ちーずブログ
cbm-c64
SteamOS2.0 Preview版を試す。
ValveがDebianベースのディストロを出すと云う話から、ややしばし。 依然としてBeta版扱いのようですが、Debian8ベースのSteamOS2.0のプレビュー版が出ています。 推奨スペックのうち、ストレージスペースが500GB最小で要求されていますが、あまり意味は無さそうです。 ベースのファイルシステムに10G、そのリカバリ用のスペースに同じだけ、スワップに数G、その他は全部DLコンテンツ等用のスペースの振り分けになってました。 インストール時のGUIには日本語メッセージが用意されていて、ほほ、不自由無いレベルのメッセージは入っています。 インストーラディスクの、「全自動」のインストールオプションは、デフォルト起動ドライブを、勝手に喰いかねないので、上級モードで、インストール先ドライブを指定して、インストールしています。 インストール完了後、起動すると、デフォルトでSteamクライアントが起動し、そちらがメインのUIになります。 ファイルシステムマウント等、su権限が必要な場合のパスワードは、インストールの際、設定されることはありません。 通常ユーザはOSアカウント名"Steam"ユーザとして設定されており、デスクトップ環境の利用はデフォルトではできないようです。 このクライアントから、Steamアカウントの新規登録も可能です。(実際に取得しました) デスクトップ環境利用のためには、インストール時の追加ソフトウェア選択時に、GNOMEにチェックを入れ、GNOME環境を予めインストールしておいた上で、クライアントの設定メニューから、アカウント詳細メニュー内の、デスクトップを利用する設定にチェックを入れて、ようやく、ログアウトメニューに「デスクトップに抜ける」項目が現れます。 OSアカウント名、"desktop"は、ルート権を持ったユーザとして定義されていますが、パスワードが設定されていないため、権限昇格がそのままでは出来ません。 これは、GRUBメニューのアドバンスドモードから、リカバリモードのコンソール(CLI)に入り、基本コマンド passwdで、"desktop"ユーザのパスワード設定を行うことで、ようやく解決します。 アスペクト比、表示サイズは、TVを意識したそれになっているため、デスクトップがやたらと狭く、タブレットでも使っているかのような感じです。 UIコントロールは、所謂ゲーム機用コントローラに最適化されている感じで、普通の道具立てでは、使いにくさを覚えます。 基本的に、自社のセットトップボックス向けOSのようで、その要求機能以外の余計なものは全く入っていないようです・・・IMエンジンのようなモノでさえ・・・。(日本語変換が出来ません・・・Googleを使って無理やりと云う手は有りますが・・・。) ただ、aptラインを弄って、Debianリポジトリから引っ張るくらいは出来るかもしれません・・まだ試してませんが・・・。
NPAPI/ブラウザプラグイン終了のお知らせ。
今年に入って、そのような噂が飛び交っていましたが、本家、Mozilla Foundationが、2016年末に、NPAPIプラグインAPIを終息させるアナウンスをした様子です。 ただ、Flashプラグインに対しては、現状のコンテンツ普及率から、しばらく、現状を維持する様子。 http://arstechnica.com/information-technology/2015/10/fir... JAVAに関しては、Oracle自体に、他のプラグインAPI対応への意志がないので、どうにもなりません。 オンラインで有っても、"Java Web Start" のような形で、アプレットを起動させることを推奨し、従来のような、ブラウザの拡張機能として連携を取る形を、方針として取りやめるように見えます。 https://blogs.oracle.com/java-platform-group/entry/npapi_... 大手の開発元では、今後は、HTML5を中心としたサービスを推奨して行き、プラグイン形式の旧世代技術を一掃したい思惑が有るのでしょう。 (技術ベースの更新ラッシュで、ITプチバブルでも期待してるのだろうか? セキュリティ云々っても、言い訳っぽく観えてしまう。) ただ、未だに古い形でのサービス提供を継続して行っている大手も多く、「業界のゴリ押しではないか?」とも取れます。 (証券取引関連では、チャート表示に依然として、JREプラグインを必要とするものが有るようで、Chromeの、NPAPIドロップにあたっては、他のブラウザへの移行で対応をする事が推奨されてたりしたようです。) ・・・なんか、次世代アーキテクチャ争いの、AMD vs Intelの時の事を、思い出したり。 (IA-64で、1ベンダに過ぎないはずのIntelの都合による、今まで構築したソフトウェア(ノウハウやライブラリ等)資産の全面放棄を強要する流れは、ソフトウェア業界の猛反発を受けて否定され、AMD提唱の従来アーキテクチャ拡張:x86-64の方向で推移することになり、現在に至っています。) 5年くらいかけて、周知徹底しつつ、移行を徐々に行うならまだしも、「来年でやめるわ」では、混乱は必至だのぉ。 事実上の、既存基幹技術の否定なんだから、時間をかけて、業界の外(行政・資産家・他業界経営者)にも発信していかないと、流れはスムーズには変えられませんよ・・・と。
カメレオンな話@2015/10/05~6
半年放置してた4番機のTumbleweed(ローリング・リリース版openSUSE)の、アップデートをかけますた。 新規インストール並の分量になりまして、えらい時間が・・。 次の通常リリース版は、Leapと云う呼び名がついて、バージョンが一気に42.1に飛びます。 エンタープライズ向けの、SLEとの連携を密にする狙いがあっての事のようで、過去のリリースの通算でナンバリングし直したとのこと。 個人的には、EverGreen(長期サポート版)の13.1の扱いが気になるところでは有ります。
コレさえあれば。(2015年10月31日 20:03)
戦闘評価試験(2015年10月30日 20:49)
cx15101501(2015年10月15日 22:20)
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SteamOS2.0 Preview版を試す。
