回転!揺りイス固め 外伝

アメブロの同名ブログのスピンオフブログです。

プロフィール

 はじめまして。
モンスターAMです。

 ハイブリッド絵描きです。

 時々、文章だけになったり、イラストだけになったりしますが、
よろしくお願いします。

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コマネチ!

コマネチ!
(2009年10月30日 13:20)

ギララの逆襲

ギララの逆襲
(2009年10月30日 13:19)

AYUMIさん

AYUMIさん
(2009年10月28日 09:15)

オリジナルマスクマン

オリジナルマスクマン
(2009年10月28日 09:09)

ポッキーイラスト

ポッキーイラスト
(2009年10月28日 09:09)

よろしく、ねっ!

よろしく、ねっ!
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ミッキー.ローク

ミッキー.ローク
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ミッキー.ローク

ミッキー.ローク
(2009年10月23日 07:50)

夕焼け小焼け

夕焼け小焼け
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新着日記一覧

2009-10-30 13:22

コマネチ!

 女性社員に
コマネチ強要した上司が
訴えられる!
(ガジェット通信 - 10月30日 05:23)

 なんとも信じがたいニュース
が飛び込んできた。
上司の営業部長が部下の女性に
ビートたけしのギャグ「コマネチ」を強要し、
裁判沙汰になっているのである。

 営業部長は女性に対して机の上に
立つよう命令し、さらにコマネチをするよう
強要したのだとか。富山新聞の報道によると、
「男性社員3人とともに30回以上、
大声でコマネチのポーズをとらされた。

さらに、スカート姿で足を広げて机上に
立たされ、男性社員の前で、10回に
わたって大きなポーズでコマネチと
絶叫させられた」とのこと。

最低でも40回のコマネチをさせられたことになる。


 つまり、「コマネチ! コマネチ! 
コマネチ! コマネチ! コマネチ! 
コマネチ! コマネチ! コマネチ! 
コマネチ! コマネチ!」と、他の社員が
いるなかで叫びつつ、股間に手をやる行為を
させられたのである。

 これは男性でもかなり恥ずかしい。
ましてや被害者は20代の女性であり、
さぞかし恥ずかしかっただろう。
このニュースを伝えた『ぱふぱふニュース』
の記者は、「この女性社員はまだ20代。
うら若き乙女。なんという酷い上司でしょう」
とコメントしていた。確かにその通りである。

女性は元勤務先の会社に対して360万円
の損害賠償を求めているが、会社側(上司)は
「事実と反する」として争う姿勢のようだ。

女性は「恥やプライドを捨て職務に当たる
ために机に上がれ」と言われて仕方なく机
に上がり、威圧的な態度に恐怖を感じて
命令されるがままにコマネチをしたそうだが、
営業部長もなぜコマネチという1980年代の
ギャグをやらせようとしたのか?

 それが事実であれば、まったくもって
意味不明である。

 コマネチだったとしてもそうじゃなかった
としても、「恥やプライドを捨て職務に
当たるため」ならば他にもいくらでも
根性をつけるやり方はあるはず。

少なくとも、コマネチで根性がつくとは
思えない。この裁判の行方、ある意味、
のりピー裁判よりも興味深い内容の
裁判になるかもしれない。

 となると...

映画「ギララの逆襲」でも加藤夏希に
「それ」を「強要?」した河崎実監督も
訴えられるって事^^?

 なんのことかわからない人は
今すぐレンタル屋に行って「ギララの逆襲」
を借りてくるのだ!!

 ヒントとして予告編だけ載せておこう^^
2009-10-29 09:57

妖怪人間ベム

 実は、10月から深夜枠で再放送が
はじまったんですよ、九州局で^^
当然毎週予約録画しています。





 特筆したいのは、昔、再放送されていた頃は
切られていたエンディングが流されていること!!
そう、昔のアニメの再放送って、予告、EDなしというのが
当たり前だったから、エンディングや予告を知らない
アニメって結構多いんですよ。

 まさか、ここにいたってEDが聞けるとは!!
そのエンディング曲がこちら!



 なんか拍子抜けするなあ...
OPの雰囲気が台無しだ...
知らない方がよかったのかも...

 暗いさだめは?早く人間になりたいは?
かけらもない...
 でもベロって、初代アトムの清水マリさんが
声あてていらしたんですね。忘れてました。

 余談ですが、こんなのもみつけました^^




 これも懐かしいなあ^^
結構好きでした。このコント。

 ちょっと変わったところで...



 スカパラの「妖怪人間ベム」って...^^
むちゃくちゃ明るいんですけど^^
暗いさだめもへったくれもない....



 こっちはオリジナルに
比較的忠実^^
しかしライブで盛り上がるんだ、
この曲って....




 ここまでいってしまうと...
海外版です^^ラテンな「妖怪人間ベム」...
暗いさだめもラテンの前では、
こんなになってしまうとは...



 意外と外国語もはまってはいるんですが...
絵柄が日本っぽくないからでしょうね^^




 こちらは字幕だけですませたパターン。




 いろーんな海外版の総集編。
以前、ココログでは紹介したんですが、
ここでは初めてなので^^



 最後はヴォーカロイド.初音ミクが
歌う「妖怪人間ベム」で締めです。
ナレーションだけオリジナルなんで
なんか変^^
 今回は「フリーのイラストレーターを
目指す方の応援ブログ」
http://ameblo.jp/ayumi333/
を主催されていらっしゃるAYUMIさんに
ご登場いただきました~^^

3枚目のイラストの方がAYUMIさんです^^

 美人でしょう?^^
こういう美人と知り合えた事を自慢
したいのではありません。
まあ確かに鼻の下はのびきって
ますが....^^

 AYUMIさんとの出会いは、ココログ時代から
交流のあるアメンバーさんから回ってきた
バトンがきっかけでした。

 「バトン...???」

正直、私はバトンというモノにいい印象を
もっていないのです。
それは今でも変わりません。
だいたい人の都合も顧みずに、
訳のわからない
質問に答える義務がどこに
ありましょうか?
 しかもそれを公開しなくちゃいけない
なんて....

