ちーずブログ
新田真子
謎は謎のままでもまあいいか、みたいな
と、いうわけで、久しぶりに日本のTVアニメの新番組をみたわたくしですが、海外アニメもこの秋いろいろはじまりましたですな。 CNでは「Steven Universe」がスタート。第1話をみてみましたが、パイロット版からまたちょっとキャラデザインがモディファイされてます。んが、しかし、問題はそこじゃない。なんだかとっても日本アニメっぽいんですよ。演出のテンポや、キャラクターのエレメントでぐいぐい引きずっていくタイプの演出でないところや、敵の正体不明度など。特にbパートの敵、目玉ちゃんの演出はエヴァンゲリオンっぽいと言ってもいいくらいで、エピソードナンバーはわすれましたが、ピラミッド型の使徒と陽電子ライフル(だったけ?)のエピソードになぞらえることができるんじゃないかな。また、パール、ガーネット、アメジストのそれぞれのキャラクター描写に関してはパイロット版のほうがよかったんじゃないかなあ。時間的余裕があるために無駄なことしてる(あるいはいいアイディアがでなかった)ような(特にアメジスト)気がするよ。 とはいえ、丁寧に作りこんでいることは確かなので今後に期待したい。 夏にディズニーXDで始まった、けったいな「Package from planet x」が「超能力ボックスX」のタイトルであっとういまに日本ディズニーXDでも放送開始。はやいね。 地球はエイリアンに狙われている。どういうわけか、そのエイリアンに届くはずのスーパーテクノロジーアイテムが、おっちょこちょいで自己中心的かつ無責任な主人公の高校生ダン宛てに届くのだった。使い道もわからないボックスを片っ端からイタズラと自分のために使おうとするダンと、のんびり屋の親友トロール、才女で野心家のアマンダの三人組がエイリアンの魔の手からできるだけ地球をすくおうとするすちゃらかコメディ。この3人のくみあわせはあれですね「ラマだった王様 学校へ行こう」に近いですね。おはなしのほうはまあよかったりよくなかったりふつーだったりといつものカナダ産アニメ。だいたいなぜボックスがダンにとどくのかとか、エイリアンがなぜ地球に侵入しているのかとかもうそんなことはどうでもいいわX-5とばかりに謎のまま。もう、そのくらいいまどきアニメじゃ既成事実だといわんがばかりのお話の進行っぷりがカナダアニメだなあ。 主人公ダンのキャラクターは、日本語版吹き替えで同じ役者さん(杉山紀彰)の「フォスターズ・ホーム」のブルーそっくりのダメ野郎。さすがにちょっとやりすぎだとおもったのか第2回以降はすこしおとなしくなりましたね。それにしても杉山紀彰は多芸だなあ。 スタート時はなんだかどうでもいいアニメ風だったのだが、キャラクターがいいのか回が進むにしたがってちょっとづつ、あ、ちょっとづつ良くなってきてる感じです。特にアマンダがいいね。また、「学園NINJAランディ」や「Dude, That's My Ghost」みたいにガヤキャラの女の子のレベルが高いのもポイントかも。 「フィニアスとファーブ」も第4シーズン放送開始。いつもの通りなんですが、第3シーズンからこっち、ジェニーの出番がほとんどないっていうのはどうなのかしら。キャンディスの数少ないともだちなんだから、もうちょっとジェニーも出していいんじゃないかしら。あいかわらず、劇中歌のレベルが高くていいすね。 「アドベンチャー・タイム」も第3シーズン放送。土日に2話連続だったのであっとうまに第39回をのぞいてりピートに。しかし、しかしだ、やっとでてきたフレイム・プリンセスなのに、あの翻訳はダメじゃん。あれじゃ、ちょっとあつかいづらいわがままお姫様って感じジャン。原語ではちゃんと「evil princess(邪悪な姫)」て姫のお父上がおっしゃってるのに~(実際に姫が邪悪かどうかの問題ではないことに注意)。 日本語翻訳ではどうしてもきつい表現が置き換えられてしまうのはしょうがないのかもしれないけど、父に邪悪って言い切られてしまう姫君ってのがいいのに~。こういう問題はほかの作品でもしょっちゅうあるので、この点で日本語版より英語版のほうが面白かったりするのはしょうがないと思うな。 「キック・ザ・びっくりボーイ」もハロウィーンにあわせて残り2エピソードのうちの1つがやっと放映。でもこのエピソードはもっとはやくやっとくべきものだったんじゃないかしら(シリーズ全体の構成としてせめて第1シーズンでやっておけばいいのにという意味で、ハロウィーンあわせでやるやらないの問題ではありません)。 そういえば、この秋はシリーズの新エピソード開始が多くて、新番組が少ないんだな。「ベン10オムニバース」「ヤング・ジャスティス」「学園NINJAランディ」「おかしなガムボール」等も新エピソードスタート。あ、キッズ・ステーションで「リトル・プリンセス」の第3シーズンもいつの間にかスタートしてるよ。気がつかなかったよう。
