いちえんじゅうえん

• 
• 
• 
• 

元同僚のご夫婦とお花見行ってきました。
丸の内ビルで待ち合わせて皇居へ。

噴水の公園でお弁当広げまずはいきなりのランチタイム。

旦那様はウーロン茶というのにお酒大好きな奥様とおいらはビール。しかもでかいサイズの。だってピクニック（？）に酒は必需品ｗ
「ワイン持ってこようか、とかも思ったんだけど―」とは奥様のお言葉ｗ　おいらたち二人ならボトル一本くらいフツーに空けてしまえることは実証済み。

のんびりビールあおって他愛ないおしゃべりして桜を求めて移動。
東京駅側からは桜の気配がほとんどしない。
「見ごろって話だったんだけど」と言うので、そんじゃあと千鳥が淵の方へと向かいました。
沈丁花とか山吹とか咲いていて桜がなくても眼福でしたが、そこは日本人。やっぱ桜は見たい。

場所移動は正解で昨年と同じスポットはいい感じに満開でした。
それでも三分咲きに葉っぱが出始めている木とか、もう散り始めている木とか入り混じっていて、去年みたく「満開」という印象とはちょっぴり異なってました。今年の気候はどうも様子が何かしら違うようで。

それでもとんでもない人ゴミには変わりなく、おまけに武道館で某大学の入学式なぞやっていたものだから余計に混雑していて。
「日曜に入学式って反則」とブーたれてみる。

人混みを外れて何したかと言えばコンビニで酒とつまみを買って狭い公園もどきで一杯。
一緒に旅行とかすると、おいらと奥様が昼間っからビールカパカパ飲んじゃうのはとっくに諦めておいでなので、旦那様は何にも言いません。むしろつまみをいっぱい買ってくださる。
いい人だ。O主任。自分で刈上げたという髪がどうしようもなく変だけど。帽子で隠れているからよし。

休憩所にある土産物店で、なんてこったい、おいらの若冲様の絵葉書を発見し、誘惑に勝てず購入。
いや、画集持ってるんだけど。実家に。重いし全部がカラーじゃないし。そんでこのはがきにある絵が全部載ってるわけじゃないし。
言い訳しても何してもとにかく買ってしまいました。
馬鹿だ。持っててどうすんだ。とか思ったけど欲しかったんだから仕方がない、というか今見ててもうれしいｖ　この美しさというか凛々しさというか迫力はいかんだろう。欲しくならないおいらがいたらそれはおいらではない。
当分実家への絵手紙はこれで出そう、とか横着を考えてます。

その後は新宿の「のんだくれ横丁」とかなんとかいう小路へ。
最近この二人と出かけると●●横丁的な昭和臭ただよう飲み屋街で、屋台に毛が生えたような、椅子と言えばアルミの三脚、みたいなちっこいお店で一杯やるのが楽しみになってます。
奥さんはおしゃれでちっこくて可愛らしいのにこの手の趣味が大変にオヤジで嬉しい。
そんでこういう一杯飲み屋って大抵安くって美味い。注文取りに来たお兄ちゃんは中国系（旦那は韓国系じゃね？と言ってたけどあのイントネーションは大陸の方じゃないかな。いや、よくわからんが）のイケメンくんで笑うととってもかーわいかったｖ　また行ってもいいかもしんない。

その後「嵐が紹介していた」とかいうラーメン屋さんで噂のつけ麺をいただく。
ラーメンじゃなくてこりゃうどんじゃないのか。
いや、でもこのスープはうどんというには違うよなぁ。やっぱラーメンになるのか。
そんなことを思いながらいただいたつけ麺はつるつるのシコシコでとっても美味しかったです。並んだ甲斐があったというもの。
いつもだったら御汁も全部飲んでしまうんだけど、この日はビールのおかげでお腹が結構膨れていたから諦めました。
ごめんよ。御汁が自慢のお店なのにね。


一日家でゴロゴロしていると、曜日の感覚も時間の感覚もなくなって、お腹もすかないし取りたてて眠くもならない、とここ数日で学んだおいらです。なんか食事するのも面倒くさい。今日はコーヒーだけでいいかー、とかうっかり思ってしまったりするのでよろしくない。
なのに人と会ってちょっとぶらぶらするだけでお腹は減る、飲みたくなる、遊んで帰れば眠くもなる。
こういうのが普通で、当たり前で、精神的にも身体的にもいいことなんだなあ、としみじみ思い返しているところです。