ちーずブログ
apricot_jam
ファイアバード戦闘後日談11
「ま、法則や原理知らなければ、得体の知れないオカルトの類いだからね♪」微笑んでみる。 「・・その笑顔は反則です・・」声が小さく聞き取れない「ごめ、聞こえない」 「えと、風の魔力の事が聞きたいです♪」 たぶん違うけど乗る「サリの『功』と同じ種類の魔力だよ・風の最大の特徴は『伝える力』」 「伝える?」 「さっき水の話しただろ?」 「はい」 「風は、遠くの事を知り同様に、遠くへ魔力を届ける」 「郵便みたいです」 「そう、私の氷結を遠く離れた場所まで届けてくれる」 「・?、シア様は水の魔力みたいな状態変化は苦手なのですか?」 「どうしてそう思うの?」 「鳥さんと戦闘した時微妙な間があったので」 流石は剣士・魔力の事を知らなくても戦闘の流れから違和感に気付いた「風魔力も魔力を運ぶ限界があるんだ、ユリはあの場所がソレ」 「でも、霧は・鳥さんに状態変化もたらした水の魔力は範囲外じゃないのですか?」 「霧の魔力はね、香りみたいな物なの、魔力付与した霧は時間と共に薄れる・風本来の伝えとは違うの」 「?」 「シャボン玉は知ってる?」 「はい、キラキラして綺麗だけど儚い泡ですね?」 「あれが今回の効果なの」
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ファイアバード戦闘後日談11
「ま、法則や原理知らなければ、得体の知れないオカルトの類いだからね♪」微笑んでみる。
「・・その笑顔は反則です・・」声が小さく聞き取れない「ごめ、聞こえない」
「えと、風の魔力の事が聞きたいです♪」
たぶん違うけど乗る「サリの『功』と同じ種類の魔力だよ・風の最大の特徴は『伝える力』」
「伝える?」
「さっき水の話しただろ?」
「はい」
「風は、遠くの事を知り同様に、遠くへ魔力を届ける」
「郵便みたいです」
「そう、私の氷結を遠く離れた場所まで届けてくれる」
「・?、シア様は水の魔力みたいな状態変化は苦手なのですか?」
「どうしてそう思うの?」
「鳥さんと戦闘した時微妙な間があったので」
流石は剣士・魔力の事を知らなくても戦闘の流れから違和感に気付いた「風魔力も魔力を運ぶ限界があるんだ、ユリはあの場所がソレ」
「でも、霧は・鳥さんに状態変化もたらした水の魔力は範囲外じゃないのですか?」
「霧の魔力はね、香りみたいな物なの、魔力付与した霧は時間と共に薄れる・風本来の伝えとは違うの」
「?」
「シャボン玉は知ってる?」
「はい、キラキラして綺麗だけど儚い泡ですね?」
「あれが今回の効果なの」
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