ちーずブログ
apricot_jam
シアの憂鬱12
「って、感じな戦闘が展開したのさ・・」 後日『風』の賢者ユリから『風』の魔力でアクセスされて答える。 『・・ま、あんた、らしいわ♪』 「ありがとう」 『誉めてない!』 「あら残念」 『ところでさ、『フユ』のあんたの『魔力展開禁止』時期だけど、あの娘無期限ってしてるわよ♪』 「え?、マヂ?」無期限?! 『あんたが、女の子傷つけたのが効いてるみたい♪フユって、女の子はか弱い生物だから、ソレ虐める奴は許さん!って言ってたからね♪』 「って、なんで嬉しそうなのよ!ってか、私も女の子!!」 『ああ・・『魔力』持ってる娘はあの娘の中で『女の子』除外らしいよ♪・・で、あの娘が許すとしたら、『恋人同士のじゃれあい』かな?』 「だから、私とサリは違うって何度も言ってるでしょう?!」 『ん、聞いてる・・けどさ♪』 「何よ?」 『このままだと、シアって見境の無い変態のドSお姉様だよ・・』 理解に数秒・・「ちょ!何故!」 『サリちゃんだっけ?あの娘があんたの部屋に入る時、彼女素っ裸なの目撃されてんだよ』 「え?」ええ?だって彼女が『風の功』最大限に引き出す為なのに・・ 『・・で、その後『フユ』介入だろ?城の人達の噂だと、君のプレイが激しすぎて、『水』の賢者呼んだってのはおとなしい方で、あんたが血吸って瀕死の彼女を『フユ』が助けた・て、のもあるよ』 「ソレさ、私とサリが、実はラブラブでした♪♪・しか方法がないの!?」 『ん・・後は噂が落ち着く迄沈黙かな?』 「・・理不尽だわ」 『頑張ってね♪』 サリが部屋に入って来る「大好きですシア様♪」 「理不尽だ!!」
シアの憂鬱11
「風の『功』は強い!でもそれは『切れ味の良い刃物』ってだけで、使う『人』の『技術』や『工夫』・『経験』が、大事なの」 私の言葉に、蜂蜜パンをくわえたまま頷くサリ。 「例えばね『技術』・刃物は引く若しくは押す動作で、初めて切れる、叩きつけるだけでは駄目、これは分かるわよね」 「はい」 「次に『工夫』・相手が防具着けてたら『防具の継ぎ目』を狙うのが『工夫』・さっき私は『魔力展開』は時間が掛かる・と、言ったね」 「はい・・」 「・・私は、サリが『早い』の知ってたから『花瓶』を投げて時間を稼ごうとした」 「あ!」 「・・で、君は、ソレにマンマと引っ掛かって、回避行動を取り私の『背後』からの『攻撃』を選ぶ、けど・『氷結の魔力』は、最初に花瓶投げて直後『展開を終了』したんだ」 「えと、・・かなり早いんですね」 「ん・そう、その早さを知っているか?が『経験』・・実は賭けだったんだよ、花瓶投げた時ソレ無視するか切り捨てて私に一直線に向かって来たら私の負けだった、でもしなかった、ソレは何故か?」 「・・私は、『賢者』が怖かったから?」 「そう、賢者との戦闘経験が無い恐怖・・これも『経験』」 「確かに絶対じゃ無いですね・勉強になります」 「そう・・相手を知り己を知れば百戦錬磨だね♪」
シアの憂鬱10
「只今帰りました♪」 ノックをして、開いたままのドアから入って来るサリ、荷物は背中に背負ったカバン一つだった。 「他の荷物は?」 「?これだけですよ」 剣士ってそんなものなのかしら?・・ まぁ良いわ・・「これから、よろしくね♪知ってるかもしれないけど、私はシア・エルトオン『氷結』の賢者よ、主な仕事は『魔力』に関する戦略講師」右手を出す。 えへへと笑い、彼女も握り返す・剣士だけあって少し痛い「はい!知ってます、講義は見習いだから受けた事無いけど、名前とお姿は・・」 握られた痛みを忘れる「貴女あれだけ強いのに『見習い』?」 