「ギフト?」と、サリ。
「魔力を使用して、特別な効果のある物よ♪」と、私に見せたこと無い笑顔で微笑むフユ。
「特別?」
「重さ零の靴、重さの無い剣・剣は魔力を蓄積するわ♪」
それぞれ渡された物を持ってみる度「何コレ!」ってサリに言われ、頬が緩みっぱなしのフユ。
挙句抱き付かれ頬にチュウされ陶酔・・何となくフユの傾向分かったぞ・・
「シア様!さっき貰った靴と、剣凄いです♪」
城を出て少し、の場所で替えるサリ・ぴゅうと言う音を残し枝葉を切って回る・・因みに鞘は私が預かっている。
裸の時も、今も、私の認識外・・あの時は、偶々勝ったけど・・今は勝てる気がしない・・
ソレは不意に起こる?!魔力!?爆炎?急激な魔力の変化・魔圧を感じる!!
「シア様今!」功化している彼女も同様に魔力を感じた様だ。
「ん!サリは私の後ろへ!」
「はい!」
魔力に関しては私のが上位だと思い指示に従う。
走りその場所に近づく!
『ファイアバード』なら、その反応を止めればお終い。
『灼熱の羽』なら、私の魔力が上わまればお終い。
まずは、見立て!
燃え盛る森?!
石塚のまわりを漂う炎の鳥?!
目が合う?!
私に、向かって来るソレ!、ぴゅうって音と共に私を追い越しソレを切り上げるサリ!