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洋書とカートゥーン、あといろいろ。

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11月26日
03:21

液晶の色表示がおかしくなってきたondavx610wですが、こんどはバッテリーの表示がおかしくなってきた。

色表示に関しては白を作るRGBの組み合わせがおかしくなっているのに気がついた。おそらくRGBのうちどれかが、あるいは複数が輝度明度100パーセントに近いとうまく表示できないのだ。白に近いが明度の低い灰色などは普通に表示できているので、どうやらその辺に問題があると思われる。ということはやはり回路の問題なんだろうなあ。
で、バッテリー。大体20パーセントをきるとそろそろ充電しようかな、というのが普段(リチウムイオンバッテリーなので、いつ充電してもいいんですが)の使い方。20パーセントあたりから90パーセントを越えるまで、付属の昇圧されているAC-USBアダプターだと1時間半から2時間くらい、昇圧していないAC-USBアダプターだと2時間半から3時間くらいかかるのだけど、先日充電したら1時間程度で90パーセントまで充電との表示。おかしい。いくらなんでも短すぎる。と、思って、一度プラグを抜き、スリープに入れてからちょっと待ち、復帰させると案の定、バッテリーは50パーセントそこそこの表示に変わっている。ふっこんなことでこのオレ様をだませるとおもっているのか。やっぱりそんなことだろうとおもったぜ、とばかりにふたたびプラグを挿して充電再開。そして1時間ばかりたつと90パーセントあたりまで充電完了。どうかしらと、アプリを使ってみると、あっという間に減っていく。つまりまだ本当に90パーセントまで達していないのだ。80パーセントを切るあたりまで来ると、減りが緩やかになり70パーセントあたりから使い始めのころと大差ない程度の消耗具合。うむむ、面倒なやつだな。そろそろバッテリーの劣化が始まったということかな。
ということで、本当に90パーセントくらいまで充電しようとすると、ころあいを見ながら3回プラグを挿さないといけないということになってしまいましたわよ奥様どうしましょう。面倒くさいから1時間を2回(残りどこから充電するかによるけどだいたい80パーセントくらいのところまで)でやめるけど。
リチウムイオンは満充電で急激に劣化するからある意味、これでもいいとも思えるけど、表示が変なのは勘弁して。
ちなみに、novo7auroraの方はまだまったく問題出ていません。

とかいってるうちに、ainolからはなんですかnovo7auroraのマイナーグレードアップ版という感じの2コアcpuにMVA液晶搭載のnovo7crystalが登場。肝心のFireはどうなってるんでしょうね。novo10もちょっと興味あるなあ。あんまり話題になってないけどondaのv712も意外とよさそうなんだけどなあ。
nexus7用に、本体とお揃いのデザインのminiUSBを使うUSBマスター対応のカードリーダーが発売されましたね。これで、外付けカード用スロットなしの弱点を克服できそうだけど、アマゾンの評価だと、使えたり使えなかったりのあたりはずれがあるようで、中華パッドじゃないんだからあたりはずれとかやめて、みたいな。もう少し安定したら買いのグッズかもしれない。中華パッドにも当然使えるはずだし。
前に知人のノートPC購入に付き合ったとき秋葉原で見た、アンドロイド用ワンセグチューナー。これであなたのタブレッドでもTVが見れたり録れたりめっちゃ便利で990円だったのであやうく買いそうになったのだけれど、そもそもプラグがmicroUSBだったようで、miniUSB主流の中華パッドでは使えんわ!危ない危ない。やっぱり確かめてから買うようにしないといけませんね。
7インチタブレットは本格的普及が始まったばかりの製品ということで、まだまだいろいろ変なのもが登場しそうで楽しみはこれからって感じですね。