「私・・防具着けると早く動けません、後軽い剣しか・・」 そうだった!『風の功』は、遮るものを嫌うんだ!・・ 「なので、剣士見習いのサリです宜しくお願いします」 ・・え?『家』の名は?ソレは直ぐに判明する・・「・・えと、先の火災で親を失ったので『家名』はありません」 一瞬言葉を失う『イシュナの大火災』3年前にあった忌まわしい大災害「そう・・」 眩しい程の笑顔!「シア様、私は今幸せです♪だから可哀想だとか思うのは止めて下さいね♪」 ?!そうだよ、彼女自身が幸か不幸か決めるんだ!私が決める事じゃは無い!! 「よろしくね、サリ♪」 「はい♪ところで『風の功化』は、まだ講義途中だったと思うんですが?♪」 「そうね♪、荷物を置いて、お茶を入れてゆっくりとしましょ♪蜂蜜パンも付けるから」 「はい♪楽しみです♪♪」
シアの憂鬱9
その後・・ フユは諸手続きの為出て行った・・ サリも、私の護衛兼監視なら執務室に寝泊まりするべきだとなり、宿舎に荷物取りに行っている・・ 私の事、好きって言ってたサリ・・まだ会ったばかりだしお互いの事何も知らないのに・・ まぁ、まだ容姿は幼いけど、可愛いと思う・・ 性格も、おどおどしてるかと思った、次の瞬間思い切りの良い判断力を見せるし・・ まさに『風』の様に掴み所が無い!・・ でも、嫌な感じでは無く、守ってあげたい様な・・そう、アユに似てるんだ・・ 駄目だなぁって思っていると、思いがけない凄い力見せる・・みたいな・・ 『シア』 「きゃあ!」 『ごめん、珍しいねあんたが驚くなんて』 風の賢者ユリの『風の探索』応用した心話だ。 「・・考え事してる時に『風の魔力』で、話掛けられたら誰でも驚くわよ!・・で、何?」 『彼女どうだった?』 自分でも上気してるのが分かる「え?・・綺麗だったわよ・・細くて男の子みたいだけど、柔らかいラインだし、褐色だけど肌が透き通る様な艶で、あと・」 『待った!・・私『風の功』の剣士と戦った賢者の感想聞きたかったんだけど・・』 「あ!」 『わりとまんざらでも無いみたいね♪・・彼女の事♪』 しまった!私のバカ!! 『続きは後でじっくりね♪、もう彼女帰って来るから』 「今日は厄日だわ」 『最良の日よ♪』
シアの憂鬱8
『奇跡の水・エリクサ』を使う『水の賢者』・・ 私を睨む、その『水の賢者フユ』 「全身凍傷よ!!こんなか弱い女の子になんて酷い事するの?!しかも相手裸だし!変態!!」 酷い言われ様だけど、この状態の原因は私だから言い返せません「うん・ごめ・・ありがとう」 ため息「まぁ、貴女達の事情もあるみたいだけど、シアは賢者なんだから加減を考えて行動しなさい!!分かった?!」 はいって言おうとした時サリが口を挟む「『水の賢者』様・・私がシア様に全力で・と、お願いしたのです!だから・・」 「ちが、私がこ」 二人の言葉は遮られる「わあった!あんたら二人共悪い!シアは以後王宮内で緊急の場合を除いて魔力展開禁止・展開した時は報告書提出!サリ、あんたはシアの護衛剣士!シアが悪さしない様に監視しろ!・文句あるか!」 『ありません!ありがとうございます』 同じ答えに、顔見合せ少し笑う・・ 「・・私さ、凄く理不尽な感じなんだけど・・」 「ごめフユ、ちゃんと貸しは返すからね♪」 「わぁった・・おい剣士!」 「はい」 「エリクサは完璧だ、傷さえ残らん、だけど!この変態から訳分からない虐め受けたら必ず報告しな!!」 赤くなって言うサリ「・・はい!でも、私好きな人に虐められるの好きなんです♪・・きゃあ♪好きって言っちゃった?!」 ため息「・・だって・・愛されてるわね?シア!」 えと・・私にどうしろと?!