空に青い流星
いや、どこやらの歌の文句じゃありませんよ。 昨日(まだ今日みたいなものだけど)、18時40分ごろ。 ほぼ南面して歩いていたわたくしが、西の地平に陽も隠れ、夜の闇が東から天を覆っていくところ、前方上空に旅客機のものと思われる明かりが目に入り、ふと見上げたその瞬間、角度にして水平面から約60度ほどだろうか、やや左手に瞬間、薄いコーラルブルーの光の筋が北から南に向かって走って消えた。 これが朝焼けの空だったらモロボシ・ダンなのだろうけれども、夕闇の空ゆえ、流星であろうことはまちがいあるまい。 残念ながら、宝くじ(totoBIGね)10億円があたりますようにと3回唱えることはできませんでしたよ。つーかまずくじ買ってからだろ、みたいな。いきなりこの展開はロマンもなにもあったもんじゃありませんな。 てなわけで、先日ちょいと知人と会ったときに、最近の日本のアニメ(あえていうまでもないですが、地上波のTVアニメですよ)は、なにをやっているのかね、と問うてみた。 この秋、わりとおっさんに人気があるのは「キルラキル」だというのだが、ちょいとむかしの東京ムービーみたいなレトロのりのアニメだというはなし。レトロをねらって作ってもたいしたものではあるまいと思いはしたのだが、たまたまTVのチャンネルをひねったら(もちろん本当はリモコンのスイッチを押した、が、正確な描写であることはいうまでもありませんよ)やってたので、ちょっとみてみました。2010年代になってからはTVアニメとみれば30秒でチャンネルをかえてしまうのが常(2000年代は5分くらいは観たものだったのだが)だったわたくしが、それでも5分以上みたので、そうつまらなくはなかったのだとはおもうのだけれど、何度も「ああ、そこんところはもっとおもしろくできるのになあ」と思ったのだった。 そういえばすっかり忘れていたが、今年の前半(いつだったかは忘れましたが)「リトル・ウイッチ・アカデミア」というアニメをCSでやってたので見てみたのを思い出した。なにか、アニメ・クリエイターの腕試しだか、若手育成だかの企画でつくられた短編(といっても30分の作品だけど)とういことで、30分見たのだった。なんとか観終ったので、そうつまらない作品ではなかったのだけれども、やっぱり「ああ、そこはもっとおもしろくできるのに」と思ったのだった。 絵が綺麗に動くとか、キャラ・デザインがかわいい(あくまで日本アニメの基準で)とか、いまさらそんなのはあたりまえなので、そういう部分ではほとんど心が動かない。しかし、いかにも日本アニメ風に動く(日本アニメの動き、というのがあるんですよ。おそらく日本のアニメしかごらんにならない方々には、比較対象がないために、気づいておられない場合もあるかもしれませんが)のは、日本のアニメファンには親しみがもてるのかもしれないが、海外アニメを見慣れてしまうと、ちょっと、変な動きに見えてしまうものでもある。んがしかし、そんなことは些細な問題で、ようするに脚本がね、脚本で描かれる人物像がね、そこから生まれる人物描写がね、もっといろいろできるのにいかにもステレオタイプで表面を流して終わり、みたいになってしまっているのがいかにも残念であったというほかあるまい。 「キルラキル」も、同様で、いかにも、な部分だけで出来てしまっていて、せっかくもっと面白く出来そうなのに、そこんとこもっとできるだろ、というほかないのであった。 まあ、わたくし、この物語を第1話からみているわけでもないし、そのうえ途中で誘惑に負けて「シャーロック・ホームズの冒険」にチャンネルを変えてしまったので、確かなことはいえないのですけれどもね。「シャーロック・ホームズの冒険」さえやってなかったら最後まで見たかもしれないのになあ、ああ、返す返すも残念だ。ああ、残念。 やっぱり脚本だな。まず脚本だよ。ネタとか演出とかはそのあとな。 それはそうと、その「シャーロック・ホームズの冒険」。TV放送時にカットされて吹き替えのない部分にもあとから吹き替えが足してある吹き替え完全版(「刑事コロンボ」や「スター・トレック」と同じね)なのだが、付け足された部分の声を誰がやっているのかまったくわからなかったのだった。番組エンディングでもクレジットされていないのは21世紀にもなってどうかと思うね。ちゃんと番組作ってください。というわけで、今週も「シャーロック・ホームズの冒険」をみなければならなくなってしまったのは言うまでもない。ネットで調べればすぐわかるのだろうが、それじゃつまんないだろ、みたいな。
