帰宅『水の魔力』展開・「失礼します」
「おう!」
水の魔力は繋がりの魔力・キルケ様の身体を撫でまわす感覚・柔らかな起伏やきめ細かい肌の感触まで伝わって来る・・
しかも、水の魔力が触れた場所は、相手も同様に触れた感触が残る・・
「さっき」突然の声に驚き「はい!」
「?・さっきの戦闘で、魔女はともかく魔力無力化の敵の位置どうやって分かった?」
魔女は、魔力発動を妨げないように魔力無力化の武具は着用しない、しかし剣士や弓使いは別・風の『索敵』にも掛からない物・でも水の魔力は、触れた場所を感触として認識する・つまり、魔力を広げた場所は、形・大きさ・感触を認識する・逆を言えば見えない場所が敵の位置・・
「水の魔力展開して見えない場所を認識しました」
「なるほど、流石繋がりの魔力『水』だな、ホールが敵の位置か・・」
「はい」
私達の全ての水を床に逃がし言う「終わりです」
「流石に冷えた、朝昼抜きだからな、少し早いが夕飯にしよ」
緊張から解放されたお腹は空腹を激しく訴えてる「はい」
空腹の時って作り過ぎてしまうと言うか、絶対に食べきれない量が机に乗る。
頑張って二人で完食しました。