プロフィール

野に咲く一輪のタンポポのようにヒッソリ暗躍中!?
じゃ、ランク入りはダメじゃん。
と、今頃気付く大馬鹿者。

徘徊癖がありそこら辺うろつきます、ご注意ください・・・。(気にしないでね~)

投稿画像は『しぃペイントツール』が使用困難のため、市販ソフトを使用中です。

その時気分のイメージ一発屋。
ストレスが限界を超えると、やたらと裸婦に走りますのでご注意ください・・・。

基本、『こらぼ』は全て可にしてます。
ご自由に、いじりまくって下さい。(笑

9月のカレンダー

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

過去の日記

 

(2013年9月13日)日記一覧

1件中 1件〜1件を表示

2013-09-13 01:28

勉強会

俺は結局、経緯が分からぬまま、K子に各教科を教える羽目になった。

どうやら二人は、成績を競っているらしい事までは理解した。
そしてどうやら、S美からK子への挑戦でもあるようだ。

俺がK子に教える以上、K子がS美に負けるはずがない。

・・・と、思うのだが。

こればかりは、本人の理解力に依存される。
見たところ、頭の回転はK子が上だろう。

まず基本を重点に、それを応用する事にした。

まぁ元々、俺は暗記が大嫌いだ。
暗記量など、少ないに越したことはない。
楽が出来るなら、それが一番良い。

そのやり方を今、K子に教えようとしている。
そして問題への応用は、頭の回転速度と経験に依存される。
果たして、どこまで出来るのか?
俺の経験と知識をK子に全て託すつもりで、臨むしかないだろう。

「それじゃあ、良い?
 恥ずかしがらずに、分かるまで聞いて良いから。
 決して中途半端に、分からないままにしない事。
 良いね?」

「ええ、わかったわ。」
K子は、うなずいた。

そして、二人の勉強会が始まった。

すると、それを見ていたEやY、C子やU子達までもが、
我も我もと参加してくるようになっていた。

客観的に見ていると、大概つまづく処は同じような箇所で、
勘違いや理解不足が、おおかたの原因なのだ。

「これはね?
 こうすれば、解けるのよ。」

いつの間にかK子は、
自分が理解し、教えられるところを教えるようになっていた。

「おおっ!
 すげ~っ!!」

「ああっ、そうなのねぇ!」
YやE、C子にU子が驚嘆の声を上げている。

俺は、それを黙って見ていた。

人に教えられるようになれば、
自分の復習にもなり、自信に繋がるものだ。

良い傾向だ・・・。
これなら、S美に勝てるかも知れない・・・。

1件中 1件〜1件を表示