11月25日
12:22

あっというまに後半戦に突入したNFL。
第7週にはテキサンズにボコられた我がボルチモアですが、バイウィークあけの第9週にはクリーブランドに勝利。第10週にはオークランドをこてんぱんにしてやってきました第11週は敵地で同地区ピッツバーグとの対戦。これを制せずしてスーパーボウルはなし。ボルチモアはディフェンスが万全ではなく、ピッツバーグはQBロスリスバーガーを欠いてオフェンスが不安という両者はある意味互角の勝負。ピッツバーグに先制のTDを許したボルチモアはしかし、フィールドゴールを返した後スペシャルチームがパントリターンTDを奪いリードするとこの差を守りきってロースコアのディフェンス戦を勝利した。これでAFC北首位はひとまず安泰。しかしアウェイでのサンディエゴ戦をはさんでホームでのピッツバーグ戦がまっているのでまだまだここが踏ん張りどころだ。

中盤戦のNFLは序盤の意外な展開から変わって流石に実力のあるチームが勝ち星を延ばすようになり、AFCはそろそろ各地区の優勝が見えてきた感がありますね。NFCは勝ち越しチームが多いせいもあってかまだ混戦気味。ワイルドカードは特にNFCでは最終戦まで熾烈な争いが続きそうな感じですな。

で、デトロイト・ライオンズはといえば、2連勝のあと同地区対決2連敗で、プレーオフもかなり厳しい状況。NFCのチームはみんな成績がいいので、残り全勝は絶対の条件、という具合で迎えた第12週伝統のサンクスギビングデーゲーム。相手はAFCの絶好調チーム、ヒューストン・テキサンズ。エースレシーバーのジョンソン&ジョンソン対決も見もの。デトロイトはつねに一歩リードを保って戦っていたものの第3Qに微妙な判定とチャレンジ失敗(チャレンジの対象を間違えてしまった)もあって同点に追いつかれ、第4QでもTDの応酬で突き放せずついにOTへ。先にチャンスを掴んだヒューストンがFGをはずすし、これで勝てるはずだったデトロイトも仲良くFG失敗。しかしとうとう力尽きFGを奪われてまたもや1ポゼッション差の惜敗。今年は最後までこのパターンが続きそう。
一方のヒューストンはその前の第11週のジャクソンビル戦もほとんど同じような展開でOTで勝利と2週連続のOTゲームをものにし、粘りに粘って勝利をもぎ取るという強さを発揮。AFC1位の座を明け渡す気配がない。ボルチモアにとっては手強い相手だが、今の状況ではAFCチャンピオンシップでレギュラーシーズンの雪辱を果たすということになりそう(いや果たすのだ)な雰囲気。

ACFではニューイングランドがいよいよ容赦のない強さを発揮し始め東地区単独首位。南地区ではテキサンズのあとを新人QBラックを擁するインディアナが追っていて、ワイルドカードでプレーオフに進出しそうな勢い。低迷している西地区は唯一の勝ち越しチーム、マニング兄のデンバーが首位。さすがですな。ワイルドカードも、ピッツバーグとインディアナが一歩リード。
NFCでは東地区首位だったNYジャイアンツが魔の11月(なぜか11月に勝てない)に連敗でそろそろ「春日の呪い」発動か?ワシントン、ダラスと三つ巴の混戦模様に。北地区ではグリーンベイがついに逆転首位に立ち、同率のシカゴと1勝差のミネソタが追うこれも三つ巴の様相。西地区も首位サンフランシスコを1勝差でシアトルが追う状態。南地区では好調ファルコンズが抜け出しているが、2位バッカニアーズも6勝でまだ望みはある。ワイルドカードは7勝のシカゴを追って6勝が4チーム、5勝が3チームと生き残るのはどこかまったくわからない状況。こちらは第17週までもつれそうで楽しみですね。

