杏ジャムのログ

過去絵と日記

プロフィール

デジタルで絵を描き始めて2年と少し・・・
しぃペインタの知識は少しだけあるけど、未知の機能がまだまだある・・

いろいろな技術を湯水の様に操れる人になりたい。

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02月29日
21:35

爆炎の魔女サキが放つ爆発と連爆は、空気が材料です。

空気は大部分が窒素・その中に、ちょっとの酸素と僅かな水素があります・・具体的な成分比は、現実の比率と違ってしまうので割愛しますが、この世界では水素は高い成分比で存在してます。

なので、『爆炎』の魔女はストレスを感じない程度に爆発の術を使用できるくらいの大気比率だと思って下さい。


・・で、『地の相』から『水の相』に変わってしまった原因は、派手に行った爆発の術です。

術の正体は、『酸素』×1と『水素』×2の比率で集めて『着火』そして『爆発』です。

結果・炎と爆風・衝撃が発生します。

そして、反応後に出来るのは『水蒸気』・・コレが『場の相』を『地の相』から『水の相』へと変えた原因

更に爆炎の魔女は優秀だった為、より反応を強力にする比率・2対1を追求しました。

・・威力を増せば増す程、水の魔女が有利になってしまう訳です。

キルケ様は、領主サキの性格・属性の相性とレンの性格から、無事に(無血で終わる)結果を予想していたようです。

しかし、褒美に高級キシュと高額褒賞金・・そして手書きの『馬鹿』は、予想外だったみたいです・ね♪

02月29日
20:22

笑いを止め、領主サキに向き言う「領主様、レンの思考は無駄が多くまだまだ初心者ですが『魔女』としての資質は私の『教え』を、受ける程度の素養は、ある・と、思われるのですが・・」

キルケ様の言葉に「おぅ、奴は馬鹿だが、状況判断と想像・工夫・が、ある・・面白い馬鹿だな」

私を見・またキルケ様に向き「ん・此処は馬鹿に道を譲ろう」寂しそうに言う。
・・えと、馬鹿馬鹿言われてます。
「御理解ありがとうございます」



帰り道
「キルケ様」と、私
「ん?」って、キルケ様

「私馬鹿なんですか?」
「・・馬鹿は不服か?」
「不服と言うか・・」

くすり、と笑う「彼女なりの、賛辞だよ」

かなり馬鹿馬鹿言われてたんですが?

納得出来ない私「それに新しいキシュと、特別褒賞金貰っただろ?」
・・確かに貰った・私の着てたキシュ(魔女の着る白いワンピース)は綿の安物だったけど、貰ったそれは、絹製のしかも術的刺繍(水系増幅効果)付きの物・・本来なら賢者が着用出来る高価な品物・・

有難いけど・・「けど、悪意感じます」
褒賞金の袋を見せる、其処には手書きで『褒賞金(馬鹿へ♪)』の文字・・
キルケ様は、笑った。

02月29日
20:20

サキの放つ爆発・その兆し!空気溜まりを読み走る。
爆発の瞬間に併せ水弾二発発射!
来るべき衝撃に備え転がる・・?「あれ?」

爆発の衝撃波は来なかった・・
唖然としたのも束の間、新たな空気溜まりの兆し?!
走る!
水弾二発発射!走り同様に転がる!・・?さっきと同じ?!

・・場所を移動しながら『場の相』の『見立て』詠唱する「・・『水の相』に、傾いてる?!」

先程迄は『地』だった『相』が『水』へ傾きつつある!・・理由は不明、しかし『因』はサキの術、『果』は『加する水の相』・・

残り、サキが発射する連爆一程度の距離で、こちらの残弾五・・空気溜まりの兆し!その場で二発発射!・・無効化!!・確信する。

「詰みました!」言うと同時に立つ。


サキは笑い、詠唱を中断「・・で、どうするの?詠唱は直ぐ継続出来るわ」

「・現在の場はほぼ『水相』です、私に残された『纏い』の斬弾は3・・近づき『水の魔力』で『呼吸と詠唱』止めるのに1、近づく為の水弾に2」
サキは、苦笑いし「もし私が、ぬしと刺し違えるつもりだったら?」
「火傷と窒息死・残るのは私です!」

キルケ様が盛大に笑う。
唖然と見る私達・・