新着日記一覧
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シアの憂鬱12
「って、感じな戦闘が展開したのさ・・」
後日『風』の賢者ユリから『風』の魔力でアクセスされて答える。
『・・ま、あんた、らしいわ♪』
「ありがとう」
『誉めてない!』
「あら残念」
『ところでさ、『フユ』のあんたの『魔力展開禁止』時期だけど、あの娘無期限ってしてるわよ♪』
「え?、マヂ?」無期限?!
『あんたが、女の子傷つけたのが効いてるみたい♪フユって、女の子はか弱い生物だから、ソレ虐める奴は許さん!って言ってたからね♪』
「って、なんで嬉しそうなのよ!ってか、私も女の子!!」
『ああ・・『魔力』持ってる娘はあの娘の中で『女の子』除外らしいよ♪・・で、あの娘が許すとしたら、『恋人同士のじゃれあい』かな?』
「だから、私とサリは違うって何度も言ってるでしょう?!」
『ん、聞いてる・・けどさ♪』
「何よ?」
『このままだと、シアって見境の無い変態のドSお姉様だよ・・』
理解に数秒・・「ちょ!何故!」
『サリちゃんだっけ?あの娘があんたの部屋に入る時、彼女素っ裸なの目撃されてんだよ』
「え?」ええ?だって彼女が『風の功』最大限に引き出す為なのに・・
『・・で、その後『フユ』介入だろ?城の人達の噂だと、君のプレイが激しすぎて、『水』の賢者呼んだってのはおとなしい方で、あんたが血吸って瀕死の彼女を『フユ』が助けた・て、のもあるよ』
「ソレさ、私とサリが、実はラブラブでした♪♪・しか方法がないの!?」
『ん・・後は噂が落ち着く迄沈黙かな?』
「・・理不尽だわ」
『頑張ってね♪』
サリが部屋に入って来る「大好きですシア様♪」
「理不尽だ!!」
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20:52
シアの憂鬱11
「風の『功』は強い!でもそれは『切れ味の良い刃物』ってだけで、使う『人』の『技術』や『工夫』・『経験』が、大事なの」
私の言葉に、蜂蜜パンをくわえたまま頷くサリ。
「例えばね『技術』・刃物は引く若しくは押す動作で、初めて切れる、叩きつけるだけでは駄目、これは分かるわよね」
「はい」
「次に『工夫』・相手が防具着けてたら『防具の継ぎ目』を狙うのが『工夫』・さっき私は『魔力展開』は時間が掛かる・と、言ったね」
「はい・・」
「・・私は、サリが『早い』の知ってたから『花瓶』を投げて時間を稼ごうとした」
「あ!」
「・・で、君は、ソレにマンマと引っ掛かって、回避行動を取り私の『背後』からの『攻撃』を選ぶ、けど・『氷結の魔力』は、最初に花瓶投げて直後『展開を終了』したんだ」
「えと、・・かなり早いんですね」
「ん・そう、その早さを知っているか?が『経験』・・実は賭けだったんだよ、花瓶投げた時ソレ無視するか切り捨てて私に一直線に向かって来たら私の負けだった、でもしなかった、ソレは何故か?」
「・・私は、『賢者』が怖かったから?」
「そう、賢者との戦闘経験が無い恐怖・・これも『経験』」
「確かに絶対じゃ無いですね・勉強になります」
「そう・・相手を知り己を知れば百戦錬磨だね♪」
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20:42
シアの憂鬱10
「只今帰りました♪」
ノックをして、開いたままのドアから入って来るサリ、荷物は背中に背負ったカバン一つだった。
「他の荷物は?」
「?これだけですよ」
剣士ってそんなものなのかしら?・・
まぁ良いわ・・「これから、よろしくね♪知ってるかもしれないけど、私はシア・エルトオン『氷結』の賢者よ、主な仕事は『魔力』に関する戦略講師」右手を出す。
えへへと笑い、彼女も握り返す・剣士だけあって少し痛い「はい!知ってます、講義は見習いだから受けた事無いけど、名前とお姿は・・」
握られた痛みを忘れる「貴女あれだけ強いのに『見習い』?」
「私・・防具着けると早く動けません、後軽い剣しか・・」
そうだった!『風の功』は、遮るものを嫌うんだ!・・
「なので、剣士見習いのサリです宜しくお願いします」
・・え?『家』の名は?ソレは直ぐに判明する・・「・・えと、先の火災で親を失ったので『家名』はありません」
一瞬言葉を失う『イシュナの大火災』3年前にあった忌まわしい大災害「そう・・」
眩しい程の笑顔!「シア様、私は今幸せです♪だから可哀想だとか思うのは止めて下さいね♪」
?!そうだよ、彼女自身が幸か不幸か決めるんだ!私が決める事じゃは無い!!
