プロフィール

野に咲く一輪のタンポポのようにヒッソリ暗躍中!?
じゃ、ランク入りはダメじゃん。
と、今頃気付く大馬鹿者。

徘徊癖がありそこら辺うろつきます、ご注意ください・・・。(気にしないでね~)

投稿画像は『しぃペイントツール』が使用困難のため、市販ソフトを使用中です。

その時気分のイメージ一発屋。
ストレスが限界を超えると、やたらと裸婦に走りますのでご注意ください・・・。

基本、『こらぼ』は全て可にしてます。
ご自由に、いじりまくって下さい。(笑

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(2013年7月2日)日記一覧

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2013-07-02 01:49

肝心な言葉・・・

最近、K子と俺、それにYとU子、更にはEとC子が加わり、
この6人で話をする機会が何かと多くなった。

C子は京都から親の転勤で転入してきた。
引っ込み思案な性格で、
京都弁を気にしてクラスに溶け込めなかったようだ・・・。

また、Eは男のわりにキャシャで、変声期が遅れている。
その為、女子のように甲高い声のせいで男子の中でも浮いていた。

だが、俺もK子も気にしていなかったし、当然、YとU子もである。
それらの事に偏見を持たずに接するうちに、
いつしか俺たちの仲間になっていた。

多分、そのせいであろうか?
このところのクラス内の雰囲気が、大分変ってきていた。

特に男女の仲が、このクラスは非常によくなったのだ。
当然、偏見も無いからいじめも無い。
更には気兼ねもせず、女子から男子に声をかけ話をするようにもなった。
そして男子は、女子を決して差別せず、
女子に協力を申し出るようにまでなっていたのだ。

この事は以前、個人的にも確認実証済みだった。

もともと男は女に、女は男に興味があるものである。
だが、どう接すればよいかわからず壁を互いに作ってしまう。
互いの接し方がわかれば、自然と仲は良くなるものだ。
その接し方を誰かが実践して、見せてやればよいだけなのだ。

今回の実践者は、俺とK子、YにU子、
それにEとC子の6人であった訳だが・・・。
大した成果である。

そんなクラスの雰囲気のせいか、
K子はためらいもなく、いきなり俺に問い詰めてくる。

「ねぇ、ところであなたさぁ~。
 私に、肝心な言葉を言ってくれてないんじゃない?」

「はぁ?
 え~っと、何を・・・?」

「ほらっ!何かあるでしょ~?」

俺を睨んでる・・・。

「そんなこと言われても、何を言えば良いんだよ~?」

「まったく、鈍感なんだからっ!
 ・・・もういいわっ!
 知らないっ!」

K子は、俺にそっぽ向いてふくれた。

「そんなに怒るなよ・・・。
 ほら・・・、その可愛い顔が台無しだぞ・・・?
 だいたい、分からないものは分からないんだから、仕方がないだろ?」

「ふ~ん?
 私のこと、可愛いとは思ってくれてるんだ~。」

「ま・・・、ま~ね。」

「そうかぁ~。
 じゃ、今回のところは大目に見てやろう。」

何やらK子は、ニヤニヤし始めた。

褒めると御機嫌ならば、何度でも褒めてやろうじゃないですか。
んで何?肝心な言葉って・・・?

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