11月25日
11:06

あっというまだなあ。

今週は調子悪かった。
風邪をひきかけ状態がずーと続いて、ぼやぼやしているまに一週間たってしまった。

先週の土曜日には、さすけっちょさん、十円さんとごいっしょさせていただいて、オフ会でカラオケ歌いまくりでありましたよ。3人で5時間だから一人あたり1時間半程度は歌っていたと。ほぼアニソンですが、アニソンはいっぱいあるので全然困らないのだな。
しかし、歌いたかった「トランスフォーマー・アニメイテッド」のテーマ(曲名は知らない)がなかったので、ちっ、って感じだ。
今はタブレット入力式なので、歌本に慣れているものにすると、いまいち目的の歌が探しづらい感があるなあ。でも少しいじると使用感を思い出した。膨大な曲数になるとやっぱりこの方式しかないよね。いずれはタッチペンじゃなくて、指でOKなものになるんだろうな。でも飲食の注文は電話。注文もタブレットで出来ればいいのに。つーか出来るお店もありますよね。
ほぼ3年ぶりのカラオケ(愉快なDVD鑑賞ではなく、歌目的のカラオケということで)だったので、やっぱり調子はもひとつ。声帯も筋肉なのでやっぱり使わないとなまってしまうんだな。顔面も筋肉なので、口の開け閉めも使わないとなまってしまうし、複式呼吸をするにも腹筋がなまってようするになまりまくりというわけさ。ふ。年を感じるぜ。
待ち合わせ場所だった新宿紀伊国屋本店の交差点を渡った、前はCDやDVDやら売っていたはずのビルが地下2階から地上8階までまるごとカラオケビルになっていたのでびっくり。
紀伊国屋本店にはちょくちょく行くはずなのにぜんぜん気がつかなかった。駅から地下道を使うので地上の変化に気がつかないのだな。新宿ジュンク堂もなくなって、ユニクロ+ビックのビックロになってしまっているし。あのビルの上のほうにジュンク堂がまた入ってくれれば良かったのに、ばかばかビックロとジュンク堂のばか。
とにかく新宿東口側は紀伊国屋本店と、ジュンク堂があったときにはジュンク堂紀伊国屋本店とはしごだったのに、世界堂(ここは一年に1回くらいだけど)しか行かない、あ、映画も見に行くか、それくらいしかいかないのでふと気がつくといろいろ変わっているということですね。

時間が来て、カラオケ店を出ようとすると、入り口カウンターフロアはお客さんでいっぱい。外が雨だということもあるのかもしれないが、にょーにゃくにゃんにょ(本当は老若男女です)みなそろってカラオケなのだ。いやまさに日本を代表する娯楽なんだなあとおもわずにはいられない。みんなそんなに歌を歌いたいのか。オレも歌うから君も歌え(字あまりすぎ)というわけか。

5時間もひたすら歌いまくりだったのでそのあとはひとつ燃料補給ということで、居酒屋へ。適当に入って適当に注文して、中華パッドでカートゥーンの動画をみながらオタクな話題なのだった。さすけっちょさんはNEXUS7をもってきてらっしゃった。やはりメーカー製(作ってるのはAsus)なので中華にくらべてやっぱり薄いなあ。CPUがTegraなので早い、って前のエントリにも書いたことあるな。いいなあ。microSDカードスロットがあればオレもいっこ欲しいなあ。スロットがないからやっぱり買うなら32GB版ですよね。とおもったらnexus7は16GBしかないのか。ち、早く32GBくらい、いやもう64GB版くらいだしやがりませ。居酒屋のテーブルは飲食物で埋め尽くされるので、やっぱり7インチくらいがちょうどいいのかな。3人だったからというのもありますね。もっと人数がいたらまた話がちがうだろうな。
で、見ていたものがカートゥーンの動画だったりあちらの漫画だったりしたので、海外漫画・アニメ事情をひとりでしゃべりまくってしまったのでちょっと反省。こんどは日本のオタクなことについてもお話しましょうつーか、そっち方面についてはぜひお話をうかがいたいみたいな。

居酒屋をでて、珈琲店で食後の一服をしながらさらにいい年した大人同士のオタク話は続く。ま、こういうことは年は関係ないね。いつまででも続けられますね。

そろそろ帰りの電車が気になる時間になってきたので新宿駅へ。
途中のクレーンゲーム屋で「フィニアスとファーブ」発見。ペリー・キータグをゲットだぜ。ああ、もうこういうものはやらないようにしようと思っていたのに~、ペリーのばかばか。しかし、どうしてイザベラやステイシーがないのだ。ディズニー、何とかせよ(強意の命令形)。ステイシーがあったら何百万回でもやるね。オレはやるよ。こういうものはもうやらないようにしようとかなんとかそんなことはステイシーの前では取るに足らない決意であるといわざるをえないね。

で、新宿駅で解散。お疲れ様でした。
家に帰ってから珈琲を飲みながら一息ついてフト気がつくと、そうだ「モーターシティ」の第8話(実際には9話)をやっているはずだと気がついて、あとは前のエントリに続く。

11月18日
15:18

「モーターシティ」第9話のルビー・ザ・ダークスレイヤー。
本当の戦士ということではなく、ライブ・アクト・RPG(live active role playing)のコスプレです。

んにしてもだ、RPGの戦士がこのかっこうっていうのはどうよ。

昨日(11月17日)、夜中近くに帰宅して珈琲を飲んで一休み。日が変わってふと、あ、そうだ。この時間、モーターシティ第8話(実際には第9話)やってるなとモニターを見たわけです。
そしたらあなた、どうしましょう。
くわ、オレの負けだ。なんだこいつは。
目つきが悪いぞ。
髪はお下げで目つきが悪い。
さらに美脚で、しかも目つきが悪いのだ。
それにちょっとおばかで、付け加えるなら目つきが悪いではないか。
いい歳の娘さんがこんなミニスカートでなにやってるんだ。おまけに目つきが悪いときている。
泣きホクロもキュートで、そのうえ目つきが悪いっていうのはもう言ったっけ?
そんなわけで、速攻描きました、ルビー・ザ・ダークスレイヤー(ただし実戦はめちゃくちゃ弱い。そりゃそうだ、ただの目つきの悪い女の子だし。そのくせ目つきは悪いのだってもういいですか、そうですか)。
そんな今大人気の(deviantArtで ruby the darkslayer を検索すると今日2012年11月18日の時点で1つっきゃヒットしないというくらいの人気ぶりだ!)目つきの悪い娘さん万歳!!
オレはもう年末にはルビーの本(コピー誌だけど)作るね。間違いないね(多分・・・)。

それはそれとして、この絵を描いて、モーターシティの特殊な色設計にあらためて気がつきましたよ。この絵そのものは普通に色をつけただけですが。いろいろ考えて作ってるんだなあ。5話目あたりからおはなしもやっとエンジン温まって、ググとこう、アクセル入ってきましたね。おっと、良く見たら原語版では声が Jeccica DiCicco ではありませんか。ますますまいりました、まいりまくりです。


話はかわりますが、この絵をdAにもアップしてやろうとして、いざこの長いキャプション(上記はpixivにつけたキャプション)を英語で書き直すのは、まあいいとして、問題は、「目つきが悪い」という言葉がはたして英語にあるのか?ということ。
ルビー最大のチャームポイントである「目つきの悪さ」を連発しているので、これがいえなければ何も言わないのと同じであるのは理の当然。

こんなときのための「お笑いグーグル翻訳」をやってみました。
入力・日本語「彼女は目つきが悪い 」
翻訳・英語「her eyes with poor」

ちょっとまてよ、これじゃ「目つきが悪い」んじゃなくて「視力が悪い」だろう。

そこでためしに
入力・英語「her eyes with poor」
出力・日本語「貧しい人々と彼女の目」

一発目からかましてくれるぜ、さすがグーグル翻訳!
自分の訳に責任持ちやがりなさいませ!!

