迷走してた塗りをバッサリ捨てて、やり直し。
出来るだけ塗りたくないわたしは、背景色とバランスを取りながら中間で落とし込んでいく、そして影とハイライトで形を掘り出していく、というやり方がストレスが少ないようです・・・
「フラジール」のサイです。
心の中に、だれも触れることの出来ない赤い炎を持っている。
世界を引き渡しても手に入れたかったモノ、ソレが幸せではないことを、身体を失った後もずっと見続ける、という地獄。
セトとの出会いと旅は、彼女の救済の旅でもあったなと思います。
炎を鮮烈に浮かび上がらせたかったけど、どうしても思い入れがてんこ盛りでやりすぎます・・・
反射とかも相当にウソですが、正解を目指すには線画自体がウソです・・・
口元のはチョコレートで、大事な思い出アイテムなのにソレっぽくさえ描けなかったね・・・
これは、「垣間見える情念」みたいなトコロを目指しましたが、ほとばしり過ぎてますね・・・難しいね・・・