“散歩モノ”が好きです。
「ちぃ散歩」とか、
「ブラタモリ」とか、
「モヤモヤさまぁ~ず2」とか、
「ぶらり途中下車の旅」……。
ご飯食べながらとか、ぼ~っとしながら観るのにちょうど良いゆるさ。
「あ、このお店いいな。今度行ってみたいな。」
と思っても、メモする程真剣に観ていないので、多分この先も絶対行く事はないであろう店。でも別に困らないし…というゆるさ。
最近のお気に入りは「孤独のグルメ」です。
原作は漫画です。
輸入雑貨商を営む主人公“井之頭五郎”が、仕事で訪れた街で食事をする、というもの。
「グルメ」とは言っても、定食とか、コンビニ飯とか、カツサンドとか…言葉は悪いけれどB級グルメばかりです。
番組では前半ストーリー仕立て(これがまたユルイ)
後半は原作者の久住昌之氏が実際にその店に行って同じものを食べる…という二部構成になっています。
この辺がまぁ、“散歩モノ”と少し違うところですが。
“孤独の”と言ってるぐらいで、ほとんどがオヤジの独り言です。
しかもどうでもいい独り言(笑)
「この水がどうの」とか「魚はまず目が」なんてウンチクもなく、ただ空腹を満たすために食べる。
そのゆるさがクセになります。
そして私の中の“オヤジ”部分が、五郎の言葉に妙に共鳴するのです。
なんだろう、この既視感……。
山なし
オチなし
意味なし
これこそが真の意味での「やおい本」じゃないかな、と思ったり思わなかったり。
もし興味がおありでしたら、読んでみてね。
↓
番組ホームページ
↓
http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume/