プロフィール

野に咲く一輪のタンポポのようにヒッソリ暗躍中!?
じゃ、ランク入りはダメじゃん。
と、今頃気付く大馬鹿者。

徘徊癖がありそこら辺うろつきます、ご注意ください・・・。(気にしないでね~)

投稿画像は『しぃペイントツール』が使用困難のため、市販ソフトを使用中です。

その時気分のイメージ一発屋。
ストレスが限界を超えると、やたらと裸婦に走りますのでご注意ください・・・。

基本、『こらぼ』は全て可にしてます。
ご自由に、いじりまくって下さい。(笑

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(2013年6月26日)日記一覧

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2013-06-26 00:38

嫁取りVS婿取り2

まさか『婿取り』という言葉が出てくるまで、
俺はそんなケースが在り得るなどとは、全く考えてすらいなかった。
まったくの勉強不足である。
そのことをいま、目の前に突き付けられた。

「そいつは困ったねぇ~。
 ウチは嫁さんもらう側だし・・・。
 大体俺、婿なんか行く気ないしなぁ~。
 行くこと自体、大問題だゎ・・・一族中の・・・。」

いや婿に行くこと自体、大反対されることは目に見えていた。
するとK子が本心を話し始めた。

「私だって、婿取りなんて嫌よ。
 絶対、お嫁に行きたいもの・・・。
 そして子供たちに囲まれた、幸せな家庭を作るの。」

俺は、K子の以外と頑固な性格を垣間見た。
なるほど、これくらいの気概がないと、
ウチではやって行けないだろうと半ば安心した。

だが、子供たちに囲まれた・・・?
一体、何人産むつもりなのだろうか・・・?

「そうか・・・、どうしようかぁ~?」

「ねぇ、何か考えてよ・・・。
 じゃないと私、お嫁に行けないよ?」
K子は催促してくる。

「ちょっと待て、あまり急かせるなよ・・・。」

まず状況を整理する。
現在の薬屋を継続するには、薬剤師免許を持った者が必要である事。
それはつまり、薬剤師免許を持つ者がK子でなくとも良いという事。
ならば答えは簡単だ・・・。

「そうだ、こうしよう。」

「何か、良い方法でもあるの?」

「結局、薬剤師が居れば良いんだよな?」

「そうよ?」

「だれか薬剤師を雇おう!」

「良いわね、それっ!
 それなら気兼ねなく、お嫁に行けるわ!」

しかし親の心情からすれば、子に店を継いで貰いたいであろう。
そして家を出たからと言って、親を疎遠にする訳にもいかない。
嫁に出た後のフォローが、どうしても必要となる・・・。

「だからって、お母さんのところを素っ気無くするなよ?
 優しく、いたわってやらないと・・・。」

「は~い。」
すっきりした笑顔でK子は答えた。

が、本当に分かっているのかね?コイツ・・・。
結婚するってのは、ゴッコ(遊び)じゃないんだよ?

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