杏ジャムのログ

過去絵と日記

プロフィール

デジタルで絵を描き始めて2年と少し・・・
しぃペインタの知識は少しだけあるけど、未知の機能がまだまだある・・

いろいろな技術を湯水の様に操れる人になりたい。

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新着日記一覧

02月10日
20:56

いくら領主とは言え無礼なのはどっちよ!・・確かに不注意で失敗してるけど、でもソレだって経験として私の身になってるんだから!
「ん、そうですね」ええ?!キルケ様そこ否定するとこ!
「そうじゃろ♪」私を見る勝ち誇った紅玉石

「ただ、師との約束もありますし、領主様の意見も妥当だと思います」
ニヤリと笑う領主「なら、私がソレと対戦しよう♪」
「へ?」と私「分かりました」と、キルケ様
「私の魔力が強力過ぎてソイツ死ぬかもしれんぞ」
「仕方ないです」
「ま、その方がキルケの師に言い訳が立つな♪」
「・・ご配慮ありがとうございます」
って、私の意見は?!
「レンとやら、私の名前はサキ・属性は『爆炎』だ、くだらない言い訳聞きたく無いから同じ条件にしてやる」
え?やっぱ名前だけじゃなく、属性も言うべきじゃなかった?!
「レン・何時初める?」
キルケ様を見る・目で頑張れな合図・・ヤルしかない?!
場を見定め「今この場で」
「望むところだ!キルケ合図」
一呼吸「初め!」
合図でお互い距離を取る。
私は噴水のもとに走り。
爆炎の彼女は詠唱を初める。

辿り着いた私に『爆発の炎』発動間一髪『霧雨』で防御!!

02月10日
19:36

謁見の間に入り直ぐ深い御辞儀をする。
一瞬見えた領主は幼い女の子だった。
「よう来たなキルケ・そいつは?」声も同様に幼い。
二人同じ姿勢のままキルケ様が答える「私の弟子レンです」
「・・弟子は取らないって、言ってたのに・・おい、お前等席外せ」どよめき、幼い声に威圧感が加わる「外せって、私は言ったんだけど?」

沢山の足音が扉の閉まると共に消える。
「影!お前等もだ!」

暫しの間・・走り来る足音「一月ぶりだなキルケ!」
「はい、領主様お変わり無く・」「面倒な挨拶などよい、顔上げろ其処のお前も」なんか私に向けた言葉にトゲを感じる。

目の前の領主は十歳くらい、白いドレスに腰まである真っ赤な髪と赤く大きな瞳が特徴的な女の子・
私の青い髪と対極な色の緩やかな曲線につい見とれてしまう。
その紅玉石の瞳が私を睨む「初対面の者が領主に名乗らぬばかりか、じろじろ見るのは失礼とは思わぬのか?」
一瞬で赤面し「申し訳ありませんでした!私先日よりキルケ様の元で教えを頂いているレンと言う者です!」
「・属性は?」
これ答えて良いのかな?「水です」
「キルケこんな教え甲斐の無い奴より私を弟子にしたらどうだ?」

02月10日
19:34

領主って、今キルケ様が、命狙われる原因になった奴だよね・大丈夫かな?
「ホントにお前の表情は読みやすいな」
道すがらそんな事言われる「え?え?」
「現領主本人は、暗殺とか考える人間じゃないよ・・」
「?」
「まぁ会えば分かる、後今日の目的話してなかったね」
そういえばそうだ、来て早々の殺伐とした経験から悪い印象しか思い浮かばなかったかけど、あくまで聞いた話からの推測・本当は自身の経験から判断しなければいけない。
「給料の受け取りだよ」

一瞬空白「給料です・か?」
私の表情の変化が面白かったのか笑いを堪えて言う「・・ん、賢者には国から給料が出る、領主はソレ受け取り、直接私に渡す」
それって、他の誰かが渡せばわざわざ来る必要無いんじゃ?

私の表情を読み「一度不正があってから国王が仕組みを変えた、王→領主→賢者へと、直接渡す様に・ってね、だから領主への謁見はオマケ」

なるほど


到着後奥の間に通され直ぐに従者が来る「お待たせしましたキルケ様、こちらへ」
たぶん、部屋で待っていた時間のが絶対短い、長く歩きやっと謁見の間
扉前の兵が私達に会釈する。
「行くよ」と、キルケ様
「はい!」と私