 次に回すにしても、責任があります。
不快な思いをされるのがわかっていて
よそ様にバトンを押しつけたくありません
しね。

 なので、その企画意図がなんなのか...
それを直接、AYUMIさんに問いただしたところ
次のような回答をいただきました。

>ところで、この度はバトンの件で
ご協力本当にありがとうございます!

さっそくですが・・・

>1.更新は9月26日夕方6時になる事。
>
> これは、私が未来日記投稿をしている為です。
> ちょうどいいネタがあるんですが、そこまで
> 待っていただけますか?

こちらにつきましては、バトンの順番なので
正直、なんとも言えないのです(^^;
だいぶ先までバトンを受け取ってくださる方
が決まっているようで
どのくらいの人数の方が決まっているか
わたしも把握しかねております。
(本当に申し訳ございません。。。)

そのため、おそらくモンスターAMさん
のところに回るのは
26日を過ぎるのではないかなぁ・・・
と予想しております。
Tさんの次に記事としてアップして
いただければ日程はさほどこだわらない
のですが、いかがでしょうか。


>2.次にバトンを回す相手に対して
>
> 近県でお会いできそうな方をお願いします。
> リア友の絵師さんがいないので。

お会いできる方のご紹介・・・というのは
わたしもいろいろ責任を負いかねますので
申し訳ございませんが、ご遠慮
いただいております(^^;
(モンスターAMさんを疑っている・・・と
いうわけではないのですが
万が一トラブルなど発生した場合に、
責任をとることが難しいので)

バトンを次にまわす方がいらっしゃら
ない場合わたしのご縁のあるブロガー
さんをご紹介させていただく流れですので
ご要望にお答えするのは難しいです。
申し訳ございません。。。


以上となります。


バトンのお受け取りが難しい場合、
Tさんにわたしの方からお次の方を
ご紹介させていただきますので
難しい旨、わたくしまでご連絡いただけ
ますでしょうか。

この度はお手数おかけしてしまい
本当に申し訳ございません。


モンスターAMさんのますますのご活躍
お祈りしております。

...というように本名で、この様な趣旨説明を
いただいたわけです。

 2の設問については、申し訳ないですが、
カマかけさせていただいたのです。
どういう気持ちでやっていらっしゃるのか、
本当のところが知りたかったので、
わざと失礼な質問をしたのです。

 それに対してきちんとした説明を
AYUMIさんからはしていただきました。
これで納得の上、私はAYUMIさんの
企画に乗っかって、バトンを引き受け、
次の方にも責任持って回すことが
出来ました。

 後で知ったことですが、AYUMIさんは
まだ25歳...女性の歳書くのは失礼かな
と思ったのですが、お許しを...
しっかりされていらっしゃいますよね...
そして本気で、イラスト描きのために
支援をしようとしていらっしゃる...
それに感動して、企画に協力させていただくように
なりました。

 私事ですが、病を抱えた身としては、
将来の不安は常につきまとっています。
就職難ですし、年齢の問題もあり、
条件は年々厳しくなるばかり。

 そうなってくると自分の中のスキルで
使えるモノは何でも武器にしていかないと
いけないのでは...と常々思っていました。

 それがAYUMIさんと出会ったことで
ぱっと光明が見えた感じがしたのです。
「あ、自分でも(絵で)食っていくことを
考えていいんだ...」って思えたのです。

 所詮は素人の趣味レベルではないか?
そう思われるかもしれません。
しかし、「それでもいいじゃないか」
っていって背中を押してくださるのが
AYUMIさんなのです。

 はっきりいって、絵一本で食べていこう
なんて甘いことは私も考えてはいません。
ただ、いずれ働くことを視野に入れるから
には、こういう事も選択肢の一つとして
考えておくのは、悪いことではない
と思ったのです。

 出会いは「あんなの」でしたが^^
つくづくAYUMIさんとは縁があるなあと
思ったのは、この間AYUMIさんが
立ち上げられたアメブロぐるっぽ
「イラスト・アートでお仕事をしよう!!」
の立ち上げが、なんと私の誕生日、
10月24日だったのです!

 偶然にしても同じ誕生日になった
ぐるっぽへの参加...躊躇なく決めました。

 これからも御世話になると思いますし、
私もAYUMIさんのやっていくことを
応援したいと考えています。

 年内の目標としては

1.AYUMIさんの「朝イラ」コーナーに載ること
 (一回出したけど、没ったみたいなんで
 再挑戦です)

2.色んな絵描きさんとの交流をもちたい
 人様の作品をみること。それだけで
 勉強になりますからね。すべての方が
 お師匠さんです。

3.とりあえず来年に向けて一歩でも
  ステップアップする。

の3つを目標に頑張ってみたいと思います。
 
 これを読まれている絵描きの
皆さん!!まずは簡単なところから
一緒にはじめてみませんか?
きっといいことがあると思いますよ。
それで食っていくということばかりに
目がいきがちですが、世の中に
自分の作品が必要とされるようになるなんて
すてきな事じゃないですか!

 そのくらいの夢は見たっていいでしょう。
一緒に夢見ましょうよ!!

 ね^^
『ANNIVERSARY TOUR 09』 福岡・博多スターレーン
10/24 (土)試合開始18:00観衆1500人(満員)

 24日は土曜と言うこともあって、
下関ではイベントだらけ。
彦島ではFM山口のイベントが、
シーモールホールでは辻ちゃんのトークショー、
そしてそのシーモールホールを追い出された
ドラゲーが海峡メッセで興業...
知っていれば博多まで行かなくて
済んだのに...

 15時に家を出て、すいすいと小倉まで
着いてしまった。西日本総合展示場に
クルマを止めて、徒歩で小倉駅へ行き、
そこから「よかとく切符」を購入。
新幹線で博多まで。到着はなんと16時半...
あまりに早すぎたので、前日開店したという
駅商店街のデイトスに入って見たが、
これがまたたいしたものがあるわけでも
ないのに、人.人.人でごった返し。
ユニクロに至っては行列まで出来ている。
たいしたもの売ってるわけでもないのに...
失敗した。
早々に切り上げて、博多駅横の
ヨドバシカメラに逃げ込んだ。
何年かぶりに行ったら、中に巨大な本屋が
出来ていてびっくり。駅挟んで、紀伊国屋と
戦争だ。
 しかし、これでも共存できるのが
大都市の強みなんだろうなあ...

 ほどよく時間がつぶれたところで、
スターレーンに向かった。ここも
半年ぶりの訪問である。昔、馬場全日時代は
死ぬほど通った聖地も、今は年に一回行くか
行かないかになってしまった。
それほど体力も気力も追いつかなく
なっている。まあ、当たり前か...
いつまでも昔と同じというわけにはいかない。

 会場に入ってみると、17時過ぎている
のに入場させていなかったので、
1Fロビーは人であふれかえっていた。
寄り道して正解だったな...と思いつつ、
しばらくしたら開場した。
あがってみてびっくり。
なんと、全面スペースを開放している
ではないか。通常半スペースを使うこと
が多いのだが、これも意外だった。
武藤のスポンサーがいるからとはいえ、
強気に出たなあ...

 今回は誕生日観戦と言うことで、
これも10数年ぶりに特リン席をとっての
観戦。前の席に年の頃なら35~6歳の
小太りな女性が、しきりに紙テープの
準備をしていた。仲間の女性たちも
集まって話しをしていたのを、
聞くともなしに聞いていると、ずっと
ツアーの追っかけをやっているらしい。
テープの色からするとブードゥー.マーダース
(VM)のファンらしいが、なんかその
話し方が上から目線で、凄くイタい感じ
に見えた。関係者とも親しくしゃべって
いるところを見ると、本当の常連なんだろう。
他人のことは言えた義理じゃないが、
人のふり見て我がふり直すのは、
試合が終わってからでもよかったのに...
と、この偶然には少々辟易してしまった....
このファンの「痛さ」については、また後ほど。

 18時開演と同時にF4タイムがあって、
VMが乱入してという、今シリーズのパターン
を踏襲(稔のばきばきタイムも全く同様)した
前説があって試合開始。


◆第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
NOSAWA論外 ×対 ○ ヘイト
8分31秒
横入り式エビ固め

ヘイトが相手と言うことで、NOSAWA論外
が完全ベビーの立場で闘っていた。
こういう姿は本当はじめてみたかもしれない。
ある意味貴重。ヘイトはこれで売れなきゃ
後がないという危機感みたいなものを感じる。
しかし、アイテムが消火器と言うところに
WAR出身という出自が見えてしまう。
まあ、今の人たちはケンドー.ナガサキが
元祖.消火鬼だったという事実は知らない
だろうから、それはいいんだろうけど。
でもまあ、選手として初めて一皮むけつつある
ヘイトは応援したくなった。

 試合は、ヘイトが勝ったけど、ベビーの
論外が試合を作っていた。
こういうのも珍しい。四方に礼をして
リングを後にしていた論外。なんか
調子狂うなあ。 

◆第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
西村修 ○.真田聖也 対 稔.× 歳三
11分11秒
回転足折り固め

 VMはまさかのバトラーツタッグ。
あれから流転したあげく、こういう形で
タッグを組むんだから、人生ってわからない
ものだ。長く見ていると、いろいろ感じる
部分がある。
西村には...特にないな。
会場人気は高かった。下関では見せなかった
倒立も見せていたし。件のイタい女性ファン
が稔のことをさかんに「みの様、みの様ーっ」
と叫んでいる。
真近で見ている私は「げ...」と思って
いたんだけど、離れた場所から、それに呼応
して男性客が「ミノサマー」とかえすと
客席がどっと沸く。
このノリの良さは間違いなく博多ならでは
のもの。久々にスターレーンらしさを
満喫できた^^

 試合は、VMが好き放題やっていたが、
おいしいところは西村が全部持って行った。
まあ会場が沸いたのだから、
それでいいんだろうと思う。

◆第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
カズ・ハヤシ.KAI × 対 
○ 近藤修司. スペル・クレイジー
15分11秒
キングコングラリアット→片エビ固め

 この4人は本当に仕事の出来る選手たち
なので、何の心配もいらずに安心してみられた。
スペル.クレイジーはベビーをやっても、
ヒールをやっても映える選手。どこの
ポジションを守ってもそれなりの結果を出す。
だからカズもいつも以上に生き生きしていた。
ヘイトとのタイトルマッチ前哨戦だったら、
ちょっとこうはいかなかっただろう。
いい気分転換になったんじゃないかな。
試合内容としては、この日一番の出来
だったと思う。全日本入りした近藤が
少々埋没しかかっていたのが気になったけど、
キングコングラリアットで存在感を示した。
ここらへんのサバイバルレースは見た目
以上に過酷な武藤全日であった。

