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新着日記一覧

10月15日
02:15

我がボルチモア・レイブンズは敵地でカンサス・シティ・チーフスと対戦。
結果は9対6。
なんですか、どこの高校野球の試合結果ですかこれは。
双方ディフェンスががんばりまくりで(あるいはオフェンスがしょぼすぎて)、TDなし。FGだけで試合が決まるという、ああ、観たかったなあ。
とにかく、敵地で勝利したのは去年のアウェイでコロり病を考えればまた一歩進歩したといえる好結果。とにかく勝てばいいんだから。
次週は、調子がいいのか悪いのかわからないダラス・カウボーイズを地元に迎えてこてんぱんにしてやりましょう。今年はNFC東と対戦なんだな、今気がついた。

デトロイト・ライオンズはお休み。ゆっくり養生してください。
ニューイングランド・ペイトリオッツは、デンバー・ブロンコスを地元に迎えて、トム・ブレイディ対ペイトン・マニングのライバルQB対決。ファーストシリーズ、ノーハドルで快調に進むデンバーは、エンドゾーン直前でニューイングランドのファンブル・フォーズからターンオーバーを奪われてしまう。ここから試合はニューイングランドの流れ、終始リードを維持し、第3Qに突き放して逃げ切り勝ち。
連敗街道ひた走るクリーブランド・ブラウンズはNYジャイアンツと対戦。第1Qに2連続TDを上げオフェンス絶好調。ディフェンスもNYを押さえ込んで、すわ、クリーブランド初勝利か、と思いきや第2Qにファンブル・リカバーとインターセプトで2連続ターンオーバーを奪われると、雲行きが怪しくなり、後半に一気に逆転され、あれよあれよと引き離されてやっぱり負けました。あれま。
同じAFC北のピッツバーグ・スティーラーズは、フィラデルフィア・イーグルスを地元に向かえ、先制しながらも第4Qには逆転され、2点をリードされて迎えた最後のドライブ、FGで逆転サヨナラ勝利、これで2勝2敗。
さらに一足早く第6週サーズデーナイトでテネシー・タイタンズと対決。まだ1勝のテネシーはそろそろ負けられなくなってきた。ピッツバーグもボルチモアの独走を許すわけには行かない。で、同点で迎えた第4Q最後のFGでテネシーの勝利。第4Q最後の決勝FGが多いですね。テネシーは一安心だが、早くも3敗目のピッツバーグはちょっと厳しくなったか。
AFC北シンシナティ・ベンガルズはマイアミでマイアミ・ドルフィンズと対戦。相手ファンブルから先制したシンシナティは、その後第3Qで逆転を許し、インターセプトやFG失敗など、オフェンスがいまいち機能せず追い上げに失敗して敗戦。これで3勝どまり。
というわけで、AFC北はボルチモアが、4勝1敗で単独1位。この調子でいきましょうよ。

開幕連勝を続ける2チームはアトランタがワシントンと、ヒューストンはジェッツと対戦。それぞれ勝利して5連勝。強い。
一方、クリーブランドと共に連敗中のニューオーリンズ・セインツは好調サンディエゴ・チャージャーズを迎えての戦いで、ドリュー・ブリーズが48試合連続TDパス成功という記録を樹立。試合も第4Qに逆転勝利。これで連敗ストップ。
混戦模様のNFC北は、グリーンベイ・パッカーズがインディアナポリス・コルツと対戦。18点差をはねかえし、なんとインディアナポリスが逆転勝利。これでグリーンベイまさかの3敗目。
ミネソタ・バイキングスはテネシー・タイタンズと地元で対戦。第3Qまでに23点差をつけ、第4Qにはおまけで1TDをとられた程度の快勝。あれま。
シカゴ・ベアーズもジャクソンビル・ジャガーズをFGの3点だけに押さえ込んでこてんぱんにして勝利。これで、ミネソタとシカゴのマッチレースの様相になってましたよ。
それよりもっと混戦なのがNFC西で、第5週を終わったところで全チームが勝ち越しというえらいことになってますよ。そんな中NFC南だけが、連勝中のアトランタ以外のこりの3チームが1勝のみと、かなり厳しい状況。しかしまだシーズンは第2Qがはじまったばかり。次週はどうなっていくのか、こりゃもうまだまだわけわからなくていいっすよ。

10月15日
01:15

Enchanted Glass
author Diana Wynne Jones 読了

祖父である魔法使い Jocelyne Brandon が亡くなって、その館と彼の field-of-care を受け継いだ Andrew Brandon Hope は、勤めていた大学を辞め、これを機会に暖めていた本の執筆をはじめようと、まだ幼いころの一時期祖父と暮らしていた Melstone House にやってくる。しかし、彼が受け継いだのはただの土地と館だけではなかった。
一方、両親はすでになく、祖母と暮らしていた少年 Aidan は、祖母が亡くなった後、何者かに追われていることに気がつき、祖母のつてを頼って Melstone House へやってくる。Andrew は、Aidan を保護することに。
Andrew と Aidan は、firld-of-care の境界線を見極めようと探索して回るが、森のなかで Mr. Brown なる人物が勝手に鉄条網を張り field-of-care の一部を占有していた。怒った Andrew は Mr.Brown の館に乗り込むと、逆に Mr.Brown は Melstone の土地の所有と、メルストーン村の村人の立ち退きを要求してくる。
そして Aidan を命を狙う追っ手が、Melstone にやってくる。なぜ彼は狙われるのか。Mr.Brown の目的と正体は。魔法と謎が絡み合って事態はとんでもない方向へと進んでいく。

ダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説は、洋書多読をはじめるまえから翻訳で結構読んでいたので、本屋とアマゾンで売っている未読のものになかなか行き当たらなかったんですが、前のEarwig and the Witch 以来やっと発見。今度は幼年むけではなく、クレストマンシー・シリーズのような児童向け。
家具の配置にうるさく、Andrew が勝手に動かした家具をすぐまたもとの位置にもどしてしまう、食事というと同じものしか作らない通いのまかない兼家政婦のMrs.Stock に、館の菜園で、大量多種の野菜を作りまくる通いの農夫 Mr.Stock。メルストーンの村は大半の人が Stock 姓。Mr.Stock が館に運び込む大量の野菜を一晩のうちに平らげてしまう、謎の存在。Mr.Stock の兄弟で元ジョッキーの Tarquin の、有能で美しい娘 Stashe は Andrew の秘書として館にやってくる。Mr.Stock の姉妹 Trixie の息子、Shaun は、働き口をもとめて Melstone House にやってくるが、大きな体で一見知恵遅れのように見えてなんでも修理する天才。いつものダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品同様、一筋縄でいかないキャラクターがぞろぞろ。魔法の働き方も面白い。イギリスの妖精譚の世界観を下敷きに、ちりばれられた笑いに一見不可解なシリアスな状況、あちこちに張られた伏線と謎がクライマックスへと一気になだれ込む、DW・ジョーンズ節はいつもの様に絶好調。現代イギリスにも十分魔法が生きていると感じます。面白かった。