小春日和

小説とイラストなど・・・。載せていきますっ!では、どうぞー❤

プロフィール

こんにちは!ちぇりーと言います。ちぃで日記も書いています!
好きなものはイラスト描きと小説書き。想像するのが好きです(*^_^*)
嫌いなものは勉強、人ごみ・・・。です。
性格は基本的にのほほんです。

高校1年生です♪

数少ないマウスユーザーです(^v^)ペンタブほしいよっ(>_<)
なんとかほのぼの頑張っています~☆


うちの子紹介のページはこちらです!~13(サーティーン)編~⇒http://blog.chixi.jp/6433/diary/69058/

かなりの親馬鹿人間ですがどうぞよろしくおねがいいたします♪

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過去の日記

 
2009-08-19 14:53

foryou1 ここには書き込みをしないでください。書き込みは、表紙のほうにお願いします。

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Good!
ここは亜莉州丘病院。
ナースコールが鳴る。

井上「あら?夏希くんの部屋からナースコールが!!」
友人ナース「あー。いつものあれですよ!あれ!!」
友人ナース「そうそう。いつものあれですよ」
井上「あれってなんです!!??」
友人ナース「大したことないと思いますよ?一応行ったほうが、いいと思いますけど」
井上「!?わかりました・・・」

井上さんは、夏希の部屋、274号室にむかった。すると、なかから叫び声が。

夏希「ぎゃああああっやめろって!!」
井上「夏希くん?」

ドアを開けると、亜莉州丘病院の娘、志音と夏樹が、取っ組み合いをしていた。

夏希「だーっ!!井上さん!助けてっ!早く??」
志音「助けなくていいです!!」
井上「志音ちゃん、何やってるの!?だめでしょ!夏希くんは、入院してるんだから。健康な志音ちゃんとはちがうのよ」
志音「夏希が、いうこときかないからですよ!!」

あたしは志音。この病院の娘。小さい時から入退院をくりかえしてる夏希と仲がいいの。

夏希は…よく分かんないけど心臓の病気ってパパが言ってた。

いつ発作が起きても、おかしくない状態なの。


そして、、、

いつ死ぬかわからない。

なのに

とっても明るくて、逆にこっちが元気もらっちゃう。
そういう子なんだ。

夏希「…おん・・・・・志音!!」
志音「はうっ!ご、ごめん夏希!話聞いてなかったー!何?」
夏希「プリント。」
志音「え?」
夏希「きのう持ってきてくれる約束だったろ??」
志音「ああ、プリントね。はいこれ。」

そしてこいつ、頭がいい。

ムカつく。

あたしが20分かけてやるプリントも、5分でやってのける。
てんさいじゃねーのこいつっ!!

ふんっだ!!

夏希「ああ?何勝手にリポートしてんだおまえは!!」

いいじゃんべつに。悪口じゃないんだから。


夏希「なあ・・・志音?俺が退院するとか聞いてない??」
志音「いや?」
夏希「あーそーか。ふうーん。いいし別にっ。学校行けなくても楽しいもんねっ」
志音「何すねてんの!そんなことよりいっぱい食べて病気治しな!」
夏希「なんだよ。志音しらねーの?治したって無駄!」
志音「なんでよ」
夏希「だからー。高校生まで生きられたっつーことが奇跡だっつってんの。つか俺、そろそろ死ぬし」
志音「何、バカなこと言ってんの!そんなこと言わないの!」
夏希「はぁー?」

はあってなによ。

夏希「別に俺、死ぬの怖くねーし」

・・・・・・・!!

志音「もういい!!夏樹のバカ!!嫌い!」

志音は、病室を飛び出そうとした。

夏希「ハイハイ。いいよ嫌いでも」

むう。
うざい。

でも・・・

志音「夏希!嫌いだけど、死ぬのはやだよ!!」
夏希「そうかよ。・・・・・・じゃあ・・・俺、どうすりゃいいわけ??」
志音「生きりゃいいんだよ!!」
夏希「へえ・・・。志音、俺のこと好きなんだ??」
志音「そんなこと一言も言ってないでしょ!?」
夏希「へぇー。顔にかいてあるけど?」
志音「うっそー。ばっかじゃないの?」
夏希「顔みしてみ??」
志音「こう?」

志音は、夏樹に顔を向ける。

その瞬間、、、

ちゅっ❤

志音「!?」

ばっ!
志音は、顔をそむける。
夏希「こら!顔そむけない!そこのペンとって!」

普通そむけるよ・・・。
こいつバカか。

志音「この油性マジックでいいの?」
志音は、夏希に緑の油性マジックを渡した。

夏希「目、閉じて?」
志音「うん・・・?」

また、キスする気??


きゅ きゅ きゅきゅ きゅ・・・
志音「ちょ、何すんのよ!!」

★☆★☆★☆★☆★☆
しばらくおまちください。
★☆★☆★☆★☆★☆

夏希「ほら、いったとおり!」
夏希が志音に鏡を渡した。
志音「!?」

志音の顔には緑の油性マジックで
『わたしは なつきが だいすきです。』

な、なにこれぇー!!!!

夏希「ぎゃはははは!!!いいぞー!志音!!」
志音「よくない!!てか時、へたすぎ!!全部ひらがなだし!!!それにしてもわらいすぎ!!」

その後、わたしたちは井上さんにおこられて、私は自分の家(と言っても病院の裏)に、しぶしぶ帰ったのでした。