 ここで休憩。
最初はガラガラだった会場もほぼ8割
の入りになっていた。半スペースなら
間違いなく超満員札止め。実券入場者も
かなりいたから、この興業は儲かっただろう。
だが売店には、選手が誰も出てこない。
普通サイン会の一つもやるはずなのに。
それでもグッズを買っていく人が結構
いたから不思議。博多はなんだかんだ
いっても景気がいいのかなあ?
下関じゃ考えられない光景である。

◆第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
諏訪魔.河野真幸.征矢学 ○対 
鈴木みのる.高山善廣.× MAZADA
19分29秒
ラリアット→片エビ固め

 GURENTAI対正規軍の6人タッグ。
入場テーマも高山のものが使用され、
「風になれ」は聴けず。
下関で聴けたのは幸運だった。
高山をスターレーンで見たのって、
この会場でデビュー戦を見て以来だと思う。
そう考えると、時がたつのは早いなあ...
と思ってしまった。
一見するとただなんとなく組まれた感じの
カードだったが、ここでみのるのプロレス
頭がさえまくった。リング内をMAZADAに
任せて、場外で河野をターゲットに乱闘
しまくり。それも関節技とイスの二段攻撃。
リング上ではキックとパンチで、
一点集中攻撃。見た感じけがもなく、
みのるはグッドシェープをずっと維持している。
Uの頃から月一しか試合していなかった時期
が長かったのに、純プロ復帰後、けがらしい
けがもしていないで、各団体に出まくっている。
ある意味、これは驚異的である。
間近で久々に見た乱闘はやはり迫力満点。
これで河野が肘を負傷してしまい、
戦線にしばらくもどれなくなってしまった。
リングドクターまで出てくる非常事態に
チームリーダーの諏訪魔も心配そう。

 ということで征矢がローンバトルの展開に。
パンフで読んで知ったのだが、征矢は開幕
で西村を裏切って長州に弟子入りしたという
ストーリーがあったみたいだ。
道理で、無我らしからぬパワーファイト
ぶりが、同じ出自の MAZADAの
ムーブと対照的だなあと思っていたら、
そういう事だったのね。

 意外にも試合は長く、しかも征矢の
粘り勝ち。団体としては期待をかけて
いる一人なんだろう。しかしみのるは
このメンツの中にあって、きちんと
仕事をしていた。ちゃっかり河野との
因縁も作って、彼の商品価値をなにげに
上げていたし、来シリーズへの布石も
打った。この辺は諏訪魔にもっと勉強して
ほしいところである。

◆第5試合 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
曙 ○.浜亮太 対
× TARU. ジョー・ドーリング
16分35秒
ボディプレス→体固め
※第82代王者曙&浜亮太組は初防に成功

 こちらもヒールが試合を完全に作っていた。
まあ、王者チームがいっちゃ悪いがでくの坊
なんで、そうせざるを得なかったんだろうけど、
TARUさんの職人魂に火が付いた。
この日にかける意気込みは相当あったと
思われる。もともと闘龍門ジャパン時代
からここでの会場人気はあったが、
それをブーイングに変えるまで
そう時間はかからなかった。
「わしが一番嫌いなスポーツはな、
相撲なんじゃ!」と相手チームを
ヒートさせ、なんと浜をコーナーに
縛り付けて、横綱をローンバトルにすると
いう思い切った手に打って出た。
これで曙のやられっぷりにも箔が付いて、
試合は思った以上に白熱。

 途中この日二度目のヘイトの消火器も
飛び出して、VMやりたい放題。
そこへ満を持して縛りを自ら解いた
浜が押っ取り刀で駆けつけ、横綱を救出。
盛り上がりに盛り上がりまくりの
スターレーン。久々にこういう熱気を
感じたなあ。曙もローンバトルをよく
堪え忍んだと思う。TARUさんの手の中で
転がされていただけとはいいながらも、
そこまでついてこられなければ、
試合は成り立たないわけだし。
巡業に随時帯同していないゲストとの
因縁抗争は作りにくかったと思う。
前哨戦らしいものもなかったし。
それでもこれだけの内容を残したTARUさん
のプロレス頭はたいしたものだと思う。
空手着着て、蹴りと突きしかできなかった
時代を知っているだけに、余計感慨深いもの
があった。

 当年とって45歳。
まだまだいける!同い年の選手のがんばり
は励みになった。ありがとう、
TARUさん!!

◆第6試合 6人タッグマッチ 60分1本勝負
武藤敬司.船木誠勝 ○.渕正信 対
小島聡.ゾディアック.× 大和ヒロシ
20分58秒
バックドロップ→体固め

 この試合の途中でカメラのバッテリーが
「いっちゃうぞ、バカヤロー」になって
しまって、ケータイで撮影。
武藤の「本拠地」という事もあって、
社長自らノリノリで先発。
地方大会とはえらい違いである。
小島相手にアキレス腱固めの掛け合いや、
バックの取り合いなど新日本道場の
練習風景のような展開を見せた後、
こちらもシリーズ帯同していない淵に
タッチ。正直今の淵をみて、グッド
シェープといいきる人はほとんど
いないだろう。足も細くなっていたし、
正直フロントの人というイメージの方が強い。
だが、この日は白い肌に小島のチョップを
みみず腫れが浮き上がるくらいまで受け、
ゾディアックをパワースラムで投げ飛ばし、
ゾ.ディ.アックのポーズに対抗して、
社長のフ.チポーズに呼応して、
ローンバトルを戦い抜いた。