NFL第11週
うわ。また負けた。 第10週。何が何でも負けられない同地区対決。ボルチモアはシンシナティと対戦。先制するも追い上げられ、第4Qも残り2秒。何とか逃げ切ったかとおもったところが、1シーズンに1度決まるか決まらないかのヘイルメアリーを決められOTへ。マジかよ。あ、しかし、OTでシンシナティの攻撃を封じると返す攻撃でFGが決まり勝利。いや~もう、どうにかしてちょ、てくらい危ない試合展開だった。シンシナティをこかしたことで、6勝3敗のシンシナティに4勝5敗でまだなんとかなりそうな距離。がんばれボルチモア。 と思うまもなく第11週は@シカゴ。このさいデトロイトを後押しするためにもシカゴに勝たねばならないわけだが、なんていうか、負けましたよ。 これで4勝6敗。 AFCでは西の2チーム、9勝のカンザス・シティかデンバーのどちらかがほぼワイルドカード決定。残りの1枠を5勝のNYジェッツとマイアミ、4勝のバッファロー、ボルチモア、クリーブランド、ピッツバーグ、テネシー、オークランド、サンディエゴの9チームが追うという展開。4勝のチームは全部負け越しというけっこう情けない展開だが、それだけにまだまだどんな逆転劇があるかわかったもんじゃない大混戦。場合によっては現在2勝のヒューストンもワイルドカード争いに関わってくる可能性もゼロとはいえないこともないかもしれないけど、やっぱり無理だな。 とにかく、AFCワイルドカードはかなり厳しい争いになりそう。まだあきらめるのははやいのだ。最後まで戦え、戦って勝てボルチモア・レイブンズ。 一方、デトロイトは第10週で同地区シカゴに追い上げられながらも勝利。エースQBロジャースの負傷欠場の影響大のグリーンベイが破れ、とうとうデトロイトは単独首位ですよ。ええ、どうよ。ちょいとまえまで最弱の名をほしいままにしていたデトロイトの華麗なる変身ですわよ奥様。と、思うまもなく第11週、AFC北のピッツバーグに敗戦(ピッツバーグはこれで4勝目、同地区ボルチモアとクリーブランドが破れたためAFC北は2位から4位が4勝6敗で並ぶことに)。同地区シカゴがボルチモアに勝利し、これでまたシカゴに並ばれることになった。(同地区内成績で上回っているのでデトロイトが首位)。AFCに比べてカンファレンス全体の成績がいいため、まだワイルドカードのラインがはっきりしないNFCだが、中盤連戦連勝のダークホース、カロライナ・パンサーズが7勝で一歩リード。その後をダラス、シカゴ、グリーンベイ、サンフランシスコ、アリゾナの6勝、5勝組が追う。 というわけで、こちらも熾烈な争いだが、首位と2位にほとんど差がないディビジョンが多いため地区優勝争いイコールワイルドカード争いの様相でもある。ここからますます1試合の重みが増してくる、がんばれデトロイト・ライオンズ。
NFL2013シーズン 第9週
あっというまにNFL2013シーズンも後半戦に突入。 第8週のバイ・ウィークの前に連敗を喫してしまったわがボルチモアは、やたらと調子のいいシンシナティに3勝差をつけられ地区2位でむかえた第9週。ディフェンスはそこそこ安定してきたものの、オフェンス、特にになかなか距離が稼げないラン攻撃の建て直しがなったかどうかが問われるこの試合は@クリーブランド。すでに一度勝っている相手だが、同地区対決は勝てるだけ勝っておくのが鉄則。すでに木曜日の試合でシンシナティが破れているので、ここは勝って地区首位と差を詰めておきたいところ。しかしクリーブランドもボルチモア同様。お互い負けられない試合なのだった。 で、だ。負けました。相変わらずぱっとしないオフェンス。ランが機能していない。フラッコのパスもなんだか安定しない。ディフェンスもクリーブランドに2TDを献上し、ボルチモアは前半FGの3点だけかとおもった第2Q終了間際、これまでの攻撃がうそのようにフラッコのパスがすぱすぱ通りあっというまにTD。