今年に入って、そのような噂が飛び交っていましたが、本家、Mozilla Foundationが、2016年末に、NPAPIプラグインAPIを終息させるアナウンスをした様子です。
ただ、Flashプラグインに対しては、現状のコンテンツ普及率から、しばらく、現状を維持する様子。
http://arstechnica.com/information-technology/2015/10/fir...
JAVAに関しては、Oracle自体に、他のプラグインAPI対応への意志がないので、どうにもなりません。
オンラインで有っても、"Java Web Start" のような形で、アプレットを起動させることを推奨し、従来のような、ブラウザの拡張機能として連携を取る形を、方針として取りやめるように見えます。
https://blogs.oracle.com/java-platform-group/entry/npapi_...
大手の開発元では、今後は、HTML5を中心としたサービスを推奨して行き、プラグイン形式の旧世代技術を一掃したい思惑が有るのでしょう。
(技術ベースの更新ラッシュで、ITプチバブルでも期待してるのだろうか?
セキュリティ云々っても、言い訳っぽく観えてしまう。)
ただ、未だに古い形でのサービス提供を継続して行っている大手も多く、「業界のゴリ押しではないか?」とも取れます。
(証券取引関連では、チャート表示に依然として、JREプラグインを必要とするものが有るようで、Chromeの、NPAPIドロップにあたっては、他のブラウザへの移行で対応をする事が推奨されてたりしたようです。)
・・・なんか、次世代アーキテクチャ争いの、AMD vs Intelの時の事を、思い出したり。
(IA-64で、1ベンダに過ぎないはずのIntelの都合による、今まで構築したソフトウェア(ノウハウやライブラリ等)資産の全面放棄を強要する流れは、ソフトウェア業界の猛反発を受けて否定され、AMD提唱の従来アーキテクチャ拡張:x86-64の方向で推移することになり、現在に至っています。)
5年くらいかけて、周知徹底しつつ、移行を徐々に行うならまだしも、「来年でやめるわ」では、混乱は必至だのぉ。
事実上の、既存基幹技術の否定なんだから、時間をかけて、業界の外(行政・資産家・他業界経営者)にも発信していかないと、流れはスムーズには変えられませんよ・・・と。