 肝心の船木の出番はわずかだったが、
ドロップキックにストンピング、
チキンウイング.フェースロック以外は
フィニッシュのバックドロップまで
完全に純プロレスの技を使いまくっていた。
ようやくプロレスの天才.船木
(この人は格闘技の天才じゃなくて
プロレスの天才)の力量を存分に
発揮しだした感じ。
まあ、後はプレイヤーとしてだけでなく、
プロレス頭の方も磨き上げて、早く鈴木の
レベルまで駆け上がってほしいが、
それもそう時間はかからないだろうと思う。

 小島との「異次元」対決でもこの人なりに
頭を使った展開を見せていたし、
この中にあって存在を埋没させなかったのは、
天才のなせる業ではないかと思う。

 試合は、フツーなら次世代を担うF4に
はなをもたせるんだろうが、スポンサーの
手前、そうもいっていらなれないんだろう。
武藤にしては珍しい「先輩プロレス」
ふかせまくりで、武藤組が危なげなく勝利。
ちょっと大人げなかったかも^^

 全試合終了してみて、観客のノリも
良かったし、試合の質自体も悪くなかった。
曙とかゲストが入るとカードがいびつに
なるという弊害はあったけど、それは
選手個々人がテーマを持って、内容を
充実できるように工夫していた。
武藤全日本で常時出場出来ると言うことは、
ほかの団体でもある程度飯は食っていける
という証明になるかもしれない。
過当競争の中でいかにしてお客に飽きられずに、
自分を売り込んでいくか...
あのヘイトでさえ、素顔時代にはなかった
危機感を持って挑んでいるのが、
今の全日本の光景なのだ。
それを思うと、見に来てよかったなあ
と思った。

 試合終了後は、マイミクのタックルさんと
半年ぶりの再会。
結構どこも込んでいたけど、白○屋で遅い
夕食を取ることに。
結局プレッシャー(元.週刊プロレス投稿常連会)
の話と、古くからの友人である博多名物
K団長話と、バカ見さん話だけで盛り上がって
しまった。知らない人向けに話しすると、
K団長というのは、ロリコンで有名で
現在は中国で日本語教師をしている
人物なのだが、その変貌ぶりを逐一
話してもらった。
タックルさんの話聞いていると本当に
同一人物?という位、異性に対して
アグレッシブになっているK団長の
「武勇伝」は、凄かった。
ベス○電器時代にキャンギャルやお客に
声かけて、10会に一回はデートを
成功させていた(女性は見た目じゃ
ないんですよー、仕事が出来て頼りに
なる人間がいいんですよー、
などといっていたらしい^^)、
盛り上がらなかった合コンの2次会で
スピードの曲に合わせて踊りまくって
いたとか...これなら中国女性に
モテモテなのも無理からぬ話であろう。
現地では日本人はとても尊敬されている
そうである(K団長らの活躍によるところ
が大きいとは思う)。
韓国もそうだが、偏向報道によって、
国民の真の思いがゆがんで伝わっているのは
残念だという話しもした。

 バカ見さんの話は...また後日はなそう。
きりがないので。ちなみにタックルさんは
バカ見さんTシャツ着用でこられていた。
天神とかでは目立って仕方なかったそう
であるが、それは一目瞭然^^
 
 10時過ぎに博多駅でタックルさん
とはお別れ。
12月にもしかしたらまた来福するかも
しれないので、そのときの再会を約して。
小倉で降りてクルマに乗り換えて家路
へつくも、夜間工事がそこかしこで
行われていて、行きの何倍も時間が
かかってしまった。帰り着いたのが、
日付の変わる30分前。へとへとだったけど、
膨大な数のお祝いコメントをむげにもできず、
全部に返信してから寝た。
おかげでぐったり。でもありがたい話し
ではある。

 私は幸せ者だ...^^
 まずは、早々に怪獣18号線サンから
御誕生日祝いのイラストをいただきました。
とてもすてきすぎて感涙モノでした!!

 本当にありがとうございました!!!

さて、本題。

1月は「粘り強くてひたむき」
2月は「積極的で行動的」
4月は「闘争心が強い野心家」
5月は「明るく朗らか」
6月は「開放的でとにかく突き進む」
7月は「実はまじめな努力家」
8月は「論理的、積極的」
9月は「落ち着いていて、几帳面」
10月は「正義感が強く、義理人情に厚い」
11月は「冷静沈着で意思が強い」
12月は 「行動力が強い野心家」

 まあ、当たらずとも遠からずと言ったところ。
世の不正には義憤を感じるし、義理人情には
厚いつもりでいます。

 そのかわり、味方になったら絶対裏切りは
しないし、信頼もおいてもらっています。

 だから、私の味方になってもらった人との
友情は長く続く事が多いです。10数年来の友人を
何人も持っていて、たとえ時間が10年相手の再会でも
昨日会ったかのように話せます。

 そういうリア友を私はたくさん持っているのです。
実は(泣)は嘘泣き。本当は「うれし泣き」^^

 そんなリア友と、今日は博多でプロレス観戦。
夏以来の博多で、味と共に楽しんで帰ってくる予定。

 報告は明日。
お楽しみに^^

 これからも、よろしく、ねっ!!
09年10月22日鑑賞。
09年289本目。

 先週、全日本観戦の際に上映時間を確認し、
メンズデー割引と上映期間(月内)まで
確かめていたのに、いざ行ってみたら、
13時台の上映回が削られていて、
朝夕一階ずつの上映で、しかも明日で
終わるという。
きてよかったー...

