続々?ターコイズの話
色々参考にしたところ、大きく分けて
ペルシアやアラビアあたりののFで始まるタイプ(ファイルーズなど)と
ロシアあたりのB(V?)で始まるタイプ(ビリュザー)と
ルーマニアやマレーあたりのPで始まるタイプ(pirus、peruzea読み不明)とか
そんな感じのネーミングの種類があるっぽい。
サンスクリット語は「peraja」(読み方わからん)なのでPまたはBの派生か原義なんかなーなんて思ったりする。
タイ語は上に当てはまらない感じやけどタイ語読めへん。
グーグル翻訳に頼って単語を分割すると「不透明な緑色」みたいな感じになる。
ベトナム語はトルコなんちゃらの他に「lam ngoc(特殊記号がつけられん)」というのもターコイズらしい?(これも読み方不明。ラムニョ?)
あと「青緑」という単語でターコイズを表す場合もあるらしい。
分け方はテキトーやけど
ウェールズ語では「Gwyrddlas」→「Gwyrdd(緑)」+「las(青)」
(「glas golau」というのもターコイズとして出てくる?ちなみにライトブルーとか水色という意味あいっぽい)
アイスランド語では「grænblár」→「græn(緑)」+「blár(青)」
(もう一つkarbunkとか呼ぶターコイズもあるっぽいがそっちの意味はさっぱり)
インドネシアの別の読み方では「warna biru hijau(直訳だと「青緑色」になるっぽい)」
などなど。
そういう意味でも、やっぱり「緑と青の間の曖昧な色あい」なんやな、ターコイズって。
ほとんどの国が「トルコなんちゃら」なだけに、なかなか面白いなぁと。
ちなみに当のトルコ国自体はトルコなんちゃらだったりF始まり(フィルーゼだったか)だったり
まぁトルコ産の石じゃないけどねターコイズって。
そんな感じで色々あった中
私的に一番印象に残ったというか、一際異彩を放っていたのが「チベット語」。
なんと「ユ」である。
「gyu」らしいが、どうも「g」は発音しない様子。
中国のトルコ石は「緑松石(ロソン石)」だけど、やっぱ大陸が繋がってても全然違うんだな‥‥。
台湾は台湾で同じ意味と文字でも漢字の雰囲気が中国と一寸違うけど。
ターコイズ=ファイルーズ=ユ
ちなみに知ったきっかけは調べてて引っかかった「マパム・ユムツォ」
「ユム」で「ターコイズ(ターコイズ色)の」とか「トルコ石の」という意味なんだって。
「征服されない(マパム)ターコイズ色の(ユム)湖(ツォ)」が全体訳。
チベットのターコイズ(ユ)は緑っぽいらしい。
ビミョーに遠い話だがサンスクリット語では「peraja」以外に
「haritAzma(またはharitAzmaka。「緑色の石」みたいな意味?)」という単語があって
それだと「ターコイズまたはエメラルド」という意味らしい。
まあ不確定要素の大きい情報ですが。