米Googleは3日、無料のDNSサービス
「Google Public DNS」を発表。
結論から説明すると、「Google Public DNS」を導入することで
インターネットの表示速度がサイトによって速くなる場合があります。
細かい仕組みはいいから無料ならやってみるという方は
下の画像を見ながら設定してみてください。
■Vistaで解説します。
1.ネットワークアイコンを右クリック
2.以下のウィンドウが表示されたら
3.右上のネットワーク接続の管理をクリック
4.現在インターネットに接続しているLANを選択し右クリックプロパティ
5.以下の画面が開いたらTCPのIP4と書いてある行を選択しプロパティ
(NICカードがIP6対応してない場合IP4は出ません)
6.次のDNSサーバを使うのラジオボタンをクリック
以下の数字を入力します。
上「8.8.8.8」
下「8.8.4.4」
7.後はすべてのウィンドウを閉じて設定終了です。
(WindowsNTシリーズ以前のWindowsOSの場合
設定反映のために再起動が必要です。)
WindowsNTシリーズ
Windows NT1.0~NT4.0
Windows NT5.0(Windows 2000)
Windows NT5.1(Windows XP)
Windows NT6(Windows Vista)
Windows NT6.1(Windows 7)
■速くなる仕組み
では、何故速くなるかの仕組みを説明します。
インターネット上のコンピューターは
現在ほとんどが32桁の数値で管理されています。
(10進数の32桁ではなく2進数の32桁です。)
これをIPアドレスと呼び、
下一桁違うだけで違う国の全く別の場所に接続されます。
例:
http://124.83.147.203/ (Yahoo JAPAN!)
しかし、これは覚えにくい!ということで、
アルファベット表記の名前に置き換えてくれる
仕組みが存在します。
それがDNS(ドメイン・ネーム・サーバ)と呼ばれるもので
日本語名は名前解決と言います。
従来のDNSは32桁の数値からアルファベットに置き換える
上限の数を決めており規定数超えた場合、古いものから
置換情報を削除し、削除された数値は都度知ってるサーバーを
探しに行ってました。
しかし、「Google Public DNS」は削除を行わず無限に
その置換情報を保存することで消えた32桁を思い出す作業を
しないためその検索時間をロスすることなく接続でき
高速化が望めるという仕組みなのです。
(HAMUCHI)