「よろしくね、サリ♪」
「はい♪ところで『風の功化』は、まだ講義途中だったと思うんですが?♪」
「そうね♪、荷物を置いて、お茶を入れてゆっくりとしましょ♪蜂蜜パンも付けるから」
「はい♪楽しみです♪♪」
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20:25
シアの憂鬱9
その後・・
フユは諸手続きの為出て行った・・
サリも、私の護衛兼監視なら執務室に寝泊まりするべきだとなり、宿舎に荷物取りに行っている・・
私の事、好きって言ってたサリ・・まだ会ったばかりだしお互いの事何も知らないのに・・
まぁ、まだ容姿は幼いけど、可愛いと思う・・
性格も、おどおどしてるかと思った、次の瞬間思い切りの良い判断力を見せるし・・
まさに『風』の様に掴み所が無い!・・
でも、嫌な感じでは無く、守ってあげたい様な・・そう、アユに似てるんだ・・
駄目だなぁって思っていると、思いがけない凄い力見せる・・みたいな・・
『シア』
「きゃあ!」
『ごめん、珍しいねあんたが驚くなんて』
風の賢者ユリの『風の探索』応用した心話だ。
「・・考え事してる時に『風の魔力』で、話掛けられたら誰でも驚くわよ!・・で、何?」
『彼女どうだった?』
自分でも上気してるのが分かる「え?・・綺麗だったわよ・・細くて男の子みたいだけど、柔らかいラインだし、褐色だけど肌が透き通る様な艶で、あと・」
『待った!・・私『風の功』の剣士と戦った賢者の感想聞きたかったんだけど・・』
「あ!」
『わりとまんざらでも無いみたいね♪・・彼女の事♪』
しまった!私のバカ!!
『続きは後でじっくりね♪、もう彼女帰って来るから』
「今日は厄日だわ」
『最良の日よ♪』
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20:14
シアの憂鬱8
『奇跡の水・エリクサ』を使う『水の賢者』・・
私を睨む、その『水の賢者フユ』
「全身凍傷よ!!こんなか弱い女の子になんて酷い事するの?!しかも相手裸だし!変態!!」
酷い言われ様だけど、この状態の原因は私だから言い返せません「うん・ごめ・・ありがとう」
ため息「まぁ、貴女達の事情もあるみたいだけど、シアは賢者なんだから加減を考えて行動しなさい!!分かった?!」
はいって言おうとした時サリが口を挟む「『水の賢者』様・・私がシア様に全力で・と、お願いしたのです!だから・・」
「ちが、私がこ」
二人の言葉は遮られる「わあった!あんたら二人共悪い!シアは以後王宮内で緊急の場合を除いて魔力展開禁止・展開した時は報告書提出!サリ、あんたはシアの護衛剣士!シアが悪さしない様に監視しろ!・文句あるか!」
『ありません!ありがとうございます』
同じ答えに、顔見合せ少し笑う・・
「・・私さ、凄く理不尽な感じなんだけど・・」
「ごめフユ、ちゃんと貸しは返すからね♪」
「わぁった・・おい剣士!」
「はい」
「エリクサは完璧だ、傷さえ残らん、だけど!この変態から訳分からない虐め受けたら必ず報告しな!!」
赤くなって言うサリ「・・はい!でも、私好きな人に虐められるの好きなんです♪・・きゃあ♪好きって言っちゃった?!」
ため息「・・だって・・愛されてるわね?シア!」
えと・・私にどうしろと?!
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