ちーずブログ
apricot_jam
一部下描き(2012年02月03日 22:01)
何故、『場』は『地の相』から『水の相』に移行したか?
爆炎の魔女サキが放つ爆発と連爆は、空気が材料です。 空気は大部分が窒素・その中に、ちょっとの酸素と僅かな水素があります・・具体的な成分比は、現実の比率と違ってしまうので割愛しますが、この世界では水素は高い成分比で存在してます。 なので、『爆炎』の魔女はストレスを感じない程度に爆発の術を使用できるくらいの大気比率だと思って下さい。 ・・で、『地の相』から『水の相』に変わってしまった原因は、派手に行った爆発の術です。 術の正体は、『酸素』×1と『水素』×2の比率で集めて『着火』そして『爆発』です。 結果・炎と爆風・衝撃が発生します。 そして、反応後に出来るのは『水蒸気』・・コレが『場の相』を『地の相』から『水の相』へと変えた原因 更に爆炎の魔女は優秀だった為、より反応を強力にする比率・2対1を追求しました。 ・・威力を増せば増す程、水の魔女が有利になってしまう訳です。 キルケ様は、領主サキの性格・属性の相性とレンの性格から、無事に(無血で終わる)結果を予想していたようです。 しかし、褒美に高級キシュと高額褒賞金・・そして手書きの『馬鹿』は、予想外だったみたいです・ね♪
心の毒32
笑いを止め、領主サキに向き言う「領主様、レンの思考は無駄が多くまだまだ初心者ですが『魔女』としての資質は私の『教え』を、受ける程度の素養は、ある・と、思われるのですが・・」 キルケ様の言葉に「おぅ、奴は馬鹿だが、状況判断と想像・工夫・が、ある・・面白い馬鹿だな」 私を見・またキルケ様に向き「ん・此処は馬鹿に道を譲ろう」寂しそうに言う。 ・・えと、馬鹿馬鹿言われてます。 「御理解ありがとうございます」 帰り道 「キルケ様」と、私 「ん?」って、キルケ様 「私馬鹿なんですか?」 「・・馬鹿は不服か?」 「不服と言うか・・」 くすり、と笑う「彼女なりの、賛辞だよ」 かなり馬鹿馬鹿言われてたんですが? 納得出来ない私「それに新しいキシュと、特別褒賞金貰っただろ?」 ・・確かに貰った・私の着てたキシュ(魔女の着る白いワンピース)は綿の安物だったけど、貰ったそれは、絹製のしかも術的刺繍(水系増幅効果)付きの物・・本来なら賢者が着用出来る高価な品物・・ 有難いけど・・「けど、悪意感じます」 褒賞金の袋を見せる、其処には手書きで『褒賞金(馬鹿へ♪)』の文字・・ キルケ様は、笑った。
心の毒31
サキの放つ爆発・その兆し!空気溜まりを読み走る。 爆発の瞬間に併せ水弾二発発射! 来るべき衝撃に備え転がる・・?「あれ?」 爆発の衝撃波は来なかった・・ 唖然としたのも束の間、新たな空気溜まりの兆し?! 走る! 水弾二発発射!走り同様に転がる!・・?さっきと同じ?! ・・場所を移動しながら『場の相』の『見立て』詠唱する「・・『水の相』に、傾いてる?!」 先程迄は『地』だった『相』が『水』へ傾きつつある!・・理由は不明、しかし『因』はサキの術、『果』は『加する水の相』・・ 残り、サキが発射する連爆一程度の距離で、こちらの残弾五・・空気溜まりの兆し!その場で二発発射!・・無効化!!・確信する。 「詰みました!」言うと同時に立つ。 サキは笑い、詠唱を中断「・・で、どうするの?詠唱は直ぐ継続出来るわ」 「・現在の場はほぼ『水相』です、私に残された『纏い』の斬弾は3・・近づき『水の魔力』で『呼吸と詠唱』止めるのに1、近づく為の水弾に2」 サキは、苦笑いし「もし私が、ぬしと刺し違えるつもりだったら?」 「火傷と窒息死・残るのは私です!」 キルケ様が盛大に笑う。 唖然と見る私達・・
心の毒30
水弾で、爆発の抑制出来るのは分かったけど、詰みの一手はどうしよう。 考えてる間にも新たな空気溜まり!走り避ける。 ?!4つの爆発は球状に広がらず不自然に私に集中する円錐形・・爆炎は、『火の魔力』の上位・『火の魔力』と同じ様に炎を制御する・・ なら、接近しても私にだけダメージ与えるのが可能?! とりあえず詠唱・それを遮らなければいけない・・ 詠唱?・・私と同じ魔女の彼女は、詠唱無しで発動出来る術は限られている!・・実際高速詠唱から4発同時の連爆になった・・ つまり、詠唱を遮れば・・ その間にも、高速詠唱の連爆が私を襲う。 問題は、遮蔽物の無い場・・残り9発の水弾・・距離と連爆の発動は三回分・・ 私に残された纏いの水弾残量は9・・けど、最後の一手を考えたら8発・・ 12個の爆発を制御しつつ安全に本丸を攻撃するには、5発足りない。 キルケ様の様に麻痺毒を生成出来れば良かったけど、今の私には無理・・ なら、機動力を駆使してダメージ覚悟で、接近・防御と抑制・彼女への攻撃・・しかない。 なら、後はダメージの少ないタイミングで、前に出るだけ! 思った瞬間連爆の兆し、今だ前へ!
心の毒29
遮蔽する柱から出てゆっくり領主へと歩く。 「覚悟きめたの?」 「勝利を確信しました」 一応強がったけど、半信半疑・術発動直前に水弾を空気の集まる場所に打ち込み、無効化出来るかの実験「・・じゃ本気で行くね」 え?って思った瞬間今までの倍以上の早さで詠唱・空気の集まる気配が四ヶ所・・聞いてない!一番被害少なそうな場所へ走る。 連爆!爆風を受け転がりダメージを減らす。 「・・へえ、勝利確信したのに、無様だな♪」 「ちょっとだけ、相手に期待持たせて勝つのがスマートなんです」 「分かった、これからは、こっちも全力で対応するね♪」 ごめ、侮ってたままでお願いします。 言ったそばから高速詠唱・ 空気の集まる場所から全力で逃避! 爆発!ごろごろ転がる。 「団子蟲みたい♪」 言い方は可愛いけど、やってる事はえげつない。 連続で来る爆発の空気・その一つに水弾発射、と同時に逃げる。 発射して直ぐ繋がりを切った水弾は、形を保てず飛散・ しかし、それが良かったのか爆発は3発・・ 水弾は、爆発を抑制出来る! 問題は、斬弾数と発射速度・プラス術者までの距離・・ 纏いの水量から、水弾発射出来る数は9発・
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何故、『場』は『地の相』から『水の相』に移行したか?
爆炎の魔女サキが放つ爆発と連爆は、空気が材料です。
空気は大部分が窒素・その中に、ちょっとの酸素と僅かな水素があります・・具体的な成分比は、現実の比率と違ってしまうので割愛しますが、この世界では水素は高い成分比で存在してます。
なので、『爆炎』の魔女はストレスを感じない程度に爆発の術を使用できるくらいの大気比率だと思って下さい。
・・で、『地の相』から『水の相』に変わってしまった原因は、派手に行った爆発の術です。
術の正体は、『酸素』×1と『水素』×2の比率で集めて『着火』そして『爆発』です。
結果・炎と爆風・衝撃が発生します。
そして、反応後に出来るのは『水蒸気』・・コレが『場の相』を『地の相』から『水の相』へと変えた原因
更に爆炎の魔女は優秀だった為、より反応を強力にする比率・2対1を追求しました。
・・威力を増せば増す程、水の魔女が有利になってしまう訳です。
キルケ様は、領主サキの性格・属性の相性とレンの性格から、無事に(無血で終わる)結果を予想していたようです。
しかし、褒美に高級キシュと高額褒賞金・・そして手書きの『馬鹿』は、予想外だったみたいです・ね♪
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心の毒32
笑いを止め、領主サキに向き言う「領主様、レンの思考は無駄が多くまだまだ初心者ですが『魔女』としての資質は私の『教え』を、受ける程度の素養は、ある・と、思われるのですが・・」
キルケ様の言葉に「おぅ、奴は馬鹿だが、状況判断と想像・工夫・が、ある・・面白い馬鹿だな」
私を見・またキルケ様に向き「ん・此処は馬鹿に道を譲ろう」寂しそうに言う。
・・えと、馬鹿馬鹿言われてます。
「御理解ありがとうございます」
帰り道
「キルケ様」と、私
「ん?」って、キルケ様
「私馬鹿なんですか?」
「・・馬鹿は不服か?」
「不服と言うか・・」
くすり、と笑う「彼女なりの、賛辞だよ」
かなり馬鹿馬鹿言われてたんですが?
納得出来ない私「それに新しいキシュと、特別褒賞金貰っただろ?」
・・確かに貰った・私の着てたキシュ(魔女の着る白いワンピース)は綿の安物だったけど、貰ったそれは、絹製のしかも術的刺繍(水系増幅効果)付きの物・・本来なら賢者が着用出来る高価な品物・・
有難いけど・・「けど、悪意感じます」
褒賞金の袋を見せる、其処には手書きで『褒賞金(馬鹿へ♪)』の文字・・
キルケ様は、笑った。
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心の毒31
サキの放つ爆発・その兆し!空気溜まりを読み走る。
爆発の瞬間に併せ水弾二発発射!
来るべき衝撃に備え転がる・・?「あれ?」
爆発の衝撃波は来なかった・・
唖然としたのも束の間、新たな空気溜まりの兆し?!
走る!
水弾二発発射!走り同様に転がる!・・?さっきと同じ?!
・・場所を移動しながら『場の相』の『見立て』詠唱する「・・『水の相』に、傾いてる?!」
先程迄は『地』だった『相』が『水』へ傾きつつある!・・理由は不明、しかし『因』はサキの術、『果』は『加する水の相』・・
残り、サキが発射する連爆一程度の距離で、こちらの残弾五・・空気溜まりの兆し!その場で二発発射!・・無効化!!・確信する。
「詰みました!」言うと同時に立つ。
サキは笑い、詠唱を中断「・・で、どうするの?詠唱は直ぐ継続出来るわ」
「・現在の場はほぼ『水相』です、私に残された『纏い』の斬弾は3・・近づき『水の魔力』で『呼吸と詠唱』止めるのに1、近づく為の水弾に2」
サキは、苦笑いし「もし私が、ぬしと刺し違えるつもりだったら?」
「火傷と窒息死・残るのは私です!」
キルケ様が盛大に笑う。
唖然と見る私達・・
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心の毒30
水弾で、爆発の抑制出来るのは分かったけど、詰みの一手はどうしよう。
考えてる間にも新たな空気溜まり!走り避ける。
?!4つの爆発は球状に広がらず不自然に私に集中する円錐形・・爆炎は、『火の魔力』の上位・『火の魔力』と同じ様に炎を制御する・・
なら、接近しても私にだけダメージ与えるのが可能?!
とりあえず詠唱・それを遮らなければいけない・・
詠唱?・・私と同じ魔女の彼女は、詠唱無しで発動出来る術は限られている!・・実際高速詠唱から4発同時の連爆になった・・
つまり、詠唱を遮れば・・
その間にも、高速詠唱の連爆が私を襲う。
問題は、遮蔽物の無い場・・残り9発の水弾・・距離と連爆の発動は三回分・・
私に残された纏いの水弾残量は9・・けど、最後の一手を考えたら8発・・
12個の爆発を制御しつつ安全に本丸を攻撃するには、5発足りない。
キルケ様の様に麻痺毒を生成出来れば良かったけど、今の私には無理・・
なら、機動力を駆使してダメージ覚悟で、接近・防御と抑制・彼女への攻撃・・しかない。
なら、後はダメージの少ないタイミングで、前に出るだけ!
思った瞬間連爆の兆し、今だ前へ!
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19:55
心の毒29
遮蔽する柱から出てゆっくり領主へと歩く。
「覚悟きめたの?」
「勝利を確信しました」
一応強がったけど、半信半疑・術発動直前に水弾を空気の集まる場所に打ち込み、無効化出来るかの実験「・・じゃ本気で行くね」
え?って思った瞬間今までの倍以上の早さで詠唱・空気の集まる気配が四ヶ所・・聞いてない!一番被害少なそうな場所へ走る。
連爆!爆風を受け転がりダメージを減らす。
「・・へえ、勝利確信したのに、無様だな♪」
「ちょっとだけ、相手に期待持たせて勝つのがスマートなんです」
「分かった、これからは、こっちも全力で対応するね♪」
ごめ、侮ってたままでお願いします。
言ったそばから高速詠唱・
空気の集まる場所から全力で逃避!
爆発!ごろごろ転がる。
「団子蟲みたい♪」
言い方は可愛いけど、やってる事はえげつない。
連続で来る爆発の空気・その一つに水弾発射、と同時に逃げる。
発射して直ぐ繋がりを切った水弾は、形を保てず飛散・
しかし、それが良かったのか爆発は3発・・
水弾は、爆発を抑制出来る!
問題は、斬弾数と発射速度・プラス術者までの距離・・
纏いの水量から、水弾発射出来る数は9発・
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