2011-04-23 11:38引き算の戦略
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さっき見ていたTVに外国(たぶんイギリス・・・?)から盆栽修行にきているおじさんだ出ていました。盆栽に惹かれ、住み込みで盆栽作家(そんな職業があったのか・・・Σ( ゜□ ゜ ) )のお宅で他のお弟子さんと一緒に朝から晩まで盆栽づくし生活中。
この人が盆栽の魅力を聞かれて言った言葉↓
「イギリスのガーデンはいろんな植物を植えます。盆栽はいらないモノを取り除く。一番大切なものだけを残すんです」
なんだか妙に納得。
・・・ん?
でも同じような言葉をつい最近読んだような・・・?
あったあった。
月曜に読んだ「サーチナ」というネットにあったサイゼリヤの話。
上海に進出している日系外食企業として快進撃中だそうです。「衝撃」なんて言葉が使われてて、大いに成功している模様。
紹介者がこの成功の秘訣が「引き算の戦略」にあると述べているんですね。
出た。
引き算。
「顧客が望まないモノを一切取り除く」
ほー・・・(-.-)
要らないモノを取り去ることでコストダウンに成功し、行列ができるほどの繁盛ぶりだとか。
なんか、引き算というと、もともと苦手なのと「人員削減」なんてネガチックな言葉を連想しがちなおいら。
だけど「本質に迫る」というとらえ方をするんならいいかなぁ。
余分をとことん取り除く、って発想は龍安寺の枯山水なんかにも通じるかも?
少なくとも盆栽のおじさんの話は「よいな」と思いました。