プロフィール

野に咲く一輪のタンポポのようにヒッソリ暗躍中!?
じゃ、ランク入りはダメじゃん。
と、今頃気付く大馬鹿者。

徘徊癖がありそこら辺うろつきます、ご注意ください・・・。(気にしないでね~)

投稿画像は『しぃペイントツール』が使用困難のため、市販ソフトを使用中です。

その時気分のイメージ一発屋。
ストレスが限界を超えると、やたらと裸婦に走りますのでご注意ください・・・。

基本、『こらぼ』は全て可にしてます。
ご自由に、いじりまくって下さい。(笑

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(2013年5月30日)日記一覧

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2013-05-30 02:05

私はね・・・

「でも私はね・・・、裏方でも凄いと思うの。
 だって、私たちの学校の基盤を作ってくれたんでしょ?
 やっぱり凄いじゃない・・・。
 もっと自信持ちなさいよ。」

そうか、K子ってキツイ性格の割に、意外と優しいんだな・・・。

「ありがとう。
 そう言ってくれて、とってもうれしいよ・・・。」

俺はもう、誰にも評価される事は無いと思っていた。
でも評価してくれる人間がここにいた・・・。
それだけで十分なのだと俺は思った。

「ねっ?
 もう役職には就くつもりはないの?」

確かに生徒会残留を望む声もあったが、毎年人員は入れ替わる。
新しい人間、新しい考え方・・・。
それらを阻むことはしたくなかったし、介入するべきではないと判断した。
それは初代生徒会会長の意志でもあり、我々初期執行部全員の意志でもあった。

「俺たち初期執行部の仕事は、もう終わったんだよ。
 これからは新しい生徒会が新たに作り上げていくだろう。
 邪魔はできないよ・・・。」

「そうなんだ・・・。」
K子は残念そうに俯いた。

「でも、ありがとう・・・。」
俺は初めて、K子に感謝の言葉を口にした。
K子はその言葉に、微笑みで答えた。

なぜだろうか?
K子がいると素直になれる自分がいる・・・。
いや、安心する・・・。
なんだろう?この安堵感は・・・。

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