 本当は来週見に行くはずだったのだ。

 しかし、16時10分まで3時間もある...
写真を撮ろうにもカメラにカードが入って
いないという失態!
 考えたあげくに整骨院に行くことにした。
ちょうど前日から肩と腰が重くなって、
キーボードも打てないくらいだったので、
予約日より1日早いけど飛び込みで
行ってみたら、予約キャンセルがあって、
うまいぐあいに滑り込めた。
思ったより具合が悪かったみたいで、
結構痛かった。

 治療が終わり、取り急ぎ映画館のある
シーモールへ。
ここに奥田英二が支配人を務める
市内唯一の映画館があるのだ。

 まだ上映時間まで40分ほどあったので、
4Fの本屋に寄ってみたら、一冊だけ
週プロがあった...が、先客が立ち読み中。
ちょっとほかのところをうろうろして
あいた週プロを読んだ。

 先日なくなった剛竜馬さんの追悼記事を
佐藤前編集長が書いていたので、
むさぼるように読んだ。
お嬢さんが妊娠中でおなかの中には
剛さんのお孫さんがいたらしい。
けがによる治療が十分でなく、敗血症に
なっていたという。
切なくなった。
これからみる映画が「レスラー」なのに...

 とりあえず映画館に向かった。
奥田英二の映画館になって初めて入ったが、
内装は綺麗にしていたけど、
イスとかスクリーンとか音響は想像通り
昔のまんまだった。
 まあ、こういう場末感たっぷりの中で
見るにはふさわしい映画かなとも思って、
鑑賞したのだが....

 これは想像以上に「痛い」映画だった。
「イタい」のではない。それを含めた
「激痛」の「痛」なのだ。
この映画をみて「感動した」とか「泣いた」
とかいっている人たちは、まだどこかで
この主人公ランディの事を他人事としか
見ていないと思う。

 本当にいたいと思った人は、それを通り
越して痛みまで感じたはずだ。いや、それ
以上に痛みすら麻痺して、それが現実に
見ているのかそうでないのかわからなく
なってくるのかもしれない。

 何度となく、胃液が逆流しそうになった。
ストレス性胃炎から鬱になった私は、
何かものすごいストレスを感じると
決まってげっぷが連発して出てくる。
それが映画をみている間、何回も起こった。

 決して流血を見たからとか、えぐい
デスマッチを見たからとかそういう
のではない。

 ランディがスーパーのバックルーム
から売り場へ出て行くシーン(ここに
観客の歓声が被さる)、接客をしている
シーン、そこでこみ上げてくるものが
いっぱいあった。

 たまたまこのシーモール内で、同じ
精肉関係のバイトをしていたからか、
あるいは、長年のコンビニ業務の
ストレスを思い出したからなのか、
それはわからない。

 とにかく気分が悪いくらいリアル
なのだ。この映画は...

 スーパースターとして脚光を浴びながら、
晩年寂しく散ったレスラーの例は枚挙に
いとまない。今朝もランディのモデルの
ひとりとされるホーガンが自殺未遂を
はかっていたというニュースを聞いた
ばかりである。
 
 ミッキー.ロークが演じ上げた
ランディというレスラーは、劇中で本当に
リアルな試合をしている。しかも誰のムーブ
でもない、ランディ.オリジナルのムーブ
で試合を作っていたのだ。これは特筆に値する。
監督がとことんリアルにこだわったという
試合シーンは、本物の会場で本物の観客を
動員して、本物のレスラー相手に本当の
試合をしたという点が大きい。

 ホーガンをモデルにしたというのは、
イスラム系キャラのレスラーと対戦したと
いう設定と、気をつけてみていれば
ほんの少しだけわかる、それらしいムーブ
でほんの少しだけわかる程度なのだ。
これは特筆ものである。

 参加したレスラーズが「WWEの80%以上
のレスラーより、ミッキーの方が上だ」と
証言するほどのできばえなのだ。
だから、生観戦している感覚を映画館
で味わえる。これは断言してもいい。

 そしてまた落ちぶれたミッキー.ローク
の人生がそこに重なり合う。
だから気味が悪いくらいリアルなのだ。
この映画は、だから、観客を選ぶし、
多くの観客も選ばないかもしれない。
その証拠として、夏に上映されていた
小倉でもナイトタイム一回きりの
上映だったし、下関でも3週の上映が
2週に縮んでしまい、しかも上映回数も
減っている。

 実際、メンズデーなのに、観客は
私含めて二人だったし。

 終わってみたら、治療したはずの体が
またきしみ始めていた。
イスの座り心地も、見上げるようにしか
見られないスクリーンも、昔ながらの
映画館なので、2時間見るには
かなりしんどい体勢を強いられたのだ。

 だから、この痛みはランディの痛みと
いってもいいかもしれない。
私は決してアマレスや、
アマチュア.プロレスをやったことも
ないし、受け身も高校時代の柔道の
時間で取ったくらいの経験しかない。
だけど、この痛みは満身(心)創痍で、
心臓病手術をした身内(父)をもつ
私にとってはリアルすぎる痛みだった。

 カメラが執拗にランディの背中
ばかりを追っているのだが、それが
何度となく父の背中に見えて
仕方なかった。特に心臓のバイパス
手術の傷跡をぬらさないようにして
シャワーを浴びるシーンなどは、
リアルに体験しているだけに、
本当に気持ち悪くなった。

 余談だが、私の父は戦前生まれながら
175センチの長身なので、父の背中が
小さく感じたという体験は一度もない。
だからかもしれないが、父の今でも
広い背中が、ランディの背中に
被さって見えたのだ。

 そう、台詞以上に何度も映し出される
ランディの背中が、この映画の物言わぬ
テーマなのだと思う。コーナーに控えた
時の選手が、ただぼーっと立っているか
どうかは長年見ていれば背中でわかる。
その背中で語れるようになるまでには
かなりの時間を要するのだが、
それを3ヶ月で醸し出したというのは、
ミッキー.ロークの努力や監督の演出も
さることながら、やはり実際のミッキーの
半生がそれを語らしめたのではないかと思う。

 あの広い背中は、時に孤独で、時に切なく、
時に広大に力強く見える。それはまさに
ミッキー.ロークがプロレスラーと同化
したという何よりの証拠だろう。
あそこにいたのは、間違いなく「猫パンチ」
と揶揄されたミッキー.ロークだけど、
それを通り超してきた漢の背中だった。

 男は黙って背中で語る。
これは本物の漢の映画である!
2009-10-20 11:38

お知らせです。

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ませんでしょうか?

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視聴も出来ます。

 タイトルは、
『ジャズピアノの調べ ~古き良き日本の唄~』

「椰子の実」「千の風になって」
「芭蕉布」などの懐かしの曲をジャズ風に
アレンジしピアノで弾いたものを収録してます。
時々、老人ホームで弾いていることを
商品化してみました。

 ホントはね、自分のオリジナル曲で
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 彼を知らない人でも、これなら買って
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 名曲揃いです。
演奏会もやっているそうです。

 よろしくお願いします。
2009-10-19 22:02

アメブロで



この曲貼り付けている人がいて、思わず聞き入ってしまった。
本当にひっっっっっっっっっっっさしぶりに聞いた。

 この曲大好きだったんだけど、忘れていた。
多分、どちらかといえばショートカットの女性に
目がいくのは、この方の存在が子供時代に
すり込まれていたからだと、今頃気が付いた。

 何回聞いてもいい曲^^

 え?
こんなの「新曲」だって?^^

 いいんですよ。
気に入っていれば、なんでも^^
(09年10月15日.海峡メッセ下関展示見本市市場)
試合開始18:30観衆1200人(満員)
 
 12日からの体調不良は今日も続き、午前中までは爆睡。
午後からぼちぼち起きて、16時半になんとか家を出発。
久しぶりの運転だったので、こわごわ行った。 

 17時過ぎに、シーモール到着。
海峡メッセでは駐車料金が発生するので、何か買い物が
あれば、17時以降1000円以上買い物すれば、
閉店まで駐められるシーモールを利用するのが、
通常の地元での観戦パターン。

 カレー中盛りを食べて、結構腹一杯に
なると、汗が出てきた。 
そのままいてもしょうがないので、ちょっと早いけど、
海峡メッセに向かう。到着してみると、珍しくダフ屋がいる。
この時代に珍しいなあ...と思いつつ、素通り。
そのまま会場内をプラプラしていたら、
ジョー.ドーリングとばったり鉢合わせ。
びっくりした!
そのままエレベーターで上階に消えていったが、
景色を眺めにでもいったんだろうか?

 早々に開場したので、そのまま入場したら、
なんと臨席の人と同着。
まだそんなに人がいない中での2ショットは
結構気まずかった。なので、プラプラと写真撮影。
黒づくめのその人は、見かけちょい怖かったけど、
試合が始まると、結構喜んでプロレスを見ていた。
この席だとたぶんロッピーでチケット買った人なんだろう。
観戦初心者っぽかった。

 けど、こういう層がもっとチケット買ってくれないと、
地方大会は成り立たない。ある意味貴重なお客なのだ。

 会場内では、おそらくテーマ曲マニアの木原
リングアナが作ったらしい選曲が流されていたが、
なぜかほとんどが全女の選手のものばかり。
クラッシュとか極悪に混じって、「軍馬のテーマ」
(アニメ「F」のサントラより、山田敏代のテーマ)まで
入っていたのにはびっくり。元.全女の村山レフェリー
経由で手に入れたのかな?


 第一試合前に小島のテーマと共にF4入場。
大和がマイクを持って自己紹介。
TAKAがいなくなっても、こうしてマイクでしゃべりが
出来る選手をちゃんと養成しているのが、
いかにも武藤全日本らしい。
そこへわってはいる形で、ブゥードゥー.マーダース(VM)
が登場。今夜のねらいを簡単に説明。
カズ.ハヤシのもつ世界ジュニアをつけねらう、
ヘイトの前哨戦があるらしい。
 一見するとF4とは関係なさそうだけど、セミで何か仕掛けてくるのか?


◆第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
近藤修司 .征矢学 ×対 ○ 河野真幸. スペル・クレイジー
11分42秒
ダイビングニードロップ→片エビ固め

 出戻りの河野を以前見たのは、まだ練習生時代。
それから格闘技に転向したので、純プロレスをしているのは
はじめて見た。体の大きさを生かしたダイナミックな攻撃が映えた。
一方の近藤組は小さいけれど、パワーファイターといった感じ。
征矢は意外と力自慢みたい。出自(ドラディション)を考え
なければ、これが持ち味なんだろう。
スペル.クレージーは久々見たけど、どこへ出ても
いい仕事をする。

 この試合の中盤で、メディコさん到着。
飲み会をこの後に控えた観戦だったようだ。

◆第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
諏訪魔 ○ 対 × 真田聖也
12分51秒
ラストライド→体固め

諏訪魔って、VM出てから、立ち位置をどこにおいて
いるのか、はっきりしない。このままだと仕事の出来る
中堅といった感じで埋没しちゃうんじゃなかろうか。
若手の突き上げも結構激しくなってきた武藤全日本に
あって、試合に出られるかどうかのすれすれじゃない
かな。この日見て感じたことだけど、とにかく中堅選手が
余っている。それも仕事の出来る人が大量に出られない
という現象が起きている。

 試合は諏訪魔の貫禄勝ちといったところだけど、
この辺でうろうろしていないで、もう一押ししないと、
浜とか河野とかとの競争に勝てないかも。

◆第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
大和ヒロシ × 対  ○ 鈴木みのる
9分06秒
ゴッチ式パイルドライバー→体固め

