とびねこや

底辺の落書き

プロフィール

ツラツラとラクガキばかりしています。
絵は難しいけど、面白いですね~。
よろしくお願いします。

あちこちへあしあとをペタペタ残すかもしれません。
悪意はありませんので、お許しください~。

素敵な絵に誘われてしまうのです。

(*゚∀゚)=3







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~If~かぐや

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~If~続・かぐや

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過去の日記

 
2010年04月22日 09:37

もしも…if・かぐや

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Good!
  • なよ竹の籠哉
  • 竹取の老夫婦
かぐや


 俺の名前は籠哉。



大不況の波が俺の住む村にも押し寄せていた。



家では爺ちゃんが竹で作った細工物や日用品を販売している。



しかし、この不況の為に爺ちゃんの店は経営難に陥ってしまった。



「客がさっぱりこんのぅ婆さんや」


「そうじゃのぅ…このままでは年が越せんぞ」


「品物は良いから、あとは宣伝が足らんのんじゃなかろうか」



「そうじゃな~どうしたもんかのぅ」



「爺ちゃん婆ちゃん!都で綺麗な女中さんの店が流行ってるって!」





キュピーン★





「そw れw ぢw ゃ!w」



「エッ…?アレアレッ…アルェー?!」





「かぐやちゃ~ん!」



若い男達でいつも爺ちゃんの店は一杯だ。



「は~い、少々お待ち下さいませ…ご主人さま☆彡(キラッ!)」



「かぐやちゃんの微笑み良いよなぁ(///)」



「そうそう、なんかキラッ!ってしてるよな!(///)」



「ウフフッ☆彡(キラッ)」



『…良いよな~!(≧▽≦)』



あぁ…ムリだこんな生活…



そう、多い月には100万両を売りさばいた。



それ以来いつからか、俺の微笑みは『100万両の微笑み』と呼ばれているらしい。



「本日のお楽しみ商品の発表ぢゃ!」



「ここに取り出したる竹籠のこの部分にご注目!」



爺ちゃんが高々と籠を掲げ、くわっと目を見開いた。



「なんと当店自慢の看板娘かぐやの口づけがなされておりますー!↑」



熱の入った力説。






『おおー!!!(゚д゚)』



大勢の客から歓声が沸き上がる。



「はいー、まずは50両から~¥」



「60!」

「70!」

「100!」



やんややんや



我が爺ちゃんながら、なんという詐欺っぷりかw



…カンベンしろよー↓



 俺の名前は籠哉。



………………なんていまさら言えない。



恐すぎて言えないー。←
(泣き笑い)



「来月には二号店を展開じゃ。『かぐや』さまさまじゃのぅヒッヒッヒ」



「帝さまも来店されるそうじゃ」



「おう、そりゃ凄い!」



「バレたら打ち首かのぅ」



『ひゃっはっはっは(笑)』


………こりゃ口が裂けても言えないー!!!(恐)



明日は………どっちだ?!