杏ジャムのログ

過去絵と日記

プロフィール

デジタルで絵を描き始めて2年と少し・・・
しぃペインタの知識は少しだけあるけど、未知の機能がまだまだある・・

いろいろな技術を湯水の様に操れる人になりたい。

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10月12日
22:44

『ごめ、サリちゃんも耳弱いんだった、またね♪』
サリを見ると、上気した頬少し荒い息やや目が虚ろだった・・
彼女が回復する迄手持ちぶさたなので『氷結』展開・机の上に氷の燕を創る。
独りは寂しいのでその子供を沢山創る。
「可愛い♪!何ですかこの子達♪」サリは、こちらに戻って来たみたいだ・・氷結を解く、机の上の燕達は掻き消える。
「ああ?!」
「お帰り」
「ただいまです、ってか今の何ですか?!」
何って「氷結の魔力で創ったオブジェ」
「なんで消したんですか?!」
「魔力消費が面倒だから」
「へ?消す為の行動したのでは無い?」
・・やっぱ理解出来てなかったか・・「消すって言う行動はしてないよ、元に戻っただけ」
「?」
「私は『空気』を凍らせ形を創った・その魔力を閉じ、元の空気に戻っただけ」
「さっきのって元は空気なんですか?!」
「物質の三態って知ってる?」
「温度を上げると形を変えていく事ですよね?」
「今はプラズマ・・電気的にも分離したのあるけど、『灼熱』の魔力でしか存在しないから三態・その三態は・気体・液体・固体って、温度下げると変化する」
「蒸気・水・氷ですか?」
「ほぼ正解だよ♪」

10月12日
07:38

「うっ、流石賢者様です」
いや、サリの話の流れは分かりやすいからなんだけど。
「本当にどうしようもなければ、その選択もアリ・・唯あくまで最後の手段!」
少し落ち込むサリ「はい・・」
「サリ」
「はい・」
「毒の種類は、それこそ星の数程あるの、水の魔力は最強の治癒を行うけど、裏を返せば最強の毒も作れる事・・そして『死』は水の魔力でも治癒出来ない!・・其処に、大切な貴女を何の考えも無しに飛び込ませたら私は賢者として失格・・剣士は戦う事が生き残る事だけど、賢者は思考する事が生き残る事なの・・」
「はい!」
「だから、サリの案は条件付きで考えとく」
「ありがとうございます!」ピーと聞こえる音「同じ物で良いですか?」
微笑み「お願いね♪」


香り立つお茶に口をつける。
「私の『功』と同じ風の魔力ってどんなものなんですか?」
「ユリの使用する魔力ね」
『解説しよう♪』突然耳元で声・「ひゃあ!」と、サリ。
「・・ずっと聞いてたね?」
『や、あんたと同じで暇でさ♪』
「却下!」
『なんでよ!私の魔力の話でしょ?』
「サリが、こっちに戻って来れない」
『え?』の声に、突っ伏したままビクッってするサリ。