで「デクスターズ・ラボ」が放映されてから、カートゥーン(ここでは海外アニメーションのことだと思ってください)のスタンダードが明らかに変わり、続いて「パワーパフ・ガールズ」が放映されてからは、アメリカのカートゥーンは全盛期に入り、この10年間はほぼ毎年、個性的かつ面白い作品が続々と登場。日本でもかなりの数が放映され、海外アニメファンをたのしませてくれました。
今思えば、「デクスターズ・ラボ」にはその後活躍する多くのクリエイターが参加していて、21世紀の最初の10年を支えるまさに土台となったわけですね。
アメリカだけでなく、カナダ、ヨーロッパでも注目したい作品が登場し続けたこの10年。こんないい時期が長続きするわけがない。いつかは息切れするときがくるのではないか。2020年には「ああ、あの10年は本当にカートゥーンの最高の時だったんだなあ」と、いつかそんなことを言う日がくるんじゃないだろうか。そんな心配もそろそろ現実になりかけていた昨今。だって、ここのところ、人気作の続きだとか、アレとこれを足して2で割ったような作品だとかが多くない?みたいなことがちらほら見え始めていたからなんですよ。さすがにいくらアメリカとはいえ、そろそろピークは過ぎたということか。もちろんいまだに続いている作品自体の面白さは変わらないわけなので、急につまんなくなったというわけではないんですよ。ディズニー・チャンネルの「フィニアスとファーブ」は早く新作が見たくてしょうがない。それでも全体を見渡せばさすがにそろそろかな、と思っていた矢先、2010年に出ましたよ。
何がって、「Adventure time with finn and jake」そして「Sym-bionic Titan」。この2本はとにかく面白い。10年で終わるかと思っていたこの時期に、とうとう出たか、という作品です。特に「adventure time」は子供のころからずっとアニメを観て育ってきたのに、こんなアニメ見たことない、と思わされた作品。一方「Sym-bionic Titan」は今では日本から姿を消してしまった、正統派「巨大ロボットアニメ」が、さらに進化をとげての登場。この2作品に、まだまだアニメーションには多くの可能性があるのだなと、あらためてアニメーションの素晴らしさを感じさせられました。

というところまでが前振り。

「キック・ザ・びっくりボーイ」というあまり注目度の高くないカートゥーンが、現在ディズニーXDで放映中。ケンドールがかわいいとか、ジャッキーは気が狂ってるとかそういう好き嫌い(実際には両方好きなので好き好き、そんなことはどうでもいいわX5)は別にして、この作品。内容はスタントマンを夢見る少年とその相棒が、命がけのスタントに命をかける、そりゃそうだ、日常を描いた、まその、よくあるどたばたギャグなんですが、実はこの作品にはさらなるアニメーションの可能性が隠されていたわけなのだった。

それは背景。アメリカ・カナダのカートゥーンで目立つのはフラッシュ・ベースのアニメーション。でもそのアニメーション作成機能の多くはキャラクター描写に費やされていて、背景はデジタルペイントではあってもこれまでの背景と大差ないあつかいだったのだが、「キック」ではテーマがスタントということもあって、オーソドックスな2Dアニメの絵でありながら、視点移動で背景が動きまくる、という描写が多い。すべてデジタルであるために、セルと水彩画のくみあわせという旧来のアニメーションでは表現不可能な、「その作品で背景に使われている静止画と同質の絵が動く」ということが可能になっている。しかも3DCG調ではなく、あくまで2Dアニメーションのままそれが可能になっているというところに注目したい。(実はそこんところは3Dでつくってましたとかいうオチは、あったとしても却下)特に第6話のbパート「悪魔のジャイアント・フィッシュ」では嵐にうねる湖面の描写にこのデジタル背景アニメーションがフルに生かされていて、3DCGに負けない迫力の絵作りに成功している。これはひとえに背景を担当したアニメーターの技量によっている可能性もあるのだけれど、そのアニメーターの要求にこたえられるツールがすでに開発されている、ということでもある。「キック」は流体(平たく言うと水)の描写にこだわりがあって、水溜り、水ふうせん、水滴、水しぶき、などが独特のイメージでアニメートされているのも特徴だ。ここでもポイントは背景に描かれた水と同質の水がアニメートされているというところ。当然、そういうことを前提に全体のデザインが決められていてこそなんでしょうけれど。
これは新しいですよ。2Dアニメでありながら背景も積極的にアニメーションに参加するというのは面白い。アニメーションにはまだまだやれることがあるというわけです。

多くの可能性を残しつつ、次の10年は、さらに面白い作品が登場することになるのか、それとも「Adventure time」らが、21世紀初頭のカートゥーン最盛期の最後のあだ花になるのか。はたして2020年にはどんな気持ちでアニメーションを見ていることになるんでしょうね。
でもその前に。いまだ日本未放送のカートゥーンをもっとやってくれよう。たのむよう。いやまじで。

12月05日
23:07

Ramona The Brave
authore Beverly Cleary 読了

Ramona は小学校に進学。姉 Beezus と一緒のだった部屋から自分の部屋をもらえることに。Ramona はうれしくて仕方ないが、学校では彼女の個性的な想像力と価値観から、また問題を起こしてしまうことに。

Ramona Quimby シリーズの3巻目。小学生になっても Ramona は Ramona 。前作同様、Ramona の日常と彼女の気持ちを丁寧に追っている。Ramona の目から見れば違って見えても、先生には先生の行動規範がちゃんとあって、やがてそれぞれの人に、それぞれのものの見方があるのだと学んでゆく。それは Ramona が自分自身に気づいていく過程でもあるわけですよね。でもとうとうヒステリーを起こしてしまう Ramona のくだりもなかなかかわいいぞ。Beezes の担任のMr, Cardoza がめちゃめちゃいい人だ。

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Isabella Garcia-shapiro from P

Isabella Garcia-shapiro from P
(2010年12月13日 02:56)