柄に手を添え、相手(試し切り)を思う・・
心の揺らぎを相手に置き、ゆるりと構える・・
力は抜いている・
だらりとした手を塚に置き、瞬発の時を待つ・・
見つめる物の先(未来)に、終わりの時が見えた!
抜いた力のまま、足・膝・腰・背・肩・肘・手首・・
と、さざ波の様に伝わるそれで小指から相手へ伝える!
ひゅう、と言う音を立て私の刀は、相手に振れる・・
そのまま、点は線へと替わり、刃筋は同じ場所を通る・・
目を立て、点の圧力を線へと繋げる・・
果たして、振り抜かれた刃は、相手を通り抜け、鞘からの線をつないで
残像を残し、それを知った相手は覚悟して、静かに崩れ落ちる。
居合いや、剣の事何も知らない私が、書いてみた・・