 鈴木みのるのシングルを見たのはいつ以来だろう?
たぶんパンクラス初期以来かも。
シングルということもあって、パンチ.キック.関節技
(藤原組長得意の腹固めまで出してきた。これもずいぶん
見ていない技だなあ...なかなか使い手がいないからなあ...)
を織り込んだUスタイルを主体に試合を組み立てていた。
地方大会の中締めにみのるが出てくるなんて、
ある意味贅沢ではある。
じっくりとしたプロレスが見られたのは幸い。
大和も若手ながら、よくみのるのムーブについて行ったと思う。
この辺はカズの指導のたまものなんだろう。
ただしゃべりが出来るだけというんではなかったので、
見ていて飽きなかった。

 若手養成マッチは、当然みのるの貫禄勝ち。
これもいつ以来だか、ゴッチ式パイルドライバーで締め。
人あまりな中で、シングル2試合が見られたのは、
ある意味運が良かったかも。

 ここで、休憩。
売店にはさきほど試合を終えたばかりの鈴木みのるが、
サイン会。「世界一性格の悪い男」のキャラにしては、
ものすごく丁寧な応対をしていた。
あれって、キャラ的にはアリなんだろうか?

◆第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
西村修.カズ・ハヤシ ○.浜亮太  対 TARU.× ヘイト. 稔

15分28秒
巻き固め

 休憩あけは早々に神戸の前哨戦。
注目は当然ヘイトとカズの絡みになるわけだが、
マイクで悪態付いたヘイトが襲いかかると、
VMが一斉になだれ込んで、場外戦。
しかし、乱闘らしい乱闘は少なく、浜や西村、TARUにも
見せ場があって、それなりにおもしろい試合になっていた。
ただ、なぜ稔がVMに加入しているのか、意味が
わからなかった。ジュニアとしてより、中堅の使われ方
だよなあ、これでは。

 全日本だとジュニア戦線が活気づくという感じはないし。
まあ、今回は締めに世界ジュニア戦をもってきているから、
そこそこ意味があるんだろうけど、正直このまま
埋もれる危険性大かな。いい仕事の出来る中堅で
終わってほしくない人材だが...

 試合は、もうちょっと見たかったなあと言うところで、
終わってしまった。この抗争はトゥ.ビー.コンテニュード
ってところなのか...

◆第5試合 タッグマッチ 30分1本試合
小島聡 ○.ゾディアック 対 ジョー・ドーリング.× 歳三

18分15秒
ラリアット→体固め

 F4対VMのセミ。
この試合からメディコさんに誘われて、東側に移る。
三冠王小島率いるF4は正統派ベビー軍団といった感じ。
でもこの二人、こないだ来たときはVMだったんだよなあ...
小島はともかく、ゾディアックの変貌ぶりにはびっくり。
ドーリングはヒール向きじゃないような気がした。
なんかとってつけた感じがあって、根っこがヒールになり
きれていない感じ。歳三も、マスクかぶっているけど、
やっている事は同じだし。

 一方の小島はもうさっそく三冠王者の貫禄が出ている。
技の仕掛けにも、試合の流れにも、新日本時代には
なかった「間」があって、それを生かしていたし、
全日本に来て本当に変わった選手というか、
なんというか...^^
使っている技とかそんなに変わっていないんだけど、
見せ方が本当にうまくなったと思う。
VMの介入もありつつの、試合はこの日一番の盛り上がりで、
小島組の勝ち。

 会場では武藤がいなくても、たぶん大丈夫なように、
次第に大事な部分を小島に任せる体制に移行させつつ
あるのかもしれない。

◆第6試合 6人タッグマッチ 60分1本勝負
武藤敬司.船木誠勝 ○.KAI 対 高山善廣.× MAZADA.FUJITA

13分31秒
バックドロップ→体固め

 船木はだいぶんプロレスの興業になじんだ感じがした。
久しぶりのプロレスなのに、生き生きしていたし。
ドロップキックの打点も若手時代と変わらずフォーム
が綺麗。一方でU以来培ってきた関節技やキックも披露。
チキンウイング.フェースロックなんて久々見た。
もう死んだ技に近いものを引っ張り出してきたあたりが、
船木なりのこだわりかな。
ここまでできれば及第点でしょう。
メインイベンターとしては上等だと思う。
欲を言えば、高山との絡みがもう少し見たかった。
だいたい地方大会だと全日のメインは20分近くやるんだけど、
今回は会場賃貸料を安くしようとしたのか?
武藤社長大車輪の活躍で、若手にもたいした見せ場は
作らずに、メインイベンター同士の名刺交換代わりの試合に
してしまった。まあ、それでもこれだけのメンツがそろえば、
それなりに形にはなるので、全然問題なかったけど。

 全体的に見ると、良くも悪くも武藤全日本の地方興行らしい
大会だった。会場の入りは非常に寂しいものがあったけど
(主催者発表の2割の入りといった方が正解。招待客
差し引けば、もっと少ないだろう。)、それなりに盛り上がったし。
選手層を考えれば、全試合タッグでもよかったのに、
シングルマッチ2試合も見られたし。
まあ、満足のいく大会だったと思う。

 この後飲み会のメディコさんとは、会場でお別れ。
そのまま、家に帰ったら9時半前には到着してしまった。
おかげで観戦記を書き上げられた。
2009-10-14 12:07

ゴールドカード

  昨日もらってきました。
皮肉にも、病気で行動が制限されたのと、
運転に倍以上の神経を使わなければならなく
なったがために、得られたのは皮肉と
言えば皮肉ですが、ありがたく頂戴しておきます。

 ありがとうございました。