本題の「目つきが悪い」は、
a nasty ( or an unpleasant ) look in one's eye.
で、have を動詞に使います。
不快なものがその目に見える、とまあストレートな表現だなあ。

11月11日
23:34

先週の日曜日はひさしぶりにイベントにいってきたのだけれど、もう一週間もたってしまったのか。早すぎる。バス旅行なんかしてる場合じゃないな。

てなわけで、半期に一度のイベント参加なんでありましたよ。
前日までなんだかせわしなくてたいした準備も出来ず、書き溜めていたスケッチからコピー誌をひねり出して参加しました。

ここんとこ、このイベントも参加サークルが減少気味で、ちょっと寂しいかもしれない。もっともジャンル・アニメ全般となると、日本のアニメそのものにビッグタイトルがなく求心力が減ってきているのも原因のひとつかな。それぞれに好きなものを探すことは出来ても、みんなでひとつの共通項を楽しむ、ということをアニメではしにくくなっているんではあるまいか。
わたしなんぞはずっと海外アニメ専門で参加しているので、前にも書いたと思いますが、周りの作品が一体なんなのかさっぱりわからない、と、そういうありさま。タイトルは知っていても絵を見ただけではわからないのだからどうにもこうにも。

ま、そんなことはどうでもよくてですね、参加サークルは少々減っているものの、お客さん(コミケじゃないから一般参加者とかいわなくてもいいんだよな)はそれなりにいらっしゃってて、会場内がすかすかだ、みたいな事はないのだ。終了際までサークルも人もいる(最近はコミケでも午後になったらさっさと帰るサークルや一般参加者がけっこういますからね)ので、にぎやかな雰囲気のまま終われるのはいいことだ。

イベントが終わったらまたいつもの方々にくっついてお疲れ様の打ち上げ。ひげのカートゥーンおやじさんはまた来なかったよ。仕事がいそがしいんだろうなあ。ご苦労様であります。
メンバーはみんなアニメ・ゲーム好きで絵をかく人ばかりだから、絵や絵描き(「絵師」という日本語は正直好きじゃない)さんの話題になることもあるわけだけど、そんなときこそタブレットですよ。
わたしはモバイルでネットに接続できるものを持っていないのだけれど、ネクサス7(中華じゃなくて台湾のAsus+グーグル製7インチタブレット。CPUがtegra3なので速いよ)を買って見せびらかしてくれた人はテザリング出来るスマホ持ち。その場でネットに接続して実際に話題に出た絵や人について見ることが出来る。わたしの中華パッドでは、BGM(動画だからバック・グラウンド・ムービーね)がわりにカートゥーンを流しっぱなし。マジ便利だなあタブレット。ネクサス7の人はこれまでいまいち中華パッドに懐疑的だったのだが実機を見てネクサス7と大差ないと思い知ったに違いあるまい。てゆーか中華パッドにはmicroSDスロットがあるもんね~、みたいな。子供かオレは。

とにかく、絵やゲームや漫画やアニメの話を際限なく続けて、しかも早い時間からあいているというだけの理由で入ったお店の料理がかなり美味しく、しかも安いのでありましたよ。だからもうたっぷり楽しめて帰りも早いといういいことずくめ。
いや、お疲れ様でした。また来年。

11月10日
02:48

ある私鉄の駅から同じ鉄道の別の駅までその私鉄会社が運営する路線バスが出ている。
ある駅が始発で別の駅が終着。
よくあることですが、
その2つの駅が歩いて15分くらいの隣同士となるとそうそうありはすまい。
同駅からは遠く離れた場所へ向かう路線もあるのだが、そんな普通の路線に乗ってもしょうがない。

てなわけで、先日前々から興味があったその路線バスにのってこちらの駅から隣の駅まで(もう一度書きますが、電車なら一駅。歩いても10分)小旅行であります。私鉄沿線をはなれてぐるりと30分、いや25分くらいかな。

駅から歩くにはやや遠い離れた場所に団地があって、そこと駅をつないでいるバス路線なのだった。また同じ駅に戻ってきてもよさそうなのにわざわざ隣の駅まで行くのだ。で、折り返しに帰ってくるというわけ。
団地も特別巨大な団地というわけでもない集合住宅の集合地だが、個人住宅やアパート・マンションなどの多いその付近では同じつくりの高層アパートが複数棟そろっている団地(2~3階建てくらいのものはいくつかある)は意外と珍しいものなのだった。でも団地から自転車で駅まで行ってる人もいるみたいだよ。だからこれは、お年寄り専用バスみたいなものなのだな。田舎と同じだ。交通弱者のためにこうして路線を維持するというのはある意味社会貢献といっていい。ちょっと見直したよ。だからひとつの駅だけでなく2つの駅を行き来するというのもいいことだ。団地中心に考えれば行く場所の選択肢をふやすことになりますからね。

とはいえ、いざ乗ってみるまではそういうことに考えが至らず、こちらの駅は急行も止まる駅なので、なるほどとうなずけるのだが、隣の駅は各駅停車しか止まらないので、どうなのかなあなどと思っていたのだった。
そして明らかになったのは、その隣の駅は路線の関係上、意外とバスが集まる場所だったのだ。ターミナルなのはわたしの乗った路線くらいで、あとは途中停留所なのだが、ここから別のバスに乗り換えてさらにバス旅行を続けることが可能になっている。なるほどなるほど。それで団地まで行って帰るだけでなく、あっちの駅とこっちの駅をつなぎましょうということになったんだな。

バスは団地を過ぎると主要環状線に出る。と、反対車線の先に見えたのは巨大なフィットネスクラブ(ちょっと言い方が古いな。いまは別のなんかいい名前があったように思うのだけれど)といわゆるスーパー銭湯らしき温泉の建物が。こんなところにもスーパーな温泉銭湯があったのか。使いづれーったらありゃしねー。まああれだね。自動車で来る人むけということなんだね。きっとこれから先もあそこには行かないだろうなあと思うのであった。

環状線から離れたかと思うまもなく終着の停車場に着くのであった。
そこから線路に沿って1分くらい歩くとあっちの駅。せっかくきたのだからと駅前をぶらぶらするのだが、いまいち商店街におもしろそうな店がない。にぎやかで人出もおおいからさびれた駅というわけでは全然ない、東京23区内にそういうさびれた駅があったらそのほうがすごいんだけどね。いや、探せばあるかな。とにかくネットやTVで評判そうなお店はあるのだが、面白そうなお店がなかったのだ。
もっともわたしのいうおもしろそうな店とは40パーセントが本屋。40パーセントが古本屋で、残りの20パーセントがだらだらすごすための珈琲店か、変なものを売っていそうな得体の知れない店のことなのだ。
いまやいわゆる「町の本屋」は日本全国で壊滅しかかっているので、これは仕方のないことかもしれない。多分15年以上前になるだろうか、この駅周辺を歩いたときあった変な古本屋はやっぱりつぶれていた。残念だ。駅前には必ずありそうな珈琲チェーン店もない。マクドはあったけどね。マクドはいまいち落ち着けないからなあ。1970年代のTVドラマあたりに出てきそうな微妙に朽ちかけた感じの喫茶店もあったけど、入らなかった。他に客がいそうになく、これはこれで落ち着けないかもしれないからね。

小一時間、ふらふらしたものの、どうしようか、電車で隣の駅に戻ろうかと、改札をくぐると(ICプリペイドカードは便利だね。昔は目的の駅まで切符を買わなければならなかったが、いまでは自由に途中下車できるし、乗り越しも自由だ。バスにも乗れるし、ふらふら出かけるのが好きな人間にはマジ超便利っすよ~)、そこに駅中喫茶が。ドトール。けっこう見ますね駅中ドトール。こんなところにも。電車に乗るとほんの3分かそこらでもとの駅。ありがたいのかどうなのかよくわからないね。こちらの駅にはやや中くらいの三省堂書店があって、だらだらできる珈琲チェーン店もあるので、やれやれと本を見てから一休み。たのしいバス旅行のつもりがいつもの生活と同じになってしまった。

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Ruby the Darkslayer
(2012年11月18日 14:57)