サキの放つ爆発・その兆し!空気溜まりを読み走る。
爆発の瞬間に併せ水弾二発発射!
来るべき衝撃に備え転がる・・?「あれ?」
爆発の衝撃波は来なかった・・
唖然としたのも束の間、新たな空気溜まりの兆し?!
走る!
水弾二発発射!走り同様に転がる!・・?さっきと同じ?!
・・場所を移動しながら『場の相』の『見立て』詠唱する「・・『水の相』に、傾いてる?!」
先程迄は『地』だった『相』が『水』へ傾きつつある!・・理由は不明、しかし『因』はサキの術、『果』は『加する水の相』・・
残り、サキが発射する連爆一程度の距離で、こちらの残弾五・・空気溜まりの兆し!その場で二発発射!・・無効化!!・確信する。
「詰みました!」言うと同時に立つ。
サキは笑い、詠唱を中断「・・で、どうするの?詠唱は直ぐ継続出来るわ」
「・現在の場はほぼ『水相』です、私に残された『纏い』の斬弾は3・・近づき『水の魔力』で『呼吸と詠唱』止めるのに1、近づく為の水弾に2」
サキは、苦笑いし「もし私が、ぬしと刺し違えるつもりだったら?」
「火傷と窒息死・残るのは私です!」
キルケ様が盛大に笑う。
唖然と見る私達・・