4点差に詰めて前半終了。ついに目が覚めたのか、これでもう大丈夫か?と思われたが世の中そうは甘くない。後半に入るとまたも淡白な攻撃に逆戻り。ディフェンスが奪ったターンオーバーもあっさり3アンド・アウトで攻撃終了。さらにこれまで好プレーを連発していたスペシャルチームも相手パントをファンブル、リカバーされるミスからTDを許してしまうという有様で、第4QにTDと2ポイントコンバージョンをきめたもののときすでに遅し。時間を使い切られて試合終了。ああ、情けない。 ボルチモアはこれで3勝5敗と結構厳しい状況。ここから巻き返せるか。故障をかかえるRB陣の建て直しはなかなか難しそう。フラッコもパスの精度を上げていかなければ、次の試合でも同じような内容では連続プレーオフ進出に黄信号が灯るかもしれないぞ。第10週の相手は同地区首位の好調シンシナティ。ここが正念場だ。がんばれボルチモア・レイブンズ。 で、不調のボルチモアとうって変わって今期意外と好調デトロイト・ライオンズ。第7週シンシナティには惜敗するも、続く第8週の@ダラスではスタフォードがまたまたメガトロン相手になげまくり、結果メガトロンはNFL史上第2位の329ヤードを獲得。とはいえ試合に負けては記録も色あせてしまう。TDで先制したもののその後はインターセプトやファンブルで自滅パターン。ダラスに逆転されて迎えた第4Qでしかしここから一気に怒涛の攻撃開始。しかしダラスもさるもので、お互いにTDを重ねるスタンディングの殴り合い。しかし、まだ6点リードされた状態で迎えたのこり1分のデトロイトの攻撃は、メガトロンへのパスが次々ヒット。TDを狙ったパスはダラスのエンドゾーン手前1ヤードでダウン。残り14秒。すでにタイムアウトを使い切っているデトロイトはスタッフォードがスパイクを指示ながらオフェンスチームを攻撃位置までせき立てる。スパイクで時間を停めるかと思われたその時、スタフォードがいきなりダイブ。あっとおどろくTDで同点。キックも決まってデトロイトの逆転勝利となった。スタフォード本人の弁では、スパイクするつもりでセットしたが、ダラスのディフェンスが(スパイクするものと思い込んでの)棒立ち状態だったので飛び込んだとのこと。ここは当然スパイクと思い込んだ相手の虚を突いた好プレイだった。 試合後のメガトロンことカルビン・ジョンソンはロッカールームで歴代2位のレシービング・ヤード獲得をチームに祝福され、スピーチを要求されると、「2位じゃだめだろ」。さすが現役最強WR。プロのアスリートであれば目指すのは頂上でなきゃね。 これでデトロイトは5勝3敗の地区2位。前半だけで去年の勝ち星を上回った。第9週はバイで、第10週には同地区シカゴとの対決が待っている。ここが後半第1の正念場だ。がんばれデトロイト・ライオンズ。
手の震え原因判明
たかだか本の入った箱を6つかそこいら動かしただけで、指が震える(しかも親指だけ)なんてことはいままであったためしなし。と、いうもののこれが歳というものかと勝手に納得しようとしていたのだが、やはり物事にはそれなりの原因というものがあるもので、実は本の箱移動が問題なのではなかったのだ。箱を動かす前、別の荷物を家まで運んだとき、ちょっとその荷物の大きさの関係で、親指だけ突き出すようにして荷物の端を押さえ続けていたのだ。つまりそれが原因。先日、同じ荷物を運ぼうとして、無意識に親指を突き出すように荷物の端を押さえているのに気がついた。まえはこの状態で10分以上歩いていたのだった。これか、このへんな親指の使い方、これが原因だったのか。なるほどなあ。だもんでまた本の箱をえっちらと動かしたときには手には何の問題も起こらなかったのだった。絵も字もいつも通りにかけましたんですのよ旦那さん。 無意識に行うことってなかなか注意が行かないものなのだな。無意識にやってるんだから当たり前だけど。もう一度同じ荷物を運ぼうとしなければ指の疲れの原因に気がつかないままだっただろうと思うと、人生何がおこるか一寸先は霧の中(闇の中というほどのものでもないかと思って)。
新着日記一覧
00:54
謎は謎のままでもまあいいか、みたいな
と、いうわけで、久しぶりに日本のTVアニメの新番組をみたわたくしですが、海外アニメもこの秋いろいろはじまりましたですな。
CNでは「Steven Universe」がスタート。第1話をみてみましたが、パイロット版からまたちょっとキャラデザインがモディファイされてます。んが、しかし、問題はそこじゃない。なんだかとっても日本アニメっぽいんですよ。演出のテンポや、キャラクターのエレメントでぐいぐい引きずっていくタイプの演出でないところや、敵の正体不明度など。特にbパートの敵、目玉ちゃんの演出はエヴァンゲリオンっぽいと言ってもいいくらいで、エピソードナンバーはわすれましたが、ピラミッド型の使徒と陽電子ライフル(だったけ?)のエピソードになぞらえることができるんじゃないかな。また、パール、ガーネット、アメジストのそれぞれのキャラクター描写に関してはパイロット版のほうがよかったんじゃないかなあ。時間的余裕があるために無駄なことしてる(あるいはいいアイディアがでなかった)ような(特にアメジスト)気がするよ。
とはいえ、丁寧に作りこんでいることは確かなので今後に期待したい。
夏にディズニーXDで始まった、けったいな「Package from planet x」が「超能力ボックスX」のタイトルであっとういまに日本ディズニーXDでも放送開始。はやいね。
地球はエイリアンに狙われている。どういうわけか、そのエイリアンに届くはずのスーパーテクノロジーアイテムが、おっちょこちょいで自己中心的かつ無責任な主人公の高校生ダン宛てに届くのだった。使い道もわからないボックスを片っ端からイタズラと自分のために使おうとするダンと、のんびり屋の親友トロール、才女で野心家のアマンダの三人組がエイリアンの魔の手からできるだけ地球をすくおうとするすちゃらかコメディ。この3人のくみあわせはあれですね「ラマだった王様 学校へ行こう」に近いですね。おはなしのほうはまあよかったりよくなかったりふつーだったりといつものカナダ産アニメ。だいたいなぜボックスがダンにとどくのかとか、エイリアンがなぜ地球に侵入しているのかとかもうそんなことはどうでもいいわX-5とばかりに謎のまま。もう、そのくらいいまどきアニメじゃ既成事実だといわんがばかりのお話の進行っぷりがカナダアニメだなあ。
主人公ダンのキャラクターは、日本語版吹き替えで同じ役者さん(杉山紀彰)の「フォスターズ・ホーム」のブルーそっくりのダメ野郎。さすがにちょっとやりすぎだとおもったのか第2回以降はすこしおとなしくなりましたね。それにしても杉山紀彰は多芸だなあ。
スタート時はなんだかどうでもいいアニメ風だったのだが、キャラクターがいいのか回が進むにしたがってちょっとづつ、あ、ちょっとづつ良くなってきてる感じです。特にアマンダがいいね。また、「学園NINJAランディ」や「Dude, That's My Ghost」みたいにガヤキャラの女の子のレベルが高いのもポイントかも。
「フィニアスとファーブ」も第4シーズン放送開始。いつもの通りなんですが、第3シーズンからこっち、ジェニーの出番がほとんどないっていうのはどうなのかしら。キャンディスの数少ないともだちなんだから、もうちょっとジェニーも出していいんじゃないかしら。あいかわらず、劇中歌のレベルが高くていいすね。
「アドベンチャー・タイム」も第3シーズン放送。土日に2話連続だったのであっとうまに第39回をのぞいてりピートに。しかし、しかしだ、やっとでてきたフレイム・プリンセスなのに、あの翻訳はダメじゃん。あれじゃ、ちょっとあつかいづらいわがままお姫様って感じジャン。原語ではちゃんと「evil princess(邪悪な姫)」て姫のお父上がおっしゃってるのに~(実際に姫が邪悪かどうかの問題ではないことに注意)。
日本語翻訳ではどうしてもきつい表現が置き換えられてしまうのはしょうがないのかもしれないけど、父に邪悪って言い切られてしまう姫君ってのがいいのに~。こういう問題はほかの作品でもしょっちゅうあるので、この点で日本語版より英語版のほうが面白かったりするのはしょうがないと思うな。
「キック・ザ・びっくりボーイ」もハロウィーンにあわせて残り2エピソードのうちの1つがやっと放映。でもこのエピソードはもっとはやくやっとくべきものだったんじゃないかしら(シリーズ全体の構成としてせめて第1シーズンでやっておけばいいのにという意味で、ハロウィーンあわせでやるやらないの問題ではありません)。
そういえば、この秋はシリーズの新エピソード開始が多くて、新番組が少ないんだな。「ベン10オムニバース」「ヤング・ジャスティス」「学園NINJAランディ」「おかしなガムボール」等も新エピソードスタート。あ、キッズ・ステーションで「リトル・プリンセス」の第3シーズンもいつの間にかスタートしてるよ。気がつかなかったよう。
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02:15
空に青い流星
いや、どこやらの歌の文句じゃありませんよ。
昨日(まだ今日みたいなものだけど)、18時40分ごろ。
ほぼ南面して歩いていたわたくしが、西の地平に陽も隠れ、夜の闇が東から天を覆っていくところ、前方上空に旅客機のものと思われる明かりが目に入り、ふと見上げたその瞬間、角度にして水平面から約60度ほどだろうか、やや左手に瞬間、薄いコーラルブルーの光の筋が北から南に向かって走って消えた。
これが朝焼けの空だったらモロボシ・ダンなのだろうけれども、夕闇の空ゆえ、流星であろうことはまちがいあるまい。
残念ながら、宝くじ(totoBIGね)10億円があたりますようにと3回唱えることはできませんでしたよ。つーかまずくじ買ってからだろ、みたいな。いきなりこの展開はロマンもなにもあったもんじゃありませんな。
てなわけで、先日ちょいと知人と会ったときに、最近の日本のアニメ(あえていうまでもないですが、地上波のTVアニメですよ)は、なにをやっているのかね、と問うてみた。
この秋、わりとおっさんに人気があるのは「キルラキル」だというのだが、ちょいとむかしの東京ムービーみたいなレトロのりのアニメだというはなし。レトロをねらって作ってもたいしたものではあるまいと思いはしたのだが、たまたまTVのチャンネルをひねったら(もちろん本当はリモコンのスイッチを押した、が、正確な描写であることはいうまでもありませんよ)やってたので、ちょっとみてみました。2010年代になってからはTVアニメとみれば30秒でチャンネルをかえてしまうのが常(2000年代は5分くらいは観たものだったのだが)だったわたくしが、それでも5分以上みたので、そうつまらなくはなかったのだとはおもうのだけれど、何度も「ああ、そこんところはもっとおもしろくできるのになあ」と思ったのだった。
そういえばすっかり忘れていたが、今年の前半(いつだったかは忘れましたが)「リトル・ウイッチ・アカデミア」というアニメをCSでやってたので見てみたのを思い出した。なにか、アニメ・クリエイターの腕試しだか、若手育成だかの企画でつくられた短編(といっても30分の作品だけど)とういことで、30分見たのだった。なんとか観終ったので、そうつまらない作品ではなかったのだけれども、やっぱり「ああ、そこはもっとおもしろくできるのに」と思ったのだった。
絵が綺麗に動くとか、キャラ・デザインがかわいい(あくまで日本アニメの基準で)とか、いまさらそんなのはあたりまえなので、そういう部分ではほとんど心が動かない。しかし、いかにも日本アニメ風に動く(日本アニメの動き、というのがあるんですよ。おそらく日本のアニメしかごらんにならない方々には、比較対象がないために、気づいておられない場合もあるかもしれませんが)のは、日本のアニメファンには親しみがもてるのかもしれないが、海外アニメを見慣れてしまうと、ちょっと、変な動きに見えてしまうものでもある。んがしかし、そんなことは些細な問題で、ようするに脚本がね、脚本で描かれる人物像がね、そこから生まれる人物描写がね、もっといろいろできるのにいかにもステレオタイプで表面を流して終わり、みたいになってしまっているのがいかにも残念であったというほかあるまい。
「キルラキル」も、同様で、いかにも、な部分だけで出来てしまっていて、せっかくもっと面白く出来そうなのに、そこんとこもっとできるだろ、というほかないのであった。
まあ、わたくし、この物語を第1話からみているわけでもないし、そのうえ途中で誘惑に負けて「シャーロック・ホームズの冒険」にチャンネルを変えてしまったので、確かなことはいえないのですけれどもね。「シャーロック・ホームズの冒険」さえやってなかったら最後まで見たかもしれないのになあ、ああ、返す返すも残念だ。ああ、残念。
やっぱり脚本だな。まず脚本だよ。ネタとか演出とかはそのあとな。
それはそうと、その「シャーロック・ホームズの冒険」。TV放送時にカットされて吹き替えのない部分にもあとから吹き替えが足してある吹き替え完全版(「刑事コロンボ」や「スター・トレック」と同じね)なのだが、付け足された部分の声を誰がやっているのかまったくわからなかったのだった。番組エンディングでもクレジットされていないのは21世紀にもなってどうかと思うね。ちゃんと番組作ってください。というわけで、今週も「シャーロック・ホームズの冒険」をみなければならなくなってしまったのは言うまでもない。ネットで調べればすぐわかるのだろうが、それじゃつまんないだろ、みたいな。
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02:15
NFL第11週
うわ。また負けた。
第10週。何が何でも負けられない同地区対決。ボルチモアはシンシナティと対戦。先制するも追い上げられ、第4Qも残り2秒。何とか逃げ切ったかとおもったところが、1シーズンに1度決まるか決まらないかのヘイルメアリーを決められOTへ。マジかよ。あ、しかし、OTでシンシナティの攻撃を封じると返す攻撃でFGが決まり勝利。いや~もう、どうにかしてちょ、てくらい危ない試合展開だった。シンシナティをこかしたことで、6勝3敗のシンシナティに4勝5敗でまだなんとかなりそうな距離。がんばれボルチモア。
と思うまもなく第11週は@シカゴ。このさいデトロイトを後押しするためにもシカゴに勝たねばならないわけだが、なんていうか、負けましたよ。
これで4勝6敗。
AFCでは西の2チーム、9勝のカンザス・シティかデンバーのどちらかがほぼワイルドカード決定。残りの1枠を5勝のNYジェッツとマイアミ、4勝のバッファロー、ボルチモア、クリーブランド、ピッツバーグ、テネシー、オークランド、サンディエゴの9チームが追うという展開。4勝のチームは全部負け越しというけっこう情けない展開だが、それだけにまだまだどんな逆転劇があるかわかったもんじゃない大混戦。場合によっては現在2勝のヒューストンもワイルドカード争いに関わってくる可能性もゼロとはいえないこともないかもしれないけど、やっぱり無理だな。
とにかく、AFCワイルドカードはかなり厳しい争いになりそう。まだあきらめるのははやいのだ。最後まで戦え、戦って勝てボルチモア・レイブンズ。
一方、デトロイトは第10週で同地区シカゴに追い上げられながらも勝利。エースQBロジャースの負傷欠場の影響大のグリーンベイが破れ、とうとうデトロイトは単独首位ですよ。ええ、どうよ。ちょいとまえまで最弱の名をほしいままにしていたデトロイトの華麗なる変身ですわよ奥様。と、思うまもなく第11週、AFC北のピッツバーグに敗戦(ピッツバーグはこれで4勝目、同地区ボルチモアとクリーブランドが破れたためAFC北は2位から4位が4勝6敗で並ぶことに)。同地区シカゴがボルチモアに勝利し、これでまたシカゴに並ばれることになった。(同地区内成績で上回っているのでデトロイトが首位)。AFCに比べてカンファレンス全体の成績がいいため、まだワイルドカードのラインがはっきりしないNFCだが、中盤連戦連勝のダークホース、カロライナ・パンサーズが7勝で一歩リード。その後をダラス、シカゴ、グリーンベイ、サンフランシスコ、アリゾナの6勝、5勝組が追う。
というわけで、こちらも熾烈な争いだが、首位と2位にほとんど差がないディビジョンが多いため地区優勝争いイコールワイルドカード争いの様相でもある。ここからますます1試合の重みが増してくる、がんばれデトロイト・ライオンズ。
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03:04
NFL2013シーズン 第9週
あっというまにNFL2013シーズンも後半戦に突入。
第8週のバイ・ウィークの前に連敗を喫してしまったわがボルチモアは、やたらと調子のいいシンシナティに3勝差をつけられ地区2位でむかえた第9週。ディフェンスはそこそこ安定してきたものの、オフェンス、特にになかなか距離が稼げないラン攻撃の建て直しがなったかどうかが問われるこの試合は@クリーブランド。すでに一度勝っている相手だが、同地区対決は勝てるだけ勝っておくのが鉄則。すでに木曜日の試合でシンシナティが破れているので、ここは勝って地区首位と差を詰めておきたいところ。しかしクリーブランドもボルチモア同様。お互い負けられない試合なのだった。
で、だ。負けました。相変わらずぱっとしないオフェンス。ランが機能していない。フラッコのパスもなんだか安定しない。ディフェンスもクリーブランドに2TDを献上し、ボルチモアは前半FGの3点だけかとおもった第2Q終了間際、これまでの攻撃がうそのようにフラッコのパスがすぱすぱ通りあっというまにTD。4点差に詰めて前半終了。ついに目が覚めたのか、これでもう大丈夫か?と思われたが世の中そうは甘くない。後半に入るとまたも淡白な攻撃に逆戻り。ディフェンスが奪ったターンオーバーもあっさり3アンド・アウトで攻撃終了。さらにこれまで好プレーを連発していたスペシャルチームも相手パントをファンブル、リカバーされるミスからTDを許してしまうという有様で、第4QにTDと2ポイントコンバージョンをきめたもののときすでに遅し。時間を使い切られて試合終了。ああ、情けない。
ボルチモアはこれで3勝5敗と結構厳しい状況。ここから巻き返せるか。故障をかかえるRB陣の建て直しはなかなか難しそう。フラッコもパスの精度を上げていかなければ、次の試合でも同じような内容では連続プレーオフ進出に黄信号が灯るかもしれないぞ。第10週の相手は同地区首位の好調シンシナティ。ここが正念場だ。がんばれボルチモア・レイブンズ。
で、不調のボルチモアとうって変わって今期意外と好調デトロイト・ライオンズ。第7週シンシナティには惜敗するも、続く第8週の@ダラスではスタフォードがまたまたメガトロン相手になげまくり、結果メガトロンはNFL史上第2位の329ヤードを獲得。とはいえ試合に負けては記録も色あせてしまう。TDで先制したもののその後はインターセプトやファンブルで自滅パターン。ダラスに逆転されて迎えた第4Qでしかしここから一気に怒涛の攻撃開始。しかしダラスもさるもので、お互いにTDを重ねるスタンディングの殴り合い。しかし、まだ6点リードされた状態で迎えたのこり1分のデトロイトの攻撃は、メガトロンへのパスが次々ヒット。TDを狙ったパスはダラスのエンドゾーン手前1ヤードでダウン。残り14秒。すでにタイムアウトを使い切っているデトロイトはスタッフォードがスパイクを指示ながらオフェンスチームを攻撃位置までせき立てる。スパイクで時間を停めるかと思われたその時、スタフォードがいきなりダイブ。あっとおどろくTDで同点。キックも決まってデトロイトの逆転勝利となった。スタフォード本人の弁では、スパイクするつもりでセットしたが、ダラスのディフェンスが(スパイクするものと思い込んでの)棒立ち状態だったので飛び込んだとのこと。ここは当然スパイクと思い込んだ相手の虚を突いた好プレイだった。
試合後のメガトロンことカルビン・ジョンソンはロッカールームで歴代2位のレシービング・ヤード獲得をチームに祝福され、スピーチを要求されると、「2位じゃだめだろ」。さすが現役最強WR。プロのアスリートであれば目指すのは頂上でなきゃね。
これでデトロイトは5勝3敗の地区2位。前半だけで去年の勝ち星を上回った。第9週はバイで、第10週には同地区シカゴとの対決が待っている。ここが後半第1の正念場だ。がんばれデトロイト・ライオンズ。
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01:48
手の震え原因判明
たかだか本の入った箱を6つかそこいら動かしただけで、指が震える(しかも親指だけ)なんてことはいままであったためしなし。と、いうもののこれが歳というものかと勝手に納得しようとしていたのだが、やはり物事にはそれなりの原因というものがあるもので、実は本の箱移動が問題なのではなかったのだ。箱を動かす前、別の荷物を家まで運んだとき、ちょっとその荷物の大きさの関係で、親指だけ突き出すようにして荷物の端を押さえ続けていたのだ。つまりそれが原因。先日、同じ荷物を運ぼうとして、無意識に親指を突き出すように荷物の端を押さえているのに気がついた。まえはこの状態で10分以上歩いていたのだった。これか、このへんな親指の使い方、これが原因だったのか。なるほどなあ。だもんでまた本の箱をえっちらと動かしたときには手には何の問題も起こらなかったのだった。絵も字もいつも通りにかけましたんですのよ旦那さん。
無意識に行うことってなかなか注意が行かないものなのだな。無意識にやってるんだから当たり前だけど。もう一度同じ荷物を運ぼうとしなければ指の疲れの原因に気がつかないままだっただろうと思うと、人生何がおこるか一寸先は霧の中(闇の中というほどのものでもないかと思って)。
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