プロフィール

10代の頃のアニメ漫画ゲーム好きをこじらせてる妻子持ち30代の日曜絵師です。
現実に立ち向かうために絵を描くお友達が沢山欲しいです。
パンとコーヒーが燃料です。

ゲーム派ドットコムで箱太郎とジュリアの担当絵師をやってます。

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新着日記一覧

12月24日
22:39

本屋さんで、ハードカバーの小説を置いている棚に子どもの頃から見慣れたCLAMPさんのイラストがあったんですね。
それが「ハケンアニメ!」というタイトルの小説だったのですよ。

タイトルのイメージから、アニメ業界で働く派遣労働の身分の人たちの蟹工船的な物語かと思って読み始めたのですが、違ってました。

あるクール内で放送されたアニメの中で一番視聴者にウケたアニメのことを、そのクールの覇権アニメと呼ぶんだそうで、その覇権アニメがこの物語のテーマ。いやーそんな言葉があるとは知りませんでした。

その覇権アニメに関わる3人のヒロインと、そのパートナーになる男性とのすったもんだを描いたオムニバスストーリーとなっていました。

1人めの女性はアニメプロデューサー。10年前にメガヒットを産み出したものの、その作品を超える作品を作ろうともがいてスランプに陥っているアニメ監督と新しいアニメ作品を作りましょう!って物語。

2人めの女性は、たくさんの人に生きる活力を与えられるような作品を作りたいと考えているアニメ監督。アニメ番組からいかに会社の利益を生み出すかを最優先に考える敏腕プロデューサーとの価値観の戦いの物語。

3人めの女性は、地方にスタジオを構える製作会社に勤める、ネットで話題になっている神原画を描くアニメーター。お相手はアニメの聖地巡礼がもたらす経済効果に目をつけたものの、アニメには全く関心がない町役場の上司からすべてを丸投げされた、これまたアニメのことはさっぱりわからない地方公務員っていう組み合わせ。

いやー面白かった。
アニメ業界の話、っていうより男性中心でつくりあげられてきた日本社会の中でがんばる女の子たちの物語って感じでした。

そして、3つのエピソードはちょっとずつリンクしていき、最後にはみんながそれぞれの仕事でそれぞれの働きがいを再確認するというすっきりハッピーな物語。

昔アニメが大好きだった、今は一生懸命社会で働いてるひとが読むととてもいいと思いました。というか、ぼくがそういう過去と現在の自分の差を楽しみながら読んだからかもしれない。

おすすめですよー。

12月16日
22:20

突然高校時代のことを思い出したんですよね。
最近の高校生は、スマホで家に帰っても放課後の続きがありの、空気読みので大変そうだなーなんて思ったのがきっかけだったのですが。

美術部だったぼくは、学校で描く用の絵とは別に家でも絵を描いてたんですね。
であと趣味といえば以下のとおりです。

①パズル
「ッポイ!」って漫画に出てくる万里くんてイケメンキャラがパズルが趣味だったんですよね。その影響です。

②紅茶
「紅茶王子」て漫画の影響です。多分。
部屋に自分専用のティーセットを置いてました。
小遣いの範疇でいろんな茶葉を買い、夜な夜な淹れてました。
いま思うとちょっとキモい男子高校生です。

③漫画とゲーム
これはオタク系男子として紳士のたしなみですな。

というわけで、高校時代のぼくの部屋は、一角で描きかけの絵が広げられ、一角で作りかけのパズルが広げられ、棚には漫画とゲームと紅茶セットが置かれているって有様でした。


いま思うととても充実していたな。
あの頃にもどって中二病をリプレイするのは嫌だけど、輝いてたな。

超インドアだったけど。

12月10日
22:16

サブカルも大好きなぼくですが、アートも大好きでして月1くらいのペースで美術館に行くんですね。

で、アート作品というのは、この「単純明快でわかりやすい」ことが正義とされる現代社会で「わかりにくさ」を「おもしろさ」とするジャンルなわけで、何も語ってこないアート作品にたして「あれがこーで」「これがあーで」と妄想するのが楽しいひと時なわけです。

というわけで、当然アート鑑賞が好きな人間ってのは、モノゴトの背景とか文脈を考えるのが大好きで、それを「コンテクスト」とか業界用語で言ってみたりして喜んでいるのがぼくです。

いや、なんの話かというと、最近「サイコパス」というアニメのDVDをレンタルして見始めたのですが、これっていわゆるジョージウォーエルの1984系の世界観を踏襲してるって話ですね。

ええ大好きです。ソレ系。

人間がスーパーコンピューターに管理されてる世界で「人間らしさってなによ?」的なそーいうの。

続きが楽しみザマス!

12月08日
22:01

ようになってるじゃん!
いつの間にやらいい時代になりました。
データをストリーミングしながらプレイするとのことで、WiFi環境じゃないとできないらしいですが、それでも据え置きのPS3を買って遊ぶ余裕も時間もつくれずに月日がたってしまったぼくとしてはとても嬉しい。
いつか携帯ゲーム機でできるときが来るだろうと信じてまった甲斐がありました。
というわけで、時間に余裕ができたら遊びたいと思います。
ああ、楽しみ。

12月07日
07:07

最近どハマりした漫画の話です。

高校生の宮本大くんがあるきっかけでジャズに魅せられて「ジャズミュージシャンにおれはなる!」って言い出すんですね。

というわけで、普段からカッコつけてジャズのコンピレーションアルバムをゲオで借りまくってるぼくとしては「ほほーん?」と読んでみたわけなんです。

というわけで大くんは、ズブの素人から(っていってもまだ高校生だけど)どんどん成長していくわけなんですが。

このお話、なにがいいかって登場人物がみんないい人!
なんだかんだいってみんな大くんを応援するんですよね。とくに「直面してる現実と戦ってる大人たち」が「夢いっぱいの高校生の男の子」にエールを送って構図が、30代半ばのワタクシなんかにはブッスリと刺さってくるところでして、ええ。

で、それに応える大くんのまっすぐなこと。

ああ、夢持って生きてるって素晴らしいなって思うわけです。
ああ、続きが気になる。

12月01日
22:26

いやー、大都会岡山のりとです。
岡山って地味にカフェが多い都道府県なんですね。

岡山は「晴れの国」と名乗るくらい気候が安定した地域なもんで、災害に苦しむことが歴史的に少なかったらしく(今の時代、岡山にいると日本を横断するような台風が来ても唯一岡山県だけ暴風警報が出てない、なんて画像がほっといてもTwitterなどから流れてきます)、岡山県民は他人と協力したり命の危険にさらされながら努力する気概が乏しいとのことだそうです。

つまり、みんなが大好きなワンピースみたいな世界観が欠乏してるってことか!?

まあ、そんなわけで、ひょっとしたら、一人でマイペースにまったりできるカフェが好きな風土もそんなとこからきてるのかもしれないっすね。

というわけで、例に漏れずぼくもカフェが大好きで昔はあちこち行きまくってたのですが、こどもが大きくなったらまたあのカフェ行脚を復活させたいなー、なんて思いを込めて描きました。

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カフェの四季くん

カフェの四季くん
(2014年12月01日 22:19)