ValveがDebianベースのディストロを出すと云う話から、ややしばし。
依然としてBeta版扱いのようですが、Debian8ベースのSteamOS2.0のプレビュー版が出ています。
推奨スペックのうち、ストレージスペースが500GB最小で要求されていますが、あまり意味は無さそうです。
ベースのファイルシステムに10G、そのリカバリ用のスペースに同じだけ、スワップに数G、その他は全部DLコンテンツ等用のスペースの振り分けになってました。
インストール時のGUIには日本語メッセージが用意されていて、ほほ、不自由無いレベルのメッセージは入っています。
インストーラディスクの、「全自動」のインストールオプションは、デフォルト起動ドライブを、勝手に喰いかねないので、上級モードで、インストール先ドライブを指定して、インストールしています。
インストール完了後、起動すると、デフォルトでSteamクライアントが起動し、そちらがメインのUIになります。
ファイルシステムマウント等、su権限が必要な場合のパスワードは、インストールの際、設定されることはありません。
通常ユーザはOSアカウント名"Steam"ユーザとして設定されており、デスクトップ環境の利用はデフォルトではできないようです。
このクライアントから、Steamアカウントの新規登録も可能です。(実際に取得しました)
デスクトップ環境利用のためには、インストール時の追加ソフトウェア選択時に、GNOMEにチェックを入れ、GNOME環境を予めインストールしておいた上で、クライアントの設定メニューから、アカウント詳細メニュー内の、デスクトップを利用する設定にチェックを入れて、ようやく、ログアウトメニューに「デスクトップに抜ける」項目が現れます。
OSアカウント名、"desktop"は、ルート権を持ったユーザとして定義されていますが、パスワードが設定されていないため、権限昇格がそのままでは出来ません。
これは、GRUBメニューのアドバンスドモードから、リカバリモードのコンソール(CLI)に入り、基本コマンド passwdで、"desktop"ユーザのパスワード設定を行うことで、ようやく解決します。
アスペクト比、表示サイズは、TVを意識したそれになっているため、デスクトップがやたらと狭く、タブレットでも使っているかのような感じです。
UIコントロールは、所謂ゲーム機用コントローラに最適化されている感じで、普通の道具立てでは、使いにくさを覚えます。
基本的に、自社のセットトップボックス向けOSのようで、その要求機能以外の余計なものは全く入っていないようです・・・IMエンジンのようなモノでさえ・・・。(日本語変換が出来ません・・・Googleを使って無理やりと云う手は有りますが・・・。)
ただ、aptラインを弄って、Debianリポジトリから引っ張るくらいは出来るかもしれません・・まだ試してませんが・・・。
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20:54
NPAPI/ブラウザプラグイン終了のお知らせ。
今年に入って、そのような噂が飛び交っていましたが、本家、Mozilla Foundationが、2016年末に、NPAPIプラグインAPIを終息させるアナウンスをした様子です。
ただ、Flashプラグインに対しては、現状のコンテンツ普及率から、しばらく、現状を維持する様子。
http://arstechnica.com/information-technology/2015/10/fir...
JAVAに関しては、Oracle自体に、他のプラグインAPI対応への意志がないので、どうにもなりません。
オンラインで有っても、"Java Web Start" のような形で、アプレットを起動させることを推奨し、従来のような、ブラウザの拡張機能として連携を取る形を、方針として取りやめるように見えます。
https://blogs.oracle.com/java-platform-group/entry/npapi_...
大手の開発元では、今後は、HTML5を中心としたサービスを推奨して行き、プラグイン形式の旧世代技術を一掃したい思惑が有るのでしょう。
(技術ベースの更新ラッシュで、ITプチバブルでも期待してるのだろうか?
セキュリティ云々っても、言い訳っぽく観えてしまう。)
ただ、未だに古い形でのサービス提供を継続して行っている大手も多く、「業界のゴリ押しではないか?」とも取れます。
(証券取引関連では、チャート表示に依然として、JREプラグインを必要とするものが有るようで、Chromeの、NPAPIドロップにあたっては、他のブラウザへの移行で対応をする事が推奨されてたりしたようです。)
・・・なんか、次世代アーキテクチャ争いの、AMD vs Intelの時の事を、思い出したり。
(IA-64で、1ベンダに過ぎないはずのIntelの都合による、今まで構築したソフトウェア(ノウハウやライブラリ等)資産の全面放棄を強要する流れは、ソフトウェア業界の猛反発を受けて否定され、AMD提唱の従来アーキテクチャ拡張:x86-64の方向で推移することになり、現在に至っています。)
5年くらいかけて、周知徹底しつつ、移行を徐々に行うならまだしも、「来年でやめるわ」では、混乱は必至だのぉ。
事実上の、既存基幹技術の否定なんだから、時間をかけて、業界の外(行政・資産家・他業界経営者)にも発信していかないと、流れはスムーズには変えられませんよ・・・と。
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カメレオンな話@2015/10/05~6
半年放置してた4番機のTumbleweed(ローリング・リリース版openSUSE)の、アップデートをかけますた。
新規インストール並の分量になりまして、えらい時間が・・。
次の通常リリース版は、Leapと云う呼び名がついて、バージョンが一気に42.1に飛びます。
エンタープライズ向けの、SLEとの連携を密にする狙いがあっての事のようで、過去のリリースの通算でナンバリングし直したとのこと。
個人的には、EverGreen(長期サポート版)の13.1の扱いが